人外花境

暇人の何でも自然観察日記

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OLYMPUS PEN - D に思うこと

2021年08月27日 | 写真

山頂の風下側に雲が発生する、高山ではよく見られる現象、

ですがこれは我が家の裏山の銭函天狗山(536m)です。

二ヶ月前なら昼飯前にちょっと登ってこようか程度の山だったのですが、

坐骨神経痛の身にとっては高嶺の山になってしまった。

痛みはほとんど無く右足に疲労感やだるさが残るまで回復したのですが、なんともはや。

 

1962年製造のハーフサイズカメラOLYMPUS   PEN-D、今日は物撮りに挑戦します、失敗例ですが。

物撮りと書いて「ブツドリ」と読みます、小物などの標品撮影のことをさす業界用語です。

ポイントは二つだけ①ピントを確実に合わせる②影が出ないように光を回す、これだけです。

59年前のカメラでキズ・ヘコミ・塗装剥がれなど使用感一杯ですが完動品です。

 

このカメラの特徴としては、裏蓋と底蓋が一体となり取り外し方式になっていることです。

シャッターは  COPAL-X   で MADEIN   JAPAN  と書いてあります、当時としては当たり前でした。

今所有している最も新しいカメラ、PENTAX   KPには、MADE   IN   PHILIPPINES   と書いてあります。

 

セレン露出計付、露出計の針が14を示しています、

絞りとシャッタースピードの組み合わせで窓に14を表示させます。

デジカメの露出計で検証したらピッタリと一致、59年たっても正確に作動していました。

 

大きさ、重さ、ホールド感、これと同じデザインでデジカメ作ってくれないかな。

ポンコツになった我が身と、59年経っても正確に作動するカメラと比較して、益々ナ・サ・ケ・ナ・イのだ。

 

 

 



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