天国の光は

こんな光かとレースのカーテン越しに見ています。

昨日、今日と、とても寒いけれど、光は眩しいほどで、そんなことを思いました。

もうすぐプランターに埋めておいたチューリップ達も芽を出して、４月の終わりごろには咲いてくれることでしょう。

この１９日には６９歳になる私です。

疲れやすくはなりましたが、精神的には年々若返っているように思えるのは何故？

若返って若返って、ある日ぽっくり死んでいくのかもしれません。

そう考えると、死ぬことが希望のようにも思える私です。

　 若返るわれの未来に死はありて死は希望なり春光のごと ｂｉｋｏ

西空に残る満月

今日が締め切りの短歌関係の封筒を、さきほど投函しようと外に出ると、西空には建国記念日の名残のような満月が出ていました。

ああ、お月様はこんな寒空に、たった独りで浮かんでいる。

満月というのは、こちらに顔を向けていられるように見えますね。

　　三日月も眉月もある月の貌われに真向かふ満月の貌　　biko

　　地上には降りてこられぬ満月と皇室すめらみことの孤独よ　　biko