ひげ爺さんのお散歩日記-3

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「タイツリソウ(鯛釣り草)」 ケシ科 

2023-04-16 07:57:05 | 日記
    「タイツリソウ(鯛釣り草)」 ケシ科 ☆3月26日の誕生花☆
         花言葉は… あなたに従う・従順・恋心、失恋







 昨日、息子の運転で妻が迎えに来てくれて、10時過ぎに退院しました
 
 帰りに、何か食べたいものが有ればと、スーパーに寄りました。
 すると、もうスイカやメロンが売り出されていて驚きました  
 入院したのが2月初め… あれから二月半… 季節の流れを感じます。
 家に着くと、息子の嫁さんや孫たちが の花束で出迎えてくれました
 涙がチョチョ切れそうに。 (夕方には娘も退院したひげの顔を見に駆けつけてくれました)
 道路から庭への3段の石段… お婆ちゃん(母)が手摺りを持って、「よいしょ~」と
 掛け声をかけて上がっていましたが、今のひげもそんな感じでした
 
 妻の料理… 今が旬の “筍料理(煮付け)“、全く味がしません 期待していたのにガッカリです。
 その代わり、“ポテトスープ“ は味も分かって美味しいわぁ。 スイカは味が分からず、メロンは美味しい!
 味覚障害ですが、美味しい、味がない。⇦この差は何なんでしょうね
 2階のひげの部屋へ14段の階段は、途中で3度呼吸を整えながら登り切りました
 昨夜は夜中3時にオシッコに起きただけで、7時までぐっすり眠れました。
 朝起きた時… あれっ?ベッドじゃない… ひげの部屋でした


  広島カープ、退院を祝うかのような、劇的なサヨナラ逆転勝ち!
 家に帰れば契約している回線で、カープの試合は全て見ることが出来ます。
 2階のひげの部屋で、妻と娘と3人で世間話をしながら観戦していましたが、広島3-4ヤクルト、すでに9回2死…
 今日はてっきり負けだと観念しました  ところが… 代打に出た堂林が四球。 差は1点。
 一人走者が出れば何が起こるか分かりません。 とはいうものの、そんなに上手くいかないのも現実です
 が、奇跡が起きたんですねぇ、次打者秋山の今季初本塁打が飛び出し、サヨナラ勝ち
 それにしても、9回2死、走者なしからの逆転勝ち。 年に何度もある事ではありません。
 妻が 「わぁ、お父さんの退院祝いじゃ」 ひげ・妻・娘… 手を取り合って喜びました


 今日の花は 「タイツリソウ(鯛釣り草)」 です。



この花には思い出が有ります。 自治会の役員になり、子供の下校見守りを始めた年のこと。
前半の見守り隊が終わり(当時は下級生の下校と上級生の下校と2回見守っていました)、
後半まで30分時間が有るので付近を探検していたら、花屋さんを発見。
裏通りを更に奥に入った、流行ってなさそう~な花屋さんです(ごめんなさい)。
そこでこの 「鯛釣り草」 を初めて見たのです。
20分ほどご主人と不思議な花形の 「鯛釣り草」 談義をして後半の見守りに戻りました。
するとしばらくしてご主人が追いかけて来られて 「どうぞ持ってって下さい。
どうせ売れ残りですから…花好きの方に…」 と言っていただいた花なんです(笑。 
その後、庭に植え替えて、3年程楽しませて貰いました(今はもう・汗。






しなる竿に鈴なりの鯛。 「鯛釣り草」 とは言い得て妙ですね(笑。
ですが欧米では “鯛” が “心臓” に見える様で、
英語名 「bleedeng heart(血を流す心臓)」 や、
ドイツ語名は 「tranendes Herz(涙を流す心臓)」、
フランス語名は 「coeur-de-Jannette(ジャネットの心臓)」、
「coeur-de-Marie(マリーの心臓)」 などと呼ばれ、なんか気味が悪い名前ですね。 
いつも日本が付けた花の名前はセンスが悪いと思っていましたが、
この花に関しては日本名に1票入れます(笑。




原産地の中国名は、花の形を “キンチャク” に見立てて 「荷包牡丹(きんちゃくぼたん)」。
牡丹には見えませんが、 “キンチャク” とは面白い発想ですね。
正式な名前は 「ケマンソウ (華鬘草)」 といいます。 
花が仏殿の装飾の “華鬘(ケマン)” に似ているところから名付けられた名前です。
日本には室町時代に渡来したそうです。


 児童絵画展”にアップされていた絵を紹介しています。
今日の絵は小学6年生の男の子が描いた絵(題名は有りませんでした)です。


 井戸の水をくみ上げる “手押しポンプ” ですね。
ひげの子供の頃は至る所で見掛けた物ですが、最近はほとんど見かけませんね。
散歩エリアでは一ヶ所、久米田池に行く途中にある墓場で1基見掛けるのみです。
そうだ、お庭の花壇の飾り物にしているお宅も1軒あります。
この水、夏は冷たく、冬は温かいんですよね。 夏、スイカやウリを冷やしたもんですが…。
この絵のお宅はお庭に、まだ現役で使える手押しポンプをお持ちなんですね。 


 過去の 「ひげ爺の子供見守り隊」 の紹介です
 2016年5月6日(金)  今日の見守りは今日から家庭訪問と云う事で、1時15分からの1回です。 
1時前から見守って来ました。 ゴールデンウィーク中の平日、今日に限って雨…
あっさり学校は休みにしたらいいのに… なんてブツクサ言いながら見守って来ました(笑。
3年生の女の子が2人帰って来ました 「おかえり~」 「ただいま~」
「ゴールデンウィーク、どこかに連れててもろうたか?」 「いつものとこ」
「いつものとこって、おっちゃんには分らんじゃないかぁ… どこへ行ったんや?」
「パパの実家の島根にお墓詣り」 「へぇ~、GWにお墓参りって珍しいのぅ。 誰の墓なん?」
「お兄ちゃんの… お兄ちゃんなぁ、5月3日に亡くなってん。 
それでいつもゴールデンウィークにお墓参りに行くねん」
 
「ほうかぁ、お前のお兄ちゃんって… 何歳で亡くなったや?」   
「生まれてすぐ… 生きてたら今、中学1年生」 
「ほうかぁ、ほいじゃお前はお兄ちゃんの顔を知らんのじゃのう」
「うん。 写真が1枚だけ有ってなぁ、4枚焼き増しして1枚はパパとママの部屋に飾って、
1枚は私の部屋、1枚はお姉ちゃんの部屋、もう1枚はパパの実家に飾ってん」 
アカン! 鬼?(ひげ)の目に涙。 
「ほうかぁ、本当はお前は3人兄妹じゃんたんじゃ」
「そうやねん」 「お兄ちゃんに逢いたいじゃろう?」
「うん、でなぁ、お兄ちゃんも勉強が出来るように、お墓に私とお姉ちゃんの ドリルを置いて来た」 
アカン、もうボロボロ。 ハンカチで涙を拭うと、もう一人の子が 
「おっちゃん泣いてん?」(・・・。   この日記を書きながらも涙が… 】

 2016年05月10日  今週一杯は家庭訪問と云う事で下校時間は1時15分です。
見守りの始めは降っていなかったのですが、途中から激しい雨が降って来ました。
4年生の女の子たちが帰って来ました。 「おかえり~」 「ただいま~」
4人の中に1人だけ傘を差していなくて、ずぶ濡れん子が…


「なんや~お前はぁ。 こないだもお前一人傘を差しとらんかったじゃろう?」
「今日は傘を持って行こうと思ってん」 「ほいじゃぁ何で持って来んかったんや~?」
「傘を取ろうとしたら蜘蛛が居てん」 「ほいでどうしたん?」 「怖くて取れんかった」(汗。
「…なんだよう、手で払い除けりゃええじゃないか」 「怖いもん」 「怖い事あるもんかい」
情けない! なんか生命力の無い子が増えているような… (汗。
「早よう帰って着替えんにゃぁ、風邪引くなよ」

 2016年05月11日  今日も家庭訪問なので下校時間は1時15分からに1回です。
5年生の女の子たちが帰って来ました 「おかえり~」 「ただいま~」
「おっ、お前、えらいすっきりした顔をしとるの~」 「お母さんに顔を剃ってもらった」
「ほうか~、顔が明るう見えるでぇ」 「おっちゃんありがとう」(笑。
この子、以前から口の周りの産毛が気になっていたんです。 でも言えませんよね(笑。 
よく “顔の髭を剃ると濃くなる” って言いますが、これは迷信らしいですねぇ。


「いつも見守ってもらってありがとうございます」 「いえいえ、ご苦労様です」  
写真は家庭訪問に行く先生と帰る子供たちです。 この子の家に行くのでしょうか。
私の頃は自分の家の家庭訪問が済んだら、次に行く友達の家まで先生を案内したものですが、
今はそんな事は無いようですね。
コメント (5)
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