ズボンが落ちる―――

ン？なんだかズボンがきつい。

家にいるときは1年中　半ズボン　半袖。現役時代からの習慣なので　長い袖や　ひざから下があるズボンは　煩わしい。
すらりとした手足なら　そのまま外でも歩きたいのだが　80近いおばあさんが　半袖半ズボンでスーパーに行ったら　ぼけたか　徘徊か　と通報されるのが関の山なので　家の中だけにしている。寝るときも　半袖　半ズボン。

わたしは　寒さにめっぽう強く　首だけが寒い。

ズボンは　スーツ以外に24本ぶら下がっている。めったに着ないから　消耗もせず　買うこともめったにない。

ところが　昨日　英語のレッスンに行くのに　新しいオレンジのブラウスに　ちょうど色があうズボンを　クローゼットから取り出して　はこうとした。ちょっときついかなあ　と思ったけど　まあいいやと思って　はいて出かけた。

いつも行く　喫茶店で1時間　最後の予習をしようと座ったら　バリっという感じでボタンとジッパーが　はじけてしまった。。

きゃあ　どうしよう。出先でズボンが歩くたびに落ちてくる。糸と針を買ってもウエストが我慢しないだろう。　時間もない。せっかくのオレンジ色の上着をぎゅっと下に下げ　へその下まで下ろした。

いつもならレッスンの間　立ったり座ったりするのだが　きのうはじっと座ったまま。

Are you OK？　と先生。
Sure. But,a little bit stomachahe. No, No, to say frankly my zipper was broken. So I can't stand up.B/C overweight!!!

先生の笑うこと　笑うこと。

帰りに吊りバンドを　彼のアドバイスに従って購入・堂々と8㎞　歩いて帰ってきた。
体重は　そんなに増えていないのだが　地球の引力に逆らわずに下に下に落ちていくものなのねエ。家で計ったら83㎝。
この間まで75㎝だったのに。
こんなに運動しているのに。
あんまり食べていないのに。

来週は人間ドックだ。絶食だあ。

アメリカのハローウイン

あしたはハローウイン。

私がアメリカに行ったのは2001年だからもう18年前になる。
その日　学校に行ってびっくりした。みんないつもの洋服ではないのだ。まるで映画の中にいるようなお姫様や　ギャングや　当時イチロー選手がアメリカに来て大活躍をしていたので　イチローのユニフォームをいていたり　サンフランシスコジャイアンツに新庄がいたので　新庄のかっこうをしたり・・・・。

その日の朝　ステイ先の14歳の長女が　着物着せて！！　と言ってきたので　持って行った着物を着せたら　とても喜んでいたが　そのまま学校に来ていくとは思わなかった。

先生方もそれぞれの衣装を着けて　お互いに楽しんでいた。
日本ではまだそんな行事は流行ってなかったので　その日は　授業中もその格好なのでとても奇妙だった。

午後からは　全校生徒が街中を行進して　楽しんでいた。
私は　アメリカにはこういう行事があるんだ　と新鮮に思えたが　まさか日本で　今のようにバカ騒ぎになるとは思わなかった。

その日の夜　家族が出かけて行くときに　私に　もし誰かが来たらこれをあげてねと　袋いっぱいのお菓子を渡された。

誰が来るの？
うーーん　分からないけど　とにかく来るのよ毎年。　という。なんだか変だなあ　と思っていたら　暗くなった7時ごろ　外でドアをたたく音。出てみるとたくさんの子供たち。口々に Trick or treat と　言っているので　ああ　そうか　これがお客さんなのね　と　渡されていたお菓子を少しずつ渡した。

たくさんあったお菓子がなくなっても　子供たちが来るので困って　慌てて電気を消して　居留守を使った。

しばらくして家族が帰ってきたので　ちゃんと言ってくれればいいのに　びっくりしたよ　と　いうとみんな大笑い。

だって　言えば楽しみがなくなるでしょ？これがアメリカの風習なのよ。
ここの家族も よそのうちに trick or treatと行っていたらしい。 子供たちだけでは　夜　危ないからいつも行けなかったけど　今年は　わたしがいるので　安心して出かけたらしい。

忘れられない思い出だ。

いつもは120なのだが

20日　21日　22日はジムが連休だったので　いけず。24日はランチ会だったので行けず。

27日はようやく行けたが　10月19日以来のため体が重く　いつもの記録が出ない。おまけに肩が痛い。ランニングだけは　いつものデータでやったが　ふと心臓の脈拍が表示されるのを見て　びっくり。

139拍だって！！！　いつもは120前後。びっくりしたなあ。
危険です。ペースを落としてくださいの表示。慌てて７ｋｍ/１時間に落とした。

さて　今日は　いつもの重りを使っての器械も　肩はいたくない。
ちょっとでもエクササイズを休むと　再出発は厳しいもんなんだね。

きょうのランは　いつもの8，5ｋｍ/1時間の速度を15分だから2㎞とちょっと。心拍数は120だから正常。

元旦マラソンは９ｋｍ/1時間で走らないといけないのだ。
箱根駅伝に参加するセレクションが日曜日にあったが　学生は20㎞を大体3′ペースで走るのだから　私の3倍のスピードだ。すごいねえ。それも急坂だよ。

7歳児も低学年の部で　はしる。彼は1歳10か月のころからレースに出ている。はじめは　抱っこ　と言っていたが　好きなぬいぐるみをポーーーんと前に投げると　それを取りに行き　またポーンと投げて　の繰り返しで500mを走り切った。　

今は　私を遠く離してさっさッさと走る。そうだよねえ79歳の私と一緒に走っていたら　彼の将来は案じられるよねえ。

たまには 東京に

誕生日のお祝いをいただいたので　そのお礼に何かを差し上げたいと思っていた、

東京から30分で来る我が町だが　気の利いたものは見つからない。生活に必要な物はたくさん有り　すぐ手に入って便利なのだが　改まって探すとなるとないので　東京まで出かけた。

月曜日のデパートは混んでいないのにびっくり。定員さん達は　手持無沙汰に立っている。
70歳を超えた人なので　寝るとき暖かいように厚手の腹巻と厚手の靴下を買おうと思っていた。

お客さんが全くいないので　ちょっと　立ち止まって商品を見ようとすると　さっと店員が寄ってきて　何をお探しですか　と聞きに来る。そしてこれはいかがですか　と若向きのものを勧める。

私は　十分おばさんなので　気に入らないものを勧められたら　さっと断れるけれど　気の弱い人なら買っちゃうんじゃないかなあ。

結局　腹巻はどこにも売っていなかった。いや　あったのだが　薄いグレーのパッとしないもので　こんなのを身に着けても　暖かくならないだろうと思われる代物。

近くの売り場で　温かそうな羽毛入りのケープ型のものがあった。これなら風呂上りにちょっと羽織るのにいいだろうと思い　購入。

送るように頼んだら　長野と多摩地区は送れませんとのこと。台風19号の土砂崩れで通行不能らしい。もう1週間が経とうとするのに現地じゃ大変なことになっているらしい。

その他の地域も　日にち指定はできないとのこと。　生鮮食料品を扱っているところは　大変だなあ。無事　手配がおわったので　エスカレータに乗って出口の方へ行った。

乗り降りする場で　何人もの人がだらしなく　座り込んで　ものを食べたりスマホをいじっていた。そばに置いてある荷物を見たら　どうも外国人らしい。彼らの国では当たり前のことかもしれないが　ごみ一つないデパートで　それはないよなあ。

ちゃんとベンチがあるのだから　そこで　スマホでもなんでもすればいいのに。
久しぶりに東京に出るといらいらすることが多くなってきた。
外国人の旅行客が多いからだろう。　

ラグビーにわかファン

今　テレビでラグビーのウエールズと南アフリカの準決勝を見ている。

すごいねえ　あの体で　あのスピードで　とびかかり　たおされ　押され押し　走り　のすさまじいこと。

団子状態で倒れ　乗っかられ　一番下の選手のアップになった顔を見たら　怖くなり　また
1ｍ以上の高さのところからまっさかさまに落ち　動かない。あああ―――と思わず叫んだ。

怖くなってチャンネルを変えた。

鍛えている体とはいうものの　耳がつぶれた人　多数。すごい格闘技なんだねえ。

メルボルン出身のアシュリー先生が　運動の中で一番過酷なものはラグビーだといっていたのもうなづける。
今　9対3　私はウエールズを応援している。理由は　ウエールズにはいったことがあるけど　南アフリカにはいったことがないから。決勝ではイングランドと対戦してほしい。