猫たちの会話

      もし、猫が人間の気持ちで話したら・・・

お兄ちゃんのマッサージ

2015年03月13日 | ジーコの話

 

            折角、暖かくなったと思ったら夜寝て居る間に
            雪が降ったらしいね。
            五重塔に片面だけ雪が積もって居たのです。

         

           僕のお兄ちゃんはマッサージの天才だよ。

        

        まず、耳の後ろからね。  
        とろけてしまうほど気持ちが好いよ。

        

        ち、ちょっと、くすぐったいよ~

        

        この頃、かあさんがなーーにもしたくない病で、
        僕の仕事も増えて肩も前より凝って居るでしっょう?

         

          仕事?
          それは、おはなとかぁ~フーの相手さ。

          嘘ですよ!  ジーコ兄ちゃんはストーブの前を
          陣取って、寝てばかりですよ。
   
          そうなのよ。  大きいお兄ちゃん騙されないで頂戴。

          

         

         おい。 本当かい?
         ジーコも母さんも、寝てばかりいるとボケるぞ。
         しっかりとおはなたちの世話をするんだぞ。

         そうよ・そうよ。  おはなちゃんに毎日体を舐めさせてさぁー。

         フーちゃんも邪魔にされて、ちっとも遊んでくれないのよ

         

        いいですよ。 僕はこうして毎日マッサージをして貰えば最高さ。

        

       あのーー。済みませんが、もう少しゆっくりとして貰えませんか?

        

        やれやれ、今日のマッサージは何時もより少ないな。
        え?  大きい兄ちゃんは風邪気味なの?
        そりゃー、 移ると大変だね。

        おまえは薄情者だな。 風邪でなく花粉症さ。
        さぁ、お水を飲んでお終い。

        

         花粉症ね。移らない様にお水を沢山飲んでと・・・・・
         でも、あんまり飲むと又母さんに

         「おしっこが沢山出るわよ」

         なんて嫌味を言われるからな。

        

        よく飲んで・よく食べて、だから出るものもみんなの
        三倍はあるそうだよ。
        かあさん文句言っているけど、トイレの掃除は何時も
        家に居る時は大きい兄ちゃんがしているのにな。
        お尻だってお尻ふきナプキンで綺麗に拭いて呉れるし・・・
        

        

         ゴホン・ゴホン・ゴホンーーー
        ぶつぶつ言いながら飲んでたのでむせてしまったさ。
        心配して背中をさすって呉れるのもかあさんでなく

          大きい兄ちゃんさ。

        

          いやぁーー。  どうも・どうもでした。
          もう大丈夫だから、さ、どうぞスリッパを。

       

       本当に大丈夫だよ。  
       時々むせるのさ。  
    

      「あんたも年なんだから気を付けなさいよ」って 
     

      口だけで心配してくれるのはかあさんさ。
       自分だって年なのにな。
       かあさんは何時も大きい兄ちゃんに言われているからね。
    

         

         マッサージも済んだし、 明日の朝までぐっすり眠れるな。

         

       僕のべっとは本当に眠くなって来るまでは、此処が落ち着くんだ。
       もう少し大きいと好いんだけどね。
       かあさんのを取り上げてしまったのだから我慢するさ。
       此処に居ないと、おはなとフーの追っかけごっこの時に
       飛び越えるやら、蹴飛ばされるやらで危ないからね。
       でもあまりひどい時は、僕が本気で怒ると大人しくなるよ。

        「 煩いぞ!  静かにしろ! 」 ってね。 

 

                                    
      



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12 コメント

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花粉症 (tsakae)
2015-03-13 12:08:28
庭の五重の塔の写真見ました。
石灯篭の一種なんでしょうか
雪がもっと積もると 風情がありそうです。
奥さんも花粉しょうですが
こちらに来てから 症状はずーと軽いとの事
やはり 地域さもあるようです。
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Unknown (あずあず)
2015-03-13 12:23:41
ジーコちゃんはすっかりお兄ちゃん子なんですね。ジーコちゃんは15歳くらいですか。そろそろ寝てる時間が長くなる頃ですよね。あずきちゃんもだいぶ寝てる時間が増えました。高いところにももう上がりません。3、6から3、8キロくらいでもう4キロにはなりません。フーちゃんが5キロなのは若いからですよ。あずきちゃんだって3歳くらいのときは4、2キロまで増えたんです。ジーコちゃんはきっと年のわりに若いんでしょうね。たくさん食べてたくさん出すは元気のもとです。
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Unknown (ままっち)
2015-03-13 17:02:14
お兄ちゃんは、本当に猫さん達に優しいのですね(^-^)
幸せな3にゃんです。
でも、きっと、母さんにも、本当は優しいはずですよねぇ~。
ジーコちゃん、マッサージしてもらって気持ち良かったね。
花粉症のお兄ちゃん、あまりひどくならないといいね。
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至れり尽くせり (モモママ)
2015-03-13 22:31:37
ジーコちゃんは大きいお兄さんに大事大事されていて幸せですね。
お兄さんがお家にいらっしゃる時は、いつもそうやって傍にいるのですね。
今年は花粉が多いそうですよ。
お休みの日はお家の中でジーコちゃんと居るのが良いですね。
そうすうと、いつもジコはなフーちゃんのお世話で大変なお母さんも休まりますもんね
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Unknown (azu)
2015-03-14 00:12:41
本当だ、五重の塔に片面だけに雪が積もっていますね。
ジーコくん、お兄ちゃんにマッサージから、お水から、
背中トントンまでしてもらって良かったですね。
ジーコくんがお兄ちゃんを大好きなのがわかります。
そしてお兄ちゃんがとても優しいのもよくわかります。
花粉症、辛いですね。私もです。
早くこの時期が過ぎて欲しいです。
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Unknown (なおきちどん)
2015-03-14 19:27:56
おの~、お兄ちゃんワタシもマッサージして欲しいんですけど~
お水は自分で飲みに行くので、モミモミだけお願いします
いいなぁ、じーこちゃんはメチャ可愛がられてるじゃないですか~。
お尻も拭いてもらうって?
超・甘えっ子~(笑)

そうそう今年は花粉症酷いみたいですよね。
うちは母上が花粉症ですが、まだ雪がたくさん残ってる北海道でさえ、そろそろ始まってるみたいです。
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Unknown (zekozaemon)
2015-03-16 10:59:21
{/kaeru_snow/tsakaeさん

石灯篭です。 もう少し雪が風が無く多く降ると、全体に雪をかぶるのですが、今回は風が強く雪は横に降ってたので片面だけだったのですよ。こんなのは初めてだったので撮ってみました。 海風のせいかちょっとおもしろいでしよう?
私は花粉症はないのですが、息子たちは少しあるみたいですね。
ジーコまで・・・・・ 一人前にクシュンクシュンと。
おくさまも引っ越しされてすくなくなってよかったですね。 喘息なんかもひっこしして、発作がで亡くなった人も居ますもの、我が家の主人がそうでした。
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Unknown (zekozaemon)
2015-03-16 11:10:07
あずあずさん

ジーコは3・4才のまよい猫かのらで、我が家の子になって今年で15年ですので18・9才です。
ちょっとシャムっぽくって、首にピンクの紐がつてたいたのですよ。 体中蚤だらけでちょっと見ると蚤が運動会をしているくらいでした。 それを父さんが毎日古いシーツの上で、1匹・1匹取ってあげてました。全部取り上げてから15年たつけど、今では1匹もいませんし、蚤取りの首輪なんかもせずに居ますが大丈夫です。
今は毎日、息子がブラシと櫛を30分くらい掛けてしてあげています。私がすると逃げて行ってしまうのに、息子だとこれ以上だらんと出来ませんとばかり、されるがままです。
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Unknown (zekozaemon)
2015-03-16 11:20:23
ままっちさん

猫もですが、動物は人をよく見ますね。
私なんかは気分が悪い時に纏わりつかれたり、忙しい時ににゃーにゃーと鳴かれたりすると、「やかましい!」とつい怒り声をあげてしまいますが、息子は何時でも、自分の具合が悪い時でもちゃんと櫛をしたり、ねこのトイレの掃除をしたり、毎週未だ食べられそうな猫草も新しいのに変えたりしています。
小さい子とかお年寄りにはとても優しいらしく、たまにご近所の方に「お兄ちゃんが手を貸して呉れてありがとうございました}なんて言われたりするので、こちらがびっくりなんてことがあるのです。
私?  私にはきびしいですよ。 {それくらいじぶんでしなさい」なんてね。 上の息子に愚痴ったら「なんでもお母ちゃんには飴と鞭がひつようなんだ」といつていたよ。だそうです。
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Unknown (zekozaemon)
2015-03-16 11:31:52
モモママさん

そうですね。ジーコは主人が居る時は主人が何処かに出かけると、帰ってくるまで玄関の所でねていますし、今は息子の変える時間ころにはやはり玄関にいます。
「寒い~こっちにおいで」と言っても来ません。
犬の様に飛びついたりして歓迎をすることはありませんが、顔を見るとほっとするのかしらね。
別に私がいじめているわけではないし、ご飯だってちゃんと私が上げているのに・・・・とおもうことがあります。
もっとも盗み食い{フーゃおはなのご飯}をした時はしかったりしますが、それもジーコの体をおもってなのにね。 そんなジーコを見つけるとジーコを叱らず私をおこるのですから・・・・
ジーコが花粉症でくしゃみをしたりお水の飲み方がわるくってむせんだりすると、「どうした?・どうした?大丈夫か?」なんていっても、私がくしゃみをしても知らん顔です。
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