
昨秋、長峰コースから姥神コースと歩いてきたが、上級者向きの前滝コースがどういうものか気にかかっていた。
※昨秋の様子は ⇒ こちら
瀧山 りゅうざん 1362m
次回は、できればオオヤマザクラと瀧山とを一緒に楽しめる時期にしようと待ち望んできた。
そしてシビレを切らして、実行。
しかし、花も山も5月の連休初日あたりが最適だったかもしれない。
(連休には大勢の花見客でにぎわうことだろう。)
確かに前滝コースは上級者向きとある通り、雪の残る瀧山川源流部から先の沢越え、急登の連続は大変だった。
このコースの「下り不可」も頷ける。
加えて山頂直下の上りの道は、かなり積雪が残り、先行者がいなかったらきっと途方にくれていたにちがいない。
”単独行”の問題を改めて実感させられた。
とはいえ、今日は今日でとても味わい深い歩きになった。

(姥神)

(瀧山川源流部)

(左の急斜面を通り抜け、中央部の雪渓に移動。
夏道はもう少し様子が違い、歩きやすくなっていて欲しいと思うのだが・・・。
そして急登の連続となる。
※先行グループは山形県立村山産業高校山岳部の皆さん。)

(源流部左手の峡谷)

(右手側斜面と雪の上端を抜けてきた)

(急登の始まり)

(緊張と疲れを癒してくれるショウジョウバカマ)

(風雪に耐え岩塊に立つアカマツの巨木)


(ロープと木の根が頼り)

(岩上に立ち眺望を楽しむ)

(威風堂々としたマツの下を通らせていただく)

(蔵王温泉側との分岐から望む蔵王山。足元にはかなりの積雪。)

(同じく雁戸山。)

(山頂直下の上り。先行グループの踏み跡を利用させていただく。)

(瀧山山頂)

(仙台神室を遠望)

(村山の葉山を遠望。月山は霞んで撮影不良となった。)
山頂には、前滝コースを登ってきた村山産業高校山岳部の生徒さんと引率の方々の計約10名、姥神コースからの男性2名、そして私。
それぞれ思い思いに場所を取り、昼食休憩。

(山頂直下の下り。こちらの積雪量もかなりのもの。ゆるんでいるので滑りやすい。)

(まだ咲き残っていたマンサクの花)

(いったいどうしたらこのように枝で幹を抱えるようになるのだろう?)

(姥神コースの急斜面の道。この他にも、雪道の急斜面がかなりある。)

(姥神の脇を通らせていただく。)

(岩に撃ち込まれた鉄ハシゴ)
後は広く歩きやすい道を下って放牧場に出る。
そこからは、巡ってきた山やオオヤマザクラなどを眺めながら、舗装道路を駐車地点まで戻る。

(牧場内のオオヤマザクラ)

(ミズバショウ)

(オオヤマザクラと瀧山)

(同上)
今日のコース

このコースは大好きです。
源流部を過ぎる際には、躊躇してしまいました。先行グループがいたことで助かりました。
とはいえ、このコースは確かに面白いですね~。やみつきになりそうです。