中日新聞プラスＨＰの「達人に訊け！」コーナーで、
「寒来光一のお気楽悩み相談室」を連載しています（毎
週日曜日更新）。
内容を更新しました。
お悩み相談その315「将来の姑との戦いに臨むために、今の
うちから腕を磨いているが、何かいいアドバイスがほしい」
↓
https://plus.chunichi.co.jp/blog/samurai/article/560/10780/
「このたびは、納品が遅れてしまい、まことに申し訳ござ
いません」
平松は、平謝りに謝った。しかし、取引先の豊川課長は、
それぐらいのことで納得する人間ではない。
「こんなことされたら、ホントたまりませんよ。遅れた理
「こんなことされたら、ホントたまりませんよ。遅れた理
由を、きちんと説明してください」
「いやあ、まことに申し上げにくいんですけど……」
平松は、口ごもった。
「言ってください！」
豊川課長は、にべもなく言い放った。こうなるとやむを
得ない。平松が、渋々重い口を開き始めた。
「実は、納期が守れない時には、どんな言い訳をしようか
と考えていたら、納品が遅れてしまったんです」
台風14号が、九州に直撃しそうです。明日から大荒れ
になる模様。どうぞお気をつけて。
中日新聞ＨＰの「達人に訊け！」コーナーに、「お気楽悩
み相談室」を連載しています。
み相談室」を連載しています。
相談その314「いつも口にするギャグに、妻は全く反応して
くれない」
くれない」
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高校の同窓会は、大勢の参加者でにぎわっていた。鈴木
は、その中に懐かしい教師の姿を見つけた。
「お久しぶりです、中山先生！ ぼくですよ、鈴木です。
覚えていらっしゃいますか？」
「鈴木くん？」
「鈴木くん？」
「ほら。いつも悪さばかりするもんで、先生からよく廊下
に立たされていた、あの鈴木ですよ」
「ああ、あの鈴木くんか」
「思い出してくれましたか。中山先生！」
鈴木は、相好を崩して手を差し出したが、その元教師は
なぜかぶぜんとした表情で、その手を払いのけた。
「言っておくけどね。ぼくの名前は、中山じゃなくて松岡
だよ！」
今日も暑くなりそうです。週末に台風14号がやって
来そうで、心配ですね。
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相談その314「いつも口にするギャグに、妻は全く反応して
くれない」
くれない」
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似た者夫婦というが、世の中には似てない夫婦の方が多い
のではないだろうか。
二宮夫婦も、その部類だった。夫の竜男は大のスポーツ好
きだが、妻の貞世は全く関心がないのである。
きだが、妻の貞世は全く関心がないのである。
竜男は、テレビでオリンピック中継を見ながら、ぶつぶつ
とつぶやいていた。
「オリンピックに、アマとプロの選手が混じって戦うなん
て、どうもすっきりしないなあ」
何げなく、竜男の言葉を聞いていた貞世が、びっくりし
たような顔で言った。
「えっ！ それじゃああなた、アマチュアの選手を、オリ
ンピックから締め出せって言うの？」
オリンピックが利権にまみれていた事実が、少しず
つ明らかになっていますね。この際、うみをしっか
りと出してほしいものです。
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相談その314「いつも口にするギャグに、妻は全く反応して
くれない」
くれない」
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「おまえなあ。なんで、こんなやくざの世界なんかに足突っ
込んでしもたんや。親が知ったら、ごっつ悲しむで」
話してみると、そんな悪い人間には見えなかった。普通ど
ころか、むしろ純真な若者である。
ころか、むしろ純真な若者である。
葛城刑事は、息子を諭すような温かい口調で言った。
すると、その容疑者の若者は、こう答えたのだった。
「そやかて、親から『人の嫌がることを、進んでするような
人間になれ』て、言われましてん」
葛城刑事は、この若者を何とか立ち直らせてやりたいと、
ますますそう思うのだった。
残暑が厳しいですね。朝から少し荷物運びの手伝い
をすると、汗びっしょりとなりました。
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相談その314「いつも口にするギャグに、妻は全く反応して
くれない」
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相談その314「いつも口にするギャグに、妻は全く反応して
くれない」
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夕暮れ時、犬を連れて散歩に出かけると、カップルが川岸
のベンチに座り、空を見上げていた。
「おっ、一番星だよ！」
「おっ、一番星だよ！」
「じゃあ、あれが二番星ね」
なかなか微笑ましい光景だった。
30分ほど歩いて引き返すと、まだそのカップルがベンチに
座っていた。
「……あれが五十八番星で、右のが五十九番星……」
「その下にあるのが六十番星……」
一昨日は講演会、昨日はコンサートと、充実した
二日間を過ごすことができました。
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お悩み相談その314「いつも口にするギャグに、妻は全く
反応してくれない」
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「最初、Ａ店に行ったけれど何も盗まず、Ｂ店で万引きをし
たというわけだな？」
「ええ。そのとおりです」
「ええ。そのとおりです」
容疑者の竹原は、神妙に答えた。しかし、山西刑事は、その
点がどうもふに落ちなかった。どう見ても、Ｂ店よりＡ店の
方が、監視体制が甘いのである。それなのに、なぜＢ店をタ
方が、監視体制が甘いのである。それなのに、なぜＢ店をタ
ーゲットにしたのだろうか。
「Ｂ店を選んだのは、なぜなんだ？」
「Ｂ店の方が、全体的に値段が安かったんです」
「値段？」
「はい。やはり値段が安い方が、捕まったときに刑が軽くて
すむんじゃないかと思いまして」
エリザベス女王逝去。昨夜のニュース番組では、５割
以上を割いていました。いくら何でもやり過ぎでは？
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相談その313「社長があまりにも能天気な人だが、うちの
会社は大丈夫なのだろうか？」
み相談室」を連載しています。
相談その313「社長があまりにも能天気な人だが、うちの
会社は大丈夫なのだろうか？」
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「チャレンジ精神だけは、忘れないようにしています」
チャレンジ精神――自分にとっては、もうすっかり縁遠い言
チャレンジ精神――自分にとっては、もうすっかり縁遠い言
葉となっていたような気がする。
面接官の広田は、息子と同じぐらいの若者に、まぶしい青春
面接官の広田は、息子と同じぐらいの若者に、まぶしい青春
の輝きを感じていた。
「ほう。で、今は何にチャレンジしているところですか？」
広田が尋ねると、その青年は胸を張って、力強く答えた。
「はい。10回目の禁煙にチャレンジ中です！」
「はい。10回目の禁煙にチャレンジ中です！」
セミの声がほとんど聞こえなくなりました。
すっかり秋めいてきましたね。
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相談その313「社長があまりにも能天気な人だが、うちの
会社は大丈夫なのだろうか？」
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相談その313「社長があまりにも能天気な人だが、うちの
会社は大丈夫なのだろうか？」
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「何とたとえたらいいでしょうか。スタンドに、ものすごく
大きな歓声がわきあがっています」
大きな歓声がわきあがっています」
解説者の篠原は、アナウンサーのボキャブラリーの貧しさに、
あきれ返っていた。
あきれ返っていた。
そこで、フォローしてやろうと思い、こう言ったのである。
「騒音防止条例で10回ぐらい摘発されてもおかしくないほど、
大きな歓声がわきあがっています」
今朝も、すばらしい青空です。毎日芸術的な秋空を楽
しむことができる最高の季節ですね。
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会社は大丈夫なのだろうか？」
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会社は大丈夫なのだろうか？」
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