東京新聞より転載
【経済】
5月の給与総額 11カ月ぶりマイナス
2016年7月8日 夕刊
写真
厚生労働省が八日発表した五月の毎月勤労統計調査(速報値)によると、基本給や残業代などを合計した現金給与総額は前年同月比0・2%減の二十六万七千九百三十三円で、二〇一五年六月(2・5%減)以来十一カ月ぶりのマイナスとなった。賃金水準が一般労働者の四分の一程度にとどまるパートタイム労働者の比率が上昇し、全体の給与水準を引き下げた。
給与の伸びに物価変動の影響を反映した実質賃金は0・2%増で、四カ月連続のプラス。消費者物価指数の落ち込みが現金給与総額の下落幅より大きかった。
労働者全体に占めるパート比率は0・18ポイント上昇の30・17%。現金給与総額の内訳は基本給に当たる所定内給与が0・1%減の二十三万九千二百十六円、ボーナスなど特別に支払われた給与も4・1%減の九千七百二十七円。残業代などの所定外給与は0・6%増の一万八千九百九十円。就業形態別にみると、一般労働者が前年同月と同水準の三十四万二千四百五十七円、パートは0・5%減の九万四千九百十円だった。
【経済】
5月の給与総額 11カ月ぶりマイナス
2016年7月8日 夕刊
写真
厚生労働省が八日発表した五月の毎月勤労統計調査(速報値)によると、基本給や残業代などを合計した現金給与総額は前年同月比0・2%減の二十六万七千九百三十三円で、二〇一五年六月(2・5%減)以来十一カ月ぶりのマイナスとなった。賃金水準が一般労働者の四分の一程度にとどまるパートタイム労働者の比率が上昇し、全体の給与水準を引き下げた。
給与の伸びに物価変動の影響を反映した実質賃金は0・2%増で、四カ月連続のプラス。消費者物価指数の落ち込みが現金給与総額の下落幅より大きかった。
労働者全体に占めるパート比率は0・18ポイント上昇の30・17%。現金給与総額の内訳は基本給に当たる所定内給与が0・1%減の二十三万九千二百十六円、ボーナスなど特別に支払われた給与も4・1%減の九千七百二十七円。残業代などの所定外給与は0・6%増の一万八千九百九十円。就業形態別にみると、一般労働者が前年同月と同水準の三十四万二千四百五十七円、パートは0・5%減の九万四千九百十円だった。
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