金曜日(23日)の退社後、三越で開かれていた第48回東日本伝統工芸展に立ち寄ってみた。
さすが名工の作品。一つひとつの余りの見事さに、圧倒されてしまった。「これが人の手によるものなのか?」 優美で斬新な形、大胆な空間構成、精緻な線の組み合わせ、そして趣き深みのある色づかい。どれもが、異彩を放つ。
素材は、すべて自然界に存在するもの。 もとは土や鉱物、木や竹であったはず。それが工=匠(たくみ)の手により、崇高な芸術世界へと高められていく。
工芸品とは、本来生活用具なのだろうが、こうした見事な作品を愛でながらの生活となれば、「心も正座」。背筋もシッカリとした暮らしになるのだろう。
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