(5月13日の続き)次に訪れたのがフラワーアイランドの野々島(ののじま)。千代崎展望台から見る陰田島は圧巻なはず。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/a2/2a4b5edf08c239949310657228de02c9.jpg)
渡船は、強い風の中、それこそ高波をバウンドしつつ、寒風沢島から私たちを野々島に運んでくれた。
船尾にいた私は、もろにシブキをかぶって、首から下げたカメラもすっかり濡れてしまった。
レンズフードを外し、タオルで拭きながら歩きを開始。
(その後、いくつかのポイントをめぐっているうちに、そのフードの無いことに気がついた。どこで落してしまったのか全く思いだせない。“認知症”・・・。そんな言葉が頭をかすめて行く。)
野々島コースは、次の通り。
港 13:40 →熊野神社→椿のトンネル→夜泣き地蔵・漂海溺死之碑→風の丘Jun Garden→ラベンダー畑→野々島海水浴場(土のうが積み上げられ、立入不可。千代崎展望台へも不可。)→港 14:40 ※定期船は14:33発。行ってしまっていた。
港に戻り、隣の石浜(桂島)に渡船を出してもらえるか電話で問い合わせたところ、波風が強いので運行見合わせとのこと。
仕方がないので、次の定期船を港で待つことにした。
とにかく風が強いのだから、どこかに退避するしかない。
浦戸諸島開発総合センター内に身を置こうかとも考えたが、「これくらいのことを乗り切れずに山に行けるか!」などと見栄をはり、ザックからジャンパーを出して、桟橋の風除け衝立(ついたて)の陰で過すことを決意。
持参の菓子を頬張りながら定期船の時刻表を眺めていて、やっと気がついた。
私が乗ろうとしていた定期船は、17:03発 上り塩釜行きのもの。
これでは、約2時間半待つことになってしまう。
しかし、下りの朴島(ほおじま)行きは、野々島 16:06→石浜(桂島)16:11→寒風沢島→朴島となっている。
これと上りの桂島発17:11の船を組みあわせることが可能。
この船を利用すれば、待ち時間を1時間短縮。
ついでに、あきらめていた桂島歩きもできる。
一方的な考えでいた自分の頭の固さを思い知らされてしまった。
桂島港を出た定期船が、野々島港に入ってくるのを眺めて、ほっと安堵。
<歩いた野々島のポイント>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/99/181f0ea062e95406aabe82705bb096e4.jpg)
▲浦戸諸島開発総合センター
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/b0/6f3b780bb04dc688bcc5f4655a1f87af.jpg)
▲被災した港周辺の集落
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/1b/eeacc35ea42bcc175167a8268d9cb978.jpg)
▲熊野神社(港の近くの丘にある。鐘楼あり。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/a5/dfcf0963c9bb3f8c64864bf3422065f6.jpg)
▲満開のヤマツツジ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/cd/44bb49c43b44ac451ff84c7d7aefe169.jpg)
▲ヤマブキソウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/52/22e5bcc7fa29d1a7b9d96bf5870207f8.jpg)
▲椿のトンネル(神社の反対方向に、ヤブツバキのトンネルが伸びている。細道だが歩く感触はとてもいい。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/9a/b425c1e21dd8642f66eaa2f9cb6cf7db.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/53/0697e3869d97d4a8edc3783b9ea29141.jpg)
▲夜泣き地蔵・漂海溺死之碑(椿のトンネルを抜けた石段を降りるとその先にある。)
ここから、浦戸小・中学校方向に少し進むと、風の丘Jun Gardenという標識が掲げられた丘に着く。
この丘の先には、眺望所が設けられている。
維持管理が大変だろうな~と思いつつも、いたく感心させられてしまう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/cd/966c012e8ae7f7ba02c5ed7bb241dbaf.jpg)
▲風の丘 Jun Garden
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/62/1bff54689a8129e7c15faa01a2ebe0f4.jpg)
▲風の丘のブランコ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/f3/ba58c4c88f62c1283cd46d23ef2a1e46.jpg)
▲風の丘からの眺望
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/ee/0ddf852cf8dd27b19ca40eeecb39e846.jpg)
▲咲いていた花1
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/e2/8543a873c8cb5eb2139a138ef5ee70bd.jpg)
▲咲いていた花2
民家の脇に咲いていた花の鮮やかさ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/08/cf5c62979f086ed79e70c03eb9084258.jpg)
▲コバンソウ
さらにホンの少し先にあるのがラベンダー畑。
けっこう広い。
奥の防潮堤まで行ってみると、かつては在った船着き桟橋らしきものが見えてくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/a8/1e8a69dfb7af13ffc4aff58c7d245b68.jpg)
▲ラベンダー畑
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/2f/dd2eb373ecca9686b21222e76f28068a.jpg)
▲咲いていたラベンダー
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/cd/87f272aeccc97793a44ffc0d7627fc42.jpg)
▲桟橋跡?
ここから海水浴場側ヘの道を歩く。
フラワーアイランドと呼ばれるように、この一帯には花畑があった。
しかし、津波はそれも流してしまったようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/d8/6e85f54f9ffe686712fd484024977cd6.jpg)
▲破壊された花壇
海水浴場には近づけない。
当然、千代崎展望台もそこからの陰田島も無理。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/f9/4f7c2649a1fe5f4fbe160fdd19fbb33c.jpg)
▲海水浴場前の光景(左は陰田島)
仮設住宅のある方角を見ながら港に戻る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/25/675cdd993f5a5c9abb79e326774e0a31.jpg)
▲陥没した道
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/13/ff644a78b88b8e4d16e4fde42ee92197.jpg)
▲復興支援の車(車体には「東京都自動車整備振興会 八王子ブロック青研」とある。)
※ その後、失くしたレンズフードを探しに再び熊野神社にお参り。結局、見つからずじまい。
次は、石浜へ!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/e5/5d155c036282c3957aa818b185cbe321.jpg)
▲野々島を後にする
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/69/6eb2574db4380aafac0eae0d84ab2435.jpg)
▲強い波風にさらされる島(野々島港の前方。空の黒い点は、ウミネコ。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/0f/8a26551ba4db097c61f9ace751d8a7e9.jpg)
▲土のうが積まれた防波堤のはるか向こうに泉ヶ岳、北泉ヶ岳が見える
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/53/e6a03aa8a3dac2ea7a4fe32bd69be9a5.jpg)
▲石浜に渡してくれた定期船
※ 次に渡った桂島の詳細は ⇒ こちら
※ 寒風沢島の記事は ⇒ こちら
※ 以前に訪れた際にまとめた詳細記事は ⇒ こちら
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/a2/2a4b5edf08c239949310657228de02c9.jpg)
渡船は、強い風の中、それこそ高波をバウンドしつつ、寒風沢島から私たちを野々島に運んでくれた。
船尾にいた私は、もろにシブキをかぶって、首から下げたカメラもすっかり濡れてしまった。
レンズフードを外し、タオルで拭きながら歩きを開始。
(その後、いくつかのポイントをめぐっているうちに、そのフードの無いことに気がついた。どこで落してしまったのか全く思いだせない。“認知症”・・・。そんな言葉が頭をかすめて行く。)
野々島コースは、次の通り。
港 13:40 →熊野神社→椿のトンネル→夜泣き地蔵・漂海溺死之碑→風の丘Jun Garden→ラベンダー畑→野々島海水浴場(土のうが積み上げられ、立入不可。千代崎展望台へも不可。)→港 14:40 ※定期船は14:33発。行ってしまっていた。
港に戻り、隣の石浜(桂島)に渡船を出してもらえるか電話で問い合わせたところ、波風が強いので運行見合わせとのこと。
仕方がないので、次の定期船を港で待つことにした。
とにかく風が強いのだから、どこかに退避するしかない。
浦戸諸島開発総合センター内に身を置こうかとも考えたが、「これくらいのことを乗り切れずに山に行けるか!」などと見栄をはり、ザックからジャンパーを出して、桟橋の風除け衝立(ついたて)の陰で過すことを決意。
持参の菓子を頬張りながら定期船の時刻表を眺めていて、やっと気がついた。
私が乗ろうとしていた定期船は、17:03発 上り塩釜行きのもの。
これでは、約2時間半待つことになってしまう。
しかし、下りの朴島(ほおじま)行きは、野々島 16:06→石浜(桂島)16:11→寒風沢島→朴島となっている。
これと上りの桂島発17:11の船を組みあわせることが可能。
この船を利用すれば、待ち時間を1時間短縮。
ついでに、あきらめていた桂島歩きもできる。
一方的な考えでいた自分の頭の固さを思い知らされてしまった。
桂島港を出た定期船が、野々島港に入ってくるのを眺めて、ほっと安堵。
<歩いた野々島のポイント>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/99/181f0ea062e95406aabe82705bb096e4.jpg)
▲浦戸諸島開発総合センター
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/b0/6f3b780bb04dc688bcc5f4655a1f87af.jpg)
▲被災した港周辺の集落
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/1b/eeacc35ea42bcc175167a8268d9cb978.jpg)
▲熊野神社(港の近くの丘にある。鐘楼あり。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/a5/dfcf0963c9bb3f8c64864bf3422065f6.jpg)
▲満開のヤマツツジ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/cd/44bb49c43b44ac451ff84c7d7aefe169.jpg)
▲ヤマブキソウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/52/22e5bcc7fa29d1a7b9d96bf5870207f8.jpg)
▲椿のトンネル(神社の反対方向に、ヤブツバキのトンネルが伸びている。細道だが歩く感触はとてもいい。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/9a/b425c1e21dd8642f66eaa2f9cb6cf7db.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/53/0697e3869d97d4a8edc3783b9ea29141.jpg)
▲夜泣き地蔵・漂海溺死之碑(椿のトンネルを抜けた石段を降りるとその先にある。)
ここから、浦戸小・中学校方向に少し進むと、風の丘Jun Gardenという標識が掲げられた丘に着く。
この丘の先には、眺望所が設けられている。
維持管理が大変だろうな~と思いつつも、いたく感心させられてしまう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/cd/966c012e8ae7f7ba02c5ed7bb241dbaf.jpg)
▲風の丘 Jun Garden
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/62/1bff54689a8129e7c15faa01a2ebe0f4.jpg)
▲風の丘のブランコ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/f3/ba58c4c88f62c1283cd46d23ef2a1e46.jpg)
▲風の丘からの眺望
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/ee/0ddf852cf8dd27b19ca40eeecb39e846.jpg)
▲咲いていた花1
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/e2/8543a873c8cb5eb2139a138ef5ee70bd.jpg)
▲咲いていた花2
民家の脇に咲いていた花の鮮やかさ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/08/cf5c62979f086ed79e70c03eb9084258.jpg)
▲コバンソウ
さらにホンの少し先にあるのがラベンダー畑。
けっこう広い。
奥の防潮堤まで行ってみると、かつては在った船着き桟橋らしきものが見えてくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/a8/1e8a69dfb7af13ffc4aff58c7d245b68.jpg)
▲ラベンダー畑
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▲咲いていたラベンダー
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/cd/87f272aeccc97793a44ffc0d7627fc42.jpg)
▲桟橋跡?
ここから海水浴場側ヘの道を歩く。
フラワーアイランドと呼ばれるように、この一帯には花畑があった。
しかし、津波はそれも流してしまったようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/d8/6e85f54f9ffe686712fd484024977cd6.jpg)
▲破壊された花壇
海水浴場には近づけない。
当然、千代崎展望台もそこからの陰田島も無理。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/f9/4f7c2649a1fe5f4fbe160fdd19fbb33c.jpg)
▲海水浴場前の光景(左は陰田島)
仮設住宅のある方角を見ながら港に戻る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/25/675cdd993f5a5c9abb79e326774e0a31.jpg)
▲陥没した道
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/13/ff644a78b88b8e4d16e4fde42ee92197.jpg)
▲復興支援の車(車体には「東京都自動車整備振興会 八王子ブロック青研」とある。)
※ その後、失くしたレンズフードを探しに再び熊野神社にお参り。結局、見つからずじまい。
次は、石浜へ!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/e5/5d155c036282c3957aa818b185cbe321.jpg)
▲野々島を後にする
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/69/6eb2574db4380aafac0eae0d84ab2435.jpg)
▲強い波風にさらされる島(野々島港の前方。空の黒い点は、ウミネコ。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/0f/8a26551ba4db097c61f9ace751d8a7e9.jpg)
▲土のうが積まれた防波堤のはるか向こうに泉ヶ岳、北泉ヶ岳が見える
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/53/e6a03aa8a3dac2ea7a4fe32bd69be9a5.jpg)
▲石浜に渡してくれた定期船
※ 次に渡った桂島の詳細は ⇒ こちら
※ 寒風沢島の記事は ⇒ こちら
※ 以前に訪れた際にまとめた詳細記事は ⇒ こちら
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