11月の中旬頃に、食べ物が食道につかえるような症状がありました。
加齢現象?と思ったんですけど、その後も胃の不快感があって、食道がん?or胃がん?と
気になっていたんです。
上部消化管内視鏡検査を受けるしか無いと思ったけど 予約でいっぱいで、最短で12月21日
と言われて、今日はお休みを交代してもらって検査を受けてきました。
検査前日の夕食は夜7時までに済ませ、夜9時以降は何も食べないようにということですが、
昨日は仕事で遅くなったので、夜7時に職場で夕食を済ませました。
水・お茶は飲めるので、夜中に紅茶を1杯飲んで、朝は飲食なしで向かいました。
内視鏡検査の順番は3番目でした。
中待合室に呼ばれて、胃の中の泡を取り除く水薬(ガスコンドロップ内容液)を飲みます。
喉に、スプレー式の麻酔(キシロカインスプレー)を2回に分けてした後、内視鏡室へ。
※ 初めてなので、鎮静剤の注射をした方が楽だと言われて同意サインしていましたが、
主人は用事があって送り迎えを頼めなかったので、注射無しで実施。
鎮静剤の注射をしたら、帰りの車の運転が出来ないのです。
食道・胃・十二指腸を内視鏡検査してもらった医師から説明を受けました。
かなり重度の慢性胃炎で、こんなに重度なのは見たこと無いと言われてしまった。
食道は綺麗だそうで。
ヘリコバクター・ピロリ菌検査で 陽性 が出ました。原因はピロリ菌だったんですね。
下画像は検査途中ですが、陽性だと ピンク色に変色するそうで、色が変化しています。
ピロリ菌除去の治療をして、1年に1回は胃カメラ検査を、少なくとも4年間は続けて
下さいとの説明でした。
その後、消化器科を受診して、別の医師から内視鏡画像を見ながらの説明を受けました。
胃の粘膜が炎症を起こしています。正常な胃の粘膜はピンク色です。
下画像は、十二指腸の入口。
ヘリコバクター・ピロリ菌 除菌治療薬が処方されました。
抗生物質2種類、胃酸を抑える薬1種類、合計3種類(5つ)を7日間。
朝食後と夕食後に1日2回の服用です。
7日間の内服終了後、4週間の期間を空けて、1月25日(水)に検査。
除菌判定は、検査用の薬を飲んで数十分後に呼気の成分を調べて判定する
『尿素呼気試験』という検査で、風船を膨らませる飲酒運転のチェックのような
検査らしいですよ。
結果は1週間後の2月1日に分かります。
除菌成功率は約70~80%。除菌できなかった場合は、薬の内容を一部変更
して再チャレンジ(2次除菌)。
2次除菌まで行うと、除菌成功率は90%以上になります。
中断しないように、忘れずに服用したいと思います。
私としては、がんで無かったので良かったと思っています。
初期だったら完治する可能性も高いけど、症状が出てからは末期で手遅れも多いので。
母方の家系は がんが多いようで、祖母は胃がんでした。
孫ちゃんと飛行機旅した頃から調子が悪かったので、笑顔を見ながらも
これが最後の旅行になるかもしれない なんて考えていたんですよ。
家族には心配させるので内緒にしていて、娘には3日前に伝えて、主人には
今朝、言いました。
二人に一人は がんになる時代ですから、皆さんも気をつけて下さいね。
社会保険本人3割負担で、病院 5570円、薬局 1640円でした。