眠れない日が続いていました。
来る日も来る日も、何日も何日も・・・
ご多聞に漏れず高齢化の進んだ私たちの団地ですが、今回団地で作っている会の何年振りかの役員の入れ替えをすることになりました。
眠れない原因は来年度の新旧役員の交代の人選で、見通しが見えないままの状態が続いていたからです。
旧の人たちは残ることになった私の為に、「貴女がやり易いと思う人を探して。」
と引導を渡され、私もその時は確かに納得しました。
細くとも長く続けていくためには若い年代の方たちには遠くない将来にがんばっていただかなくてはいけないと思い、今だったらまだ動けるという私と同年代の人たちをと手元の名簿を繰りながら一人ひとりに打診して歩きました。
ところが「老老介護がある」「家族の病院の送迎で忙しい」「自分の病院通い」の他、
「主人が良い顔しない」「自分の趣味で忙しい」「あの人がしないと言ってるので私もしたくない」「犠牲にするものが多くなる」等々・・・・
散々言い訳を聞かされ、さすがに心底参ってしまいました。
確かに役員をするということは沢山の犠牲があって成り立っているともいえますが、その犠牲を他人のせいにするかいずれ自分自身もお世話になるかも、と捉えると無関心ではいられないと思います。
今回の出来事は誰も知らない私の一人戦争になり、正直この戦争を終わらせたいあまり解散すればいい!! 何で私だけがこんな思いをしなければいけないの? という気持ちになった時もありました。
でも、それも今日で終わりです。
私の目の前に女神さまが現れました。
了承のお返事を頂いた時は、ホッとして膝の力が抜けてその場に崩れそうになりました。
今回の私の経験から、自分が退く時に、「貴女がやり易いと思う人を探して。」
と会に残って下さる人に同じことを言うかもしれませんがそれと同時に、無責任なことはできませんので微力ですが私も一緒に足を運んで新しい人を探すため感謝の気持ちを込めて頭を下げて回らなければ・・と思っています。
『終わり良ければ総て良し』
これまでいろいろ葛藤もありましたが、忘れようと思います。
Kさん、この度は快くお引き受けくださりありがとうございました。
どうぞよろしくお願いいたします。