黒部トロッコ列車

ツアー２日目はトロッコ列車。

黒部渓谷鉄道は、深い黒部渓谷に流れる黒部川水系の発電所建設の資材運搬用鉄道として敷設された。今は観光列車として運行している。

出発の宇奈月駅周辺を散策する。鉄橋、トンネル、冬の徒歩用トンネル、吊橋と盛りだくさん。

駅に戻ってトロッコ列車に乗り込んだ。屋根はあるが吹きさらしの普通列車。室井滋さんのアナウンスが流れ駅員さんに手を振ってガタピシ出発。

赤い鉄橋を渡り、深い渓谷の川沿いを走る。雨後の水の濁りは猿橋までで、上流の水面はグリーン。

最初は風が気持ちいいと思ったけれどやはり高地、だんだん寒くなる。トンネルに入った時の冷たさといったらない。添乗員さんによると、人の体温を奪うのは、一番が雨などの水でその次が風なのだそう。

発電所はお城みたい。

釣鐘駅で下車してお弁当を食べた。

30分ほど滞在して宇奈月まで引き返す。

ガタガタギーギーにぎやかなトロッコ列車、こんな深い渓谷に鉄道を敷くのはどんなに大変だっただろう。観光客は鉄道も自然も楽しいばかりだけど。

赤い橋を渡るトロッコ列車に手を振って写真を撮った