旅する心-やまぼうし

やまぼうし(ヤマボウシ)→山法師→行雲流水。そんなことからの由無し語りです。

深山(宮城県)

2014-11-18 23:38:12 | 宮城県の山
東日本大震災後の復興状況がどのようになっているのか気にかかっていた亘理町荒浜。
そこに行くのに併せ、隣りの山元町と角田市の境にある深山に登ってきた。
(荒浜の状況については別途掲載予定。)

深山(しんざん)     287m
鷹討山(たかぶつさん)  310m

『深山山麓少年の森』の『菱沼の郷』の駐車場からスタート。
アスレチック施設と”イノシシ出没”の立札を横目に杉林の道に入って行く。





「内膳の寝所」とは何?



▲内膳の寝所




一服坂では一服なしで先に進むと、駒がえしに到着。
テーブル・ベンチが設置され、その奥には峰の清水がある。
(峰の清水は、沢水。)



▲駒がえし(左手のベンチの後方に峰の清水)


やや傾斜のある鹿落ち坂(ししおちさか)を過ぎると鳥越峠。



▲鹿落ち坂


すぐ右手40mには国見台。



▲国見台


しかし立ち木に遮られ、眺望はまるでダメ。
「ここから先は遊歩道ではありません」と書かれているので気になり、少しばかり前方を歩いてみた。

鳥越峠まで戻り、少しのアップダウンを繰り返し、深山山頂を目指す。



(前方から来た。右は北こばたけ~亀石コースへの道)


深山山頂には、祠、東屋、テーブル&ベンチなどがあり、眺望もすこぶるいい。
好天に恵まれれば、蔵王はもちろん遠く金華山まで遠望できるとのこと。
あいにく今日はそうでなかったが・・・。







(蔵王は雲の中)




(遠方左は仙台港、中央奥は金華山の方角)


山頂脇では、『鎮魂の鐘』設置に向けて工事中。

桜の広場を抜けて、鷹討山(たかぶつさん)に向かう。





▲鷹討山分岐(山頂はここから100mの上り)


この鷹討山の山頂には「たかぶつ山」の標柱が設置されている。
(山元町の資料によれば、「たかぶつさん」とのこと。一方、コース名が「たかうちコース」とはこれ如何に。)
眺望はあまりよくない。





(山頂からの眺望)


たかうちコースは、ナラやカエデなどの混交林の中にあり、落ち葉を踏んで歩くのは気持ちが良い。





▲中峰の山桜


烏森から水道山への林道に折れる。
薄暗い杉林に入ってくると”イノシシ出没”の立札が思い出され、チョッピリ不安になる。



▲烏森分岐


民家の果樹畑前に出た。





水道山、亀石コースなどを見やり、そこから舗装道路を下る。





▲ウッドクラフト無房(可愛いクマの大きなぬぐるみが置かれている)


(まだ咲いていたアジサイ)


また左に折れ、ちごゆりの丘に行く。
ここには東屋が置かれている。



▲ちごゆりの丘


後は少年の森まで下ってきた。



(東屋左側の林から出てきた)




▲『深山山麓少年の森』の花壇に植えられていた皇帝ダリア


▲深山神社


今日歩いたコース








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