きのう 通った薬の量販店の前には開店と同時に数えただけでも20人以上。
立ち止まって見ていたら みんなトイレットペーパーとティシュ―を抱えて出てくる。
おひとり様1点って書いてあるけど この人たちはほかのスーパーにも行ったらしく 自転車の荷台に括り付けられていた。
若い人は紙おむつも買ってたなあ。
テレビで デマですから 買いこまないでくださいって言ってたけど こんなにみんなが買っていると 心配になるよねえ。
私が子供のころのぼっとん式の便所の隅には新聞紙や雑誌が隅に置いてあった。落とし紙 とか 拭くの紙 とか言ってたなあ。
四角い柔らかいトイレットペーパーが売りに出されたのは 60年前頃じゃなかったかしら。
生理用のナプキンが発売されたのもそのころ。脱脂綿をカットして使っていたが 大学1年の時 東京の友人が見せてくれて こんなに便利なものがあるなんて とびっくりしたことを覚えている。
我が子を育てるときは 布のおしめだった。 2枚 T字形にたたんで使った。
孫の時代は紙おむつ。 1回ごとに捨ててしまうのはもったいないなあと思った。
時代の流れだね。
この紙おむつのためにどんなにたくさんのパルプを使うのかと 心配になる。
ティシューも贅沢なものだと思った。
母は 鼻をかんだ紙を 乾かしてまたつかっていた。4つ違いの弟は新聞紙で鼻をかみ 新聞の文字が鼻についていたことがあった。
なんでも便利に快適になったけど それがないと生活できなくなっているから 買い占めに走るんだろうなあ。