旅する心-やまぼうし

やまぼうし(ヤマボウシ)→山法師→行雲流水。そんなことからの由無し語りです。

泉ヶ岳【宮城県】

2018-04-27 22:29:53 | 宮城県の山

今年初めての泉ヶ岳。
気温の高い日が続いたものの、ツツジ類の開花はまだまだ先のようだった。

今回もいつものコース。
表コース登山口~胎内くぐり~ドウダン林~山頂(近くで昼食)~滑走コース下山~お別れ峠~スキー場上部の旗頭~廃道扱いになっている道をたどって表コース登山口へ。

10時過ぎに登山口に着いた時には車1台もなし。
大駐車場側にはたくさんあったが、やはりこちらの人気はいまいちのようだ。
(わたしには大岩などを越えて行く表コースは特に楽しく思える。)

薬師水付近にはキクザキイチゲやニリンソウが咲いている。
カタクリは終盤。



(キクザキイチゲ)


(同)


(エンレイソウ)


(カタクリ)


(いよいよ傾斜がきつくなる)


(手をついた岩陰に咲いていたウスバサイシン)




(胎内くぐり)


(胎内くぐりの上部の岩塊:画像下部の中央やや右に注目)


(どこのどなたが置いたか知らないが小さな石像がある。)




(ドウダン林)


胎内くぐりからこの辺りまでには、ヤマツツジやシロヤシオなどが咲くが、今はまるでその気配が感じられない。
まだ春遠しとさえ思えてくる。
しかし、足元にはショウジョプバカマ、カタクリなどが群生している。



(ショウジョウバカマ)


(オオカメノキ(ムシカリ)は、まだ緑の子ガメ。)


山頂近くまで来ると、道には雪が残っている。





山頂ではけっこうな数の人たちが昼食休憩をしていたので、通過。
船形山、大東岳を眺めることができる場所まで行ってこちらも昼食。
あいにく曇ってあまり眺望は良くない。
その後は、山頂標識まで戻り、滑走コースを下山した。



(船形山)


(三峰山と後白髪山)


(面白山山塊と大東岳)


(蔵王連峰)


(誰も入り込まないタイミングを見計らって撮影)


滑走コースの大壁近くのところで、とても小さな花を目にしてしばし休憩。



(ヒメイチゲ:とにかく花が小さく1㎝ほどしかない。花びらのように見えるのはガク。)


(ツクバネウツギ?)


(クロモジ?)


お別れ峠からリフト上部への道に入る。
(こんなにも広く刈りはらわれていたっけ? 少々、複雑な気持ちになった。)





(兎平から山頂方向を見上げる。)


スキー場ゲレンデ内に株立ち状に見事に咲くシラネアオイは、まだまだ先のようだった。
(歩き回って新芽を踏みつぶしてしまわないよう気を付けた。)

※ゲレンデのシラネアオイ ⇒ こちら

旗頭では下方を眺め、誰もいないことを良いことにノンビリと休憩。
すると、わたしと同年配と思しき男性1人が上ってきた。
その方も平日の一人山歩きを楽しんでいるという。

大駐車場に車を置いているとのことだが、一緒に下ることにした。



(旗頭からの眺望:道は正面の林に入って行く。)


(林内のタムシバ)


(こちらのオオカメノキは花が咲いている。)


下山口ではなにやら工事中。
「わが車で大駐車場まで送ります。」と声をかけたが、歩くのが好きだというその方は自分の足で戻るとのこと。
ここで別れて、自分は表コース登山口まで戻った。
わが車のわきには1台が停まっていた。

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