蔵六の思いつ記

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【陥没事故現場を歩く】1週間で復旧し安堵感 「博多の底力を見た」と市民

2016-11-15 22:57:59 | ニュース
【陥没事故現場を歩く】1週間で復旧し安堵感 「博多の底力を見た」と市民
18:25デイリースポーツ

 JR博多駅前の道路大規模陥没事故から1週間となった15日、午前5時には通行止めとなっていた事故現場の復旧工事が終わり、道路の通行が再開された。周辺ビルへの立ち入り制限もすべて解除され、人や車が頻繁に行き交う日常の光景へとひとまず戻った。現場を見守る市民の声を拾った。

 午前7時半すぎ、陥没事故があったJR博多駅前の現場を再び訪ねた。現場に立つと、発生当時は隕石(いんせき)が落ちたかと思うほどの巨大な穴(縦横約30メートル、深さ15メートル)があったことが嘘のように見事に埋め戻され、きれいに舗装されていた。大穴に吸い込まれるように崩れ落ちた信号機、点字ブロックや横断歩道も真新しい。車やバス、通勤客らが行き交う様子は、事故が起きる前と同じ日常の光景だ。

 「現場を見にきた」という建築土木業の男性(62)は「市長が言うように、オール福岡で官民が結束した結果だと思う。たった1週間で、陥没した穴を埋めるだけではなく、電気、ガス、水道、通信などのライフラインもすべて復旧したというのがすごい」とスピード復旧に舌を巻いた。

 午前5時の通行再開と同時に、事故現場に隣接したビル3棟の避難勧告も解除された。陥没現場の目の前にあるカフェはこの日の午前7時に、不動産会社は同10時半から通常態勢での営業を再開した。

 このカフェで「ランチをよく買う」という近くの会社事務員の女性(50)は「ずっと通行止めで、家から会社へ行くのに遠回りになっていたので、ようやく通れてうれしいです。ここのサンドイッチが好きで1週間ぶりに買えました」と笑顔。「会社ではパソコンが使えず、ようやく昨日から使えるようになったので、仕事がたまっています」と話すと足早に立ち去った。

 近くのホテルでベットメークをしているというパート従業員の女性(51)は「勤務先のホテルは停電し、パソコンも使えず、連泊のお客さまが急にキャンセルになるなど、しばらく混乱していました。それにしても、市長さんの行動力には感動します。マンパワーの力ってこんなにすごいんだと。娘から『ママがいつも通ってる道を見たいけん、写真撮ってきて』といわれたので1枚だけ撮りました」。

 通行人のなかには立ち止まって、元どおりになった光景をカメラにおさめる人の姿も数多く見られた。「博多の底力を見た気がする」と話す男性もおり、わずか1週間という短期間であれだけの穴が埋め戻され、日常生活が戻ったことへの安堵(あんど)感が広がっていた。

 ただ、周囲には、事故によって営業ができなかったり、売り上げが落ちたりといった事業所や店舗が多数あるとみられ、焦点は今後、原因究明や被害補償に移る。福岡市の高島宗一郎市長は、被害補償について「被害を受けられた方を対象とした電話相談窓口を開設するとともに、仮払いも含めてあらゆるやり方を検討している」としている。(デイリースポーツ特約記者 西松宏)


ごめん
元土木現場監督としては、「博多の底力を見た」じゃなくて「スーパーゼネコンの底力を見た」なんだな
そりゃまぁ、地元業者が協力してくれなきゃ、なかなか進まないとは思うけど、おそらく大成建設じゃなきゃ、このスピードでの復旧は無理だったんじゃないかと思う。(大成建設のところは、他のスーパーゼネンコンでも可)

やっぱり化け物だな
コメント
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