蔵六の思いつ記

思いつきを書き連ねる

SFの物語としての設定

2009-03-26 22:48:57 | 気になること
アップルシード (1)
士郎 正宗
青心社

このアイテムの詳細を見る


寝る前に読むものがなくって引っ張り出してきました。
いまだに完璧にすべてを理解しえないマンガです。


 当時は「おお!!すげー設定だ!!」と思ってたのですが、既にあっちこちで設定が破綻してたり、陳腐だったり。

 しょうがないんですよ、あの当時ソ連が崩壊するなんて誰も予想してなかったし、インターネット等の情報技術がここまで発展するなんてのも予想外。

 あの頃の近未来SF関係は「ソ連」が予測できてないため、今となってはヘンテコなのが多い。SFではないけど、ゲームの「スナッチャー」とか「ポリスノーツ」などは小島秀夫作品で、「メタルギアシリーズ」と同じ時間軸のはずなんだけど、先ほどの予想外のため今では陳腐。

 まぁ近未来ものを後で掘り返す場合は、「そういう平行世界の話なんだ」と思うようにしてる。どれも、ドラマとしては十分面白いしね。話のプロットとして「謎のソビエト連邦」はとっても魅力的だと思う。

 そういえば、アシモフの『ミクロの決死圏 2 - 目的地は脳』もソ連が舞台だったな。買って読んだのがソ連崩壊後だったの妙に違和感を感じた。

 これから先の近未来SFはどんな「平行世界」を作ってくれるのだろう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする