「ああ、海が見たい」。内陸部に暮らしている人は、
ふとこう思う。「ああ、山が見たい」。大都会や広々
とした平野に暮らしている人は、ふとこう思う。だけ
ど、「ああ、谷が見たい」。ふとこう思う人は、あま
りいそうにないなあ。
３月も最終日。
出会いと別れの季節ですね。
ＮＨＫのさわやか気象予報士、渡辺蘭さんも
明日でお別れ。
長い間、お疲れさまでした。
【猫の手も借りたい（忙しくてたまらない様子）】
真っ赤な誤用
「おい、どうして今日はそんなにおとなしいんだ。
それじゃあ、まるで借りてきた猫みたいだぜ」
「だって、課長が『猫の手も借りたい』って言う
んだよ」
＊たとえが複雑になると、話も複雑になってしま
います。
安保法が施行されました。
他国の戦争に巻き込まれないか心配です。
本当に平和のためなのか、とても疑問の残る法律
ですね。
「生タマゴを割るときには、右手で割りますか、それ
とも左手で割りますか？」「生タマゴをかけるときに
は、ごはんの真ん中に穴をあけますか、あけませんか
？ その時に、しょうゆをかけますか、かけませんか
？」。生タマゴ一つで、いくらでも話題は広がる。生
タマゴは偉大だよなあ。
大相撲は、本命の白鵬が優勝。
ニュースでちらっと見ただけですが、嗚咽して
いましたね。
よほどのプレッシャーがあったのでしょう。
琴奨菊は残念。また巻き返してほしいものです。
【手が後ろに回る（悪事を働いて逮捕されること）】
真っ赤な誤用
「その時、刑事が現れたんだけどね。タイミング
よく『手が後ろに回って』、うまく隠しおおせ
たのさ」
＊この場合には、「後手必勝」ですね。
プロ野球が開幕。
賭博問題を抱えた中でのスタートですね。
それにしても、「グラウンドで信頼回復」という
言葉、しっくりきません。
「反省しているなら、開幕戦は黒星スタートだろ
！」と、アンチ巨人のツッコミが聞こえてきそう
です。
昔のドラマを見ていると、喫煙シーンがやたらと目に
つく。「ああ、この俳優もこれで体を壊したんだな」
と気にし始めると、ストーリーが頭に入ってこなくな
るので要注意だ。
待機児童対策が、ようやくクローズアップさ
れてきましたね。
言葉の持つ力を痛感します。
【十人十色（好みや考え方は、一人一人みなそれぞれ違うということ）】
真っ赤な誤用
「ファッションモデルって、個性的で『十人十色』
ですねえ」
「何、言ってるんだ。あの二人は同じ色の服を着
てるじゃないか」
＊近づいてよく見ると、微妙に違っているかも
しれません。
全日空のシステムトラブルで欠航が続出。
大変だったでしょうね。
情報システムに頼る社会。便利さには危険が潜ん
でいることを教えてくれる出来事でした。
道を歩いていても、「こんにちは」と声を掛け合う光
景が少なくなった。一因として、言葉が長すぎること
が考えられる。「ニイハオ」「ナマステ」「ハロー」
と比べると、２割から４割長い。「オッス」とか「チ
ハ」などを公用あいさつ語」として定めるべきかもね。
すっかり春ですね。
桜のつぼみがあちこちでふくらんできました。
【図に乗る（思い通りになって、いい気になること）】
真っ赤な誤用
「『図に乗る』なって。その図面から早く降りろ！」
＊全くいい気いなっていたんでしょうね。
映画『エヴェレスト～神々の山嶺（いただき）』
を観に行ってきました。
壮大なエヴェレストの光景、地震前のカトマンズ、
そして阿部寛、岡田准一の熱演が見どころです。
ただ、あの圧倒的なスケールの自然を前にすると、
ストーリーも含めてどうしても人工的な嘘っぽさ
が気になりました。
そして何よりも、尾野真千子の出番が少なすぎる！
ファンとしては、そこが１番の不満でした。
ピカソの正式の名前は、パブロ・ディエゴ・ホセ・フ
ランシスコ・デ・パウラ・ファン・ネポムセノ・マリ
ア・デ・ロス・レメディオス・クリスピン・クリスピ
ニャーノ・デ・ラ・サンテシマ・トリニダー・ルイス
・イ・ピカソ。彼に文通仲間は、ほとんどいなかった
と思うよ。
消費税増税、する、しない、する、しない……？
同日選、する、しない、する、しない……？
最後は、花占いで決めるのでしょうか？
【頬が緩む（うれしくて思わず笑顔になること）】
真っ赤な誤用
「太りすぎて『頬が緩んだ』ので、心が落ちこん
じゃったわ」
＊ほほ笑んでいるように見えて、実は深刻なん
ですね。
円陣で声出し現金授受。
プロ野球界で、衝撃が広がっていますね。
ソフトバンクホークスもやっていたとは、ちょっ
と残念です。
