本日は雨、時々曇り。
午前９時頃に起床したのだけれど
箱根山以来のひどい筋肉痛で午前中をベッドで過ごした。
鹿児島では二日間の滞在期間を設けた。
そのおかげでチェックアウトはしなくていいから、そこに甘えてしまったのだ。
ホテルのレストランで昼食を済まして、いざ鹿児島観光に出かけることにする。
ホテルを出てすぐに商店街に入り、北へ直線に進むと照国通りに入る。
商店街はお土産店やパチンコ店などが立ち並び、平日というのに活気で満ちていた。
照国通りを先に進むと、白い鳥居が待ち構えていて、その奥が「照國神社」となっている。
照國神社は「島津斉彬公」を祀った神社で、
僕はこの偉人が描かれている本などを読んで、先駆者とは何かを
教えてもらった気がする。
境内で参拝を済まして、次の目的地まで向かうのだが
その道々に歴史にゆかりのある場所が点在していた。
歴史好きには堪らない街だ。
そういった場所に寄り道をしながら、「城山」に登る。
西南戦争で薩摩軍が最後まで戦った場所だ。
途中、城山展望台まではバスで行けることが分かったが、
僕は徒歩で登ることにした。そうしなければいけない気がしたから。
歩道がない道路を約３０分程登ると城山展望台に着く。
登っている途中には、
西郷隆盛が西南戦争時に住居にしていた西郷隆盛洞窟があった。
西郷隆盛は人生の最後にここで何を感じていたのだろうか。
城山展望台に着くと、鹿児島の風景が目下に広がっていた。
西南戦争当時とは完全に違う風景なのだけど
その当時のことなどを想い浮かべて、目下の風景を目に焼き付けた。
その後、城山を下る途中にあった屋久杉のお店に入ってみることにした。
いろいろある屋久杉の加工品の中で一点、おちょこが目に着いたので購入することにした。
金額は普通のおちょこが何十個買えるの？
という値段だったけれど無性に欲しくなってしまったからにはしょうがない。
この旅、初の自分へのお土産。
城山を下り終え、再び次の目的地へと向かう。
鹿児島観光はまだ終わらない。
つづく