やっぱり気になるその言葉～サービスキャンペーン（無償修理）

　仕事を終えて我が家に帰ったら、Ｓ自動車会社の販売代理店から葉書が届いていた。“何のことやら”と開けてみたら、「あれッ」となった。そして、すぐに“カチン”ときてしまった。

【葉書の内容】
お客様へ
　　　　　　　　　　　　サービスキャンペーン（無償修理）未実施のお知らせ
謹啓　時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
また、平素はＳ車のご愛用を賜り、有り難く厚くお礼申し上げます。
　さて、このたび、ご案内いたしますご愛用車につきまして、下記のキャンペーン（無償修理）を実施させていただいておりますが、まだお済みになっていないようですので改めましてお知らせ申し上げます。

（サービスキャンペーンの内容）
　原動機の気筒判別センサにおいて、連続高速走行を長期間行うと、当該センサの耐熱性能は低下するため、高速走行中に信号が出力されないものがあります。そのため、エンジン不調となって速度が低下し、車両停止後にエンストするおそれがあります。以下、略。


　オイオイ、これはどうしたことだ。中古車ながら、今年２月に購入したときには車検を受けたはず。先月だって、帰宅途中にある同じ自動車会社の販売店に立ち寄って、エンジンキーのことで相談したはずだ。その際には、何の話も無かったゾ。

　“高速走行中にエンジンが不調”“停止後にエンスト”・・・？！もし、高速道路を走っていて、このような状態になったらどうするのだ。こちらはパニクッてしまうではないか。

　にもかかわらず、“サービスキャンペーン（無償修理）”と言う。これは、いわゆる“欠陥”“リコール”というやつではないの？何がサービスなの？

　というわけで、もともと気が短く意地っ張りな性格だから、頭に血が上ってしまった。かといって、車を持っていき、修理しなければ安心できないし・・・。

　いくら探しても「申し訳ありません」の言葉が無い葉書を前において、今も“さて、どうしたものか”となったままでいる。