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【大船渡】住民が見た津波、記録集に 45人の体験談収録

2012-05-10 07:58:40 | 日記
転記 
 大船渡市三陸町吉浜の吉浜地区公民館(東堅市館長)は震災の記録集「そのとき私は…」を発行した。住民45人の体験談を収録。津波で家族を失った人や漁業者の様子、地域の状況などの記録が並ぶ。

 体験談は避難した高台や、船を沖に出した海上など同地区各地で住民が見た津波の様子を記録。船を沖出しした人は「判断と行動が正しかったか、今も結論を出しかねる」と記す。

 同地区は明治や昭和の三陸津波の被災経験から高台移転した。高台移転を決断した先祖に感謝する記述も。今回の津波で現れた昭和三陸大津波の津波石など教訓も満載で、「防潮堤があるから大丈夫という考えは間違い」との教えは重い。

 同市三陸町越喜来の特別養護老人ホームで母を失った人も、無念と後悔を覚えた当時を述懐。世界中からの支援への感謝や、震災直後に地域の自治組織がどう動いたかという記録も残した。

 吉浜漁協の定置網の大謀、運転中に被災した三陸鉄道の運転士の話も収録。同漁協の庄司尚男組合長、吉浜の津波の歴史に詳しい郷土史家の木村正継さんの特別寄稿を掲載した。同地区の7人が撮影した写真も載せた。

 B5判125ページで600部発行。図書館や学校などに寄贈し、協力金千円で提供も行う。問い合わせは同公民館(0192・45・2001)へ。

【写真=震災当時の吉浜地区の住民の動きや思いをまとめた記録集】


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