ずーみんのはがき絵七十二候

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うなぎ

2022-07-28 16:49:27 | 日記

 夏の土用にちなんでウナギの絵を描きました。

 土用は四季にありますが、なんといっても話題に上るのは夏の土用でしょう。8月7日の「立秋」の前十八日間が夏の土用ですから、7月の20日が土用の入りで、立秋の前日の8月6日までが夏の土用にあたります。一日に一つずつ、十二支をあてはめますので、丑の日は十二日に一回やってきます。今年は7月23日(土)と8月4日(木)の二回が「土用の丑の日」です。夏バテ防止のためにウナギなど滋養のあるものを食べるとよいとされています。ウナギにとっては厄日と言えるかもしれません。

 

 韓国ではこの最も暑い時期を三伏(初伏・中伏・末伏)といって、やはり参鶏湯や補身湯などの滋養食を食べる習慣があります。三伏の期間は土用より少し長く、約一か月です。

 

 

 韓国で南道食文化研究所の所長さんと話していて、私が「日本では滋養食としてウナギを食べる習慣があるのだが、最近ではウナギの値段が高くなって、なかなか食べることができないのだ。」と嘆いたところ、なんとウナギをご馳走してくださいました。催促したようで気恥ずかしさもありましたが、おいしくいただきました。日本同様のかば焼きと、白焼きの両方が出てきました。どちらもおいしかったです。かば焼きのたれは日本のものとよく似た味でした。

 はがき絵に書き添えたハングルは「三伏に食べたいけど、とても高いので食べることができません」という意味です。

 ウナギは韓国語で「장어(チャンオ)」と言います。「長魚(チャンオ)」かなあと想像しています。