アップルシード (1)士郎 正宗青心社このアイテムの詳細を見る |
寝る前に読むものがなくって引っ張り出してきました。
いまだに完璧にすべてを理解しえないマンガです。
当時は「おお!!すげー設定だ!!」と思ってたのですが、既にあっちこちで設定が破綻してたり、陳腐だったり。
しょうがないんですよ、あの当時ソ連が崩壊するなんて誰も予想してなかったし、インターネット等の情報技術がここまで発展するなんてのも予想外。
あの頃の近未来SF関係は「ソ連」が予測できてないため、今となってはヘンテコなのが多い。SFではないけど、ゲームの「スナッチャー」とか「ポリスノーツ」などは小島秀夫作品で、「メタルギアシリーズ」と同じ時間軸のはずなんだけど、先ほどの予想外のため今では陳腐。
まぁ近未来ものを後で掘り返す場合は、「そういう平行世界の話なんだ」と思うようにしてる。どれも、ドラマとしては十分面白いしね。話のプロットとして「謎のソビエト連邦」はとっても魅力的だと思う。
そういえば、アシモフの『ミクロの決死圏 2 - 目的地は脳』もソ連が舞台だったな。買って読んだのがソ連崩壊後だったの妙に違和感を感じた。
これから先の近未来SFはどんな「平行世界」を作ってくれるのだろう