七十二侯中第三十侯「半夏生(はんげしょうず)」は7月2日から7月6日にあたります。
夏至から数えて11日目の雑節を半夏と言います。この日までに田植を終えるとされていて、稲の苗の根がしっかり張ることを願ってタコを食べる風習があります。我が家は現在、農業をしていませんが、こういった行事食みたいな風習の中には残っているものもあって、今でも我が家ではこの時期にタコを食べることにしています。
「半夏生(はんげしょうず)」という字をデザインして書いてみました。「半夏生」を検索してみると、カラスビシャクという植物が生える時候だと出てきます。稲の苗が根をしっかりと張るようにと願ってタコを食べるという風習は全国的ではないということも知りました。ちょっと意外で、そしてちょっと笑ってしまいました。