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残念な人の残念なブログ。

2018年不忍ブックストリート

2018-04-30 22:07:52 | 東京
サイトが全然更新できてなくてすみません。
GW中に更新したい……。
これを逃したら多分次は夏休み(8月)だと思うんだ……。

4/29(日)に自分の中で恒例の不忍ブックストリートに行ってきた。
これ、何かと言いますと、東京には台東区と文京区にまたがる谷根千(谷中、根津、千駄木)ってお散歩にいい感じのエリアがありまして。
そこのに点在するお店などの「大家さん」の軒下を借りて、「店主さん」がダンボール一箱の本を売るという、いわゆる一箱古本市です。
確か仙台の新寺でもやってるみたいだし、大阪では富田林市でもやっていた。
不忍ブックストリートはだいたいこの時期にやっているのだが、なぜかいつも暑い。とにかく暑い。今年も暑かった。
ペットボトルと帽子もしくは日傘は必須だ。私は今年は帽子で行ったが正直失敗であった。日傘を勧める。
なぜなら、東日本は意外に風が強いから。

そんな感じで早速戦利品を公開。


今年店主さんのとこで買ったのはこの2冊だった。
デカメロンはまあ置いておいて、鉱物は最近ちょっとだけ興味ある(実は昔から興味はあった)。
理系も地質学とか古生物学とか天文学は面白いと思えるんだけどなぁ。


こちらは、店主さんのとこで売っていた豆本。
小さくて可愛いんですよ~!
私も豆本作ってみたい~、と思って本を買ったりしてみたけど一度も作っていない。ワークショップとかに参加すればいいのかな。
そんなのが多すぎる、私。ていうか手を広げすぎやろ。


こちらは、「大家さん」になっていたとある古本屋さんで購入。
『ローマの泉の物語』は、前に欲しいなーと思っていた本。お店のご主人曰く、絶版だそうで……。ええ……。
こういう本って、どうもすぐに絶版になるみたいで、本ってマジで一期一会だなと思う。
お金と場所さえあればいくらでも購入したい、っていうか、その時に買わないと二度と本屋に出ないって本はたくさんある。
私も買い逃してめちゃくちゃ後悔している本があるんだよね。ふぅ。
ヴェネツィアの本は、なんか一目惚れしてしまって購入。
あと、ジャンヌ・ダルクの2冊のうちミシュレの方は実はハードカバー版を持っているのだが、自宅の本スペースをあけるため文庫版を購入。
ハードカバー版はどうするかって?
そんなの、実家に送り飛ばすに決まってます。売りません。
ジャンヌ本は私の中ではコレクターズアイテムなので(キモい)。
もう1冊は持っていないので買いました。
ああ、私、実は筋金入りのジャンヌ・ダルクファンでして。
もう何10年もファンやってるのです。きっかけが何なのか、実は覚えてない……。
ジャンヌ・ダルクのことをいろいろ調べたい方は、まずはレジーヌ・ペルヌー先生の著書を読んでみてね!あと、『ジャンヌ・ダルク処刑裁判』も!
ジャンヌの生の声が聞けるから!

終わり。(え?!)
あっ、実は、このイベントではスタンプラリーをやっていて、コンプすると記念品をもらえるのでコンプしたのだが、もうお品はないと言われた;;。
開始の11時から回らないといけなかったのかな……。今までもらえないことなかったんだけど……。
イベント終了16:30ぎりぎりにコンプしたのがあかんかったのかも。うう……。

で、この後、1時間半くらい谷根千を散策。

ちなみにこの日の昼ごはんは、「大家さん」になっていた森鴎外記念館のカフェで。
だって、ロンネフェルト社の紅茶を出してたんだもん。
この日は暑かったので、アイスティーにした。


うまうま~~!!
今度は涼しい日に来てみよう。11月くらいかな。だいぶ後ですね!
こちらは、500円のセットメニュー(飲み物代は別)。


ドイツ風ですね。プレッツェル、ヨーグルト、ピクルス、コンビーフとサラミ。
シンプルですが美味しかったです。コンビーフとプレッツェルが特に美味い!
記念館もいつか見てみましょうかね。森鴎外あまり興味ないですけど。
というか、高校の国語の授業で「舞姫」をやって、読書感想文で主人公をメタクソにディスった記憶。


こちらはですね、「芋甚」さんでテイクアウトしたアイスモナカバニラ味。120円というプチプライスで、しゃりっとしたバニラアイスが美味しい!
毎年食べてるような気がするぞっ。


こちらは、「芋甚」さんのやや斜め向かいにある可愛いお菓子屋さん「ル・クシネ」さんで購入したサブレ。美味しそう!
こんなに入ってて350~400円くらいだった。安くない?!他にメレンゲも買ったんだけど、割れちゃったので……。
こちらでは石窯シューもテイクアウト。お店の中やベンチでも食べていいですってことで、夢中で食べたんで写真がないが。
うま~~~!
お店の方も優しいし、ショーケースのケーキも美味しそう!!!!!だし、また行きたい!


こちらは、「肉球マドレーヌ 猫衛門」さんのお菓子。
谷根千には猫が多く、猫関連のお店が多い!猫好きにはうれしい悲鳴。
上は猫マカロン、下はマドレーヌとクッキー。可愛くて食べられない。食べるけど。


最後は、メキシコ雑貨の「GATE OF LIFE」さんで。
「お金が手に入る」アミュレット(効果は永久)と、マリア像、聖バルバラのステッカー。
アミュレットの使用方法は、店主さんによると、

1.中に入っているものを全て黄色いポーチに入れる
2.願い事を書いた紙を入れる
3.付属の液体を入れる
4.吊るしておく

これで君も億万長者だ!!!(笑)

実は、メキシコも大好き。
中米~南米って本当にいいよな~~~!
この何とも言えない感じがたまらん。
そしてこのマリア像、


実はマグネットです。
しかも、夜光るらしい(笑)
最高です。
死ぬまでに絶対メキシコに行ってやる……!!!

他にも、谷中銀座のセミオーダーのお洋服のお店「蜜とミシン」さんとか、気になる場所がいっぱい!

そんな感じで、今度こそ終わり!


2017年フランス旅行(4)

2018-04-09 20:27:46 | 旅行
【基本情報おさらい】
・5月下旬の旅行
・ひとり旅である
・旅行代理店は通したがいわゆるフリーツアーというものである
・2017年5月時点で1ユーロあたり127円くらいで換算

【参考文献】
・山本ゆりこ 森田けいこ 『パリの歴史探訪ノート』 六耀社 2016:注釈は*で示す。
・木俣元一 芸術新潮編集部編 『パリ 中世の美と出会う旅』 新潮社 2008:注釈は**で示す。

【4日目】
ホテル→ヴァンヴ蚤の市→ノートルダム前広場地下遺跡→パンテオン→サン・テティエンヌ・デュ・モン教会→フィリップ・オーギュストの城壁跡(クロヴィス通り)→リュテス円形闘技場跡→ホテル近くのFranprixで食材購入

写真の通り、むっちゃ晴れ。
この日からどんどん気温が上がり、暑さが苦手な私は絶望する一方だった。

【ヴァンヴ蚤の市】
一応、全部回ったけど、結局、とあるマダムのお店でフェーヴを10個ほど購入したのみ。
マダムが、カゴの中にフェーヴをざっくり入れていて、「1個1ユーロ」って書いてたので、マダムに見ていいか聞いて掘出し物探索開始。
あ、私がいうマダムって、おばちゃん~おばあちゃん世代です。
日本の雑貨屋や蚤の市で集めてわかったけど、フェーヴもピンキリ。
「なんやねんこれ……」みたいなのもある。なので、気に入ったのしか買わないことにしてる。
んで、買った一部がこれ。
左から、猫、白猫、金属でできたマリア(金属のって全く見たことがないので即決)、フラミンゴ、魚。

もっと買ったはずなんだけど、コレクションに入れたらわからなくなったよ。
マダムの言い値の1個1ユーロで購入。だって値切るまでもなく安いし……。日本だったら1個200円はするし。
そうしたら、なのか、フランス語で喋ってたからなのか、マダムが握手してくれた。

多分、たいていのお店の人はそうしたいい人たちばかりなのだが、なかにはナンパしてくる輩などもいるので注意。
安くて可愛いものが見つかる!っていう触れ込みで紹介されることが多いヴァンヴ蚤の市だが、クリニャンクールよりフリマっぽく、理想の可愛いに出会えるかは産んだと思った。
まさにピンキリって感じなので、素敵に見えるものを置いているお店もあれば、これ価値ある?みたいなガラクタを置いているところもある。
よって、お店の人もアレな人間が混ざってる可能性を考えて行った方がいいかも。

ノートルダム前広場地下遺跡
私にとって、とても重要な場所だったのに、一枚も写真がないのはどういうことだ。
どういう場所かというと、名前の通りである。すぐ近くはあの有名なノートルダム寺院である。
『パリの歴史探訪ノート』に掲載されていたので、これは行かなければ!!と思った。
パリはローマ植民都市ルテティアを起源とする町なので、掘ればローマの遺構が見つかる。
その上には、当然中世の遺構があるわけで、そういう都市の歴史を地下遺跡という形で見ることができるのだ。素晴らしい。
展示キャプションに、ルテティアはティベリウス帝の時代に大きな発展を遂げたと書いてあった。
が、そのキャプションを撮ってない。暑すぎて脳がとろけてたんですかね、私は……。
アホすぎる。
次にパリに行った時は必ず再訪せねばならん。

ちなみに、この日の昼食は水と、前日PAULで買ったパンの残り。
それを、広場の傍で座って食べた。暑かった。

パンテオン



ローマのパンテオンじゃなくて、パリのパンテオンは18世紀に建造されたものである。
ここは聖ジュヌヴィエーヴにゆかりのある土地のようで、ジュヌヴィエーヴの物語が壁に描かれている。
ジュヌヴィエーヴの物語を描いたのは、ピエール・ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ。
19世紀のフランスの画家だ。でも、あの辺の時代の有名な人とは一線を画している。
なんか、幻想的というか、なんていうんだ?この感じ。

シャヴァンヌの絵も好きなんですよ。数年前に島根県立美術館で展覧会やってました。島根県立美術館は、シャヴァンヌの絵を持っている日本では数少ない美術館です。

ここは、フランスの英雄を讃える場所でもあるので、聖ジュヌヴィエーヴだけではなく、他の人物の壁画もある。
ジャンヌ・ダルクもありましたよ!!



こういうふうに、横長と縦長の絵が交互に描かれていた。

そしてパンテオンの地下は、フランス史を飾る人物たちの巨大な墓所となっている。
世界史に登場する人物も数多く葬られている。ヴォルテール先生とか。
だが、どうやら私は、ナポレオンの盟友ジャン・ランヌ将軍の墓しか撮ってないらしい。


なんでや。
ヴォルテール先生も、T氏(ティベリウス)再評価の先鞭をつけたという意味では(私にとっても)重要じゃねーすっか。
まあ、私の記憶の中にあるからいいか!

ランヌ将軍は、私の中では長谷川先生のこの漫画のイメージなのだが(ごめんなさい)、




実際にはだいぶイケメンのようだ。
いや、漫画でも、性格はイケメンなんだけど。
このマンガがなかったら、ナポレオン時代の元帥とかを全く知らないで生きるところだった。
フランス史が好きなら勿体無い話だ。
私はそもそも軍事史があまり得意でなくて(嫌いというわけではなく、理解が悪いのよねぇ……)、フランス革命史は好きなんだけど、ナポレオン時代はどうしたらいいのかさっぱりだったのだ。
この漫画は、作者本人があとがきで言っているように、ドラマチックに描くために、時系列をあえて変えたりしているし、そもそも登場人物が全員強烈な個性を持っているので、フィクション部分がかなり強いが、エンタメナポレオン戦記としては非常に面白いのでオススメ。

ちなみにパンテオンの墓地、むちゃくちゃ寒い!!!そして広い!!!
外が暑くても、防寒具が必要。

サン・テティエンヌ・デュ・モン教会

パンテオンの裏手にある教会。
ここはジュベ(高廊、もしくは内陣桟敷)で有名。

高廊って言ったって……。何じゃそりゃ、なので、教会で購入した本(英語)をもとに説明すると、

・中世には、聖歌隊席と身廊(平信徒側)を区切る役目をしていた
(写真の奥が聖歌隊席側(内陣方向)、手前が身廊)
・神の言葉が物語られる演壇でもあった
・パリの他の教会では、ジュベはミサに来た会衆にその進行状況を見せるために取り払われた
(視界を遮って邪魔だった、ってことらしい)
・サン・テティエンヌ・デュ・モン教会にジュベが残っているのは、そんなに邪魔じゃなかったからであり、また、教区民が取り壊しに反対したためらしい
・よって、現在パリに残っているジュベは、ここのもの以外にない

身廊だの内陣だのが、教会建築に詳しく無い人にはそもそも「?」なので、むちゃくちゃ簡単な絵で図示してみる。
ちなみに、教会建築のプランにも色々な種類があるが、ここでは西欧の教会に多く用いられているバシリカ式を図示する。

私も専門家じゃ無いので、間違ってたら許してください。

確かにこんな繊細な階段、とり壊すのはもったいない。
というか、以前は内陣側とそうでないところを明確に区切っていたのね。
教会建築の歴史を考える上でも面白い構造物だ。

そして、あっと……ここにもジャンヌがいましたね。
ジャンヌ・ダルク好きとしては写真に収めなきゃならん。


さて、ジュベで有名なこの教会だが、私が一番興味深かったのは、内陣の奥のスペースにある古いステンドグラスだった。
古いといっても、1600年代のものなのだが。
ノアの箱舟や、葡萄酒作りなどの図像がある。










このステンドグラスのある部屋の手前で、二人のマダムがお店番?をしていた。
何を隠そう、私は、フランスの教会で、こういう風にお店番?をしているマダムが大好きなのだ。変態じゃないよ!
マダムたちは、おそらく、修道女とか教会関係者じゃなくて、ボランティアで教会のお手伝いをしているのではないかと私は勝手に推察している。
だって、日曜日にしか見かけないもの。
彼女たちは、メダイユや図録、絵葉書など、教会グッズ(公式)を売っている。
でもって、ほぼ100%、サンパ(sympathique フランス語で「感じがいい」)である。
サン・テティエンヌ・デュ・モン教会のマダムもいい人たちだった。
「ここのステンドグラス、素敵でしょ?」と、話しかけてくれた。
お布施をしてステンドグラスの説明書をいただくと、「ありがとう!」と言ってくれた。
それで、「この紙を見ながらステンドグラスをもう一度見てもいい?」と聞いたら、「もちろんいいわよ!ゆっくり見て行って!」と。
あと、ここは聖ジュヌヴィエーヴにゆかりのある教会なのよ、とか、どこから来たの?私東京に行きたいのよ、とか気持ちよくお話しさせていただいた。
ここで色々お買い物をしたのだが(私は教会グッズが大好き。ちなみにクリスチャンではない)、そのうちの一つがこのメダイユ。

布……。布が可愛すぎる!!
マダムたち、丁寧に封筒に入れてくれたのよね。
もう、どうしてそんなに優しいのか……!!

【フィリップ・オーギュストの城壁跡(クロヴィス通り)】

見てください、この高さ!すごくないですか?
3階分ですよ!中世によく造ったね!高すぎだろ!
……って、街を守るための壁だから、当たり前だよね。
うーん、日本って、城壁文化じゃないじゃん?だから、ブロック塀より高い壁で都市が守られていたなんてなんか不思議な感じがする。

【リュテス円形闘技場跡】



ローマ人の基本その1、円形闘技場跡(その2は浴場。現国立中世美術館)。
今は公園?みたいになっていて、この日は日曜日だったので、何かイベントが開催されていたようだった。
子供がたくさんいたので、子供向けのイベント?
写真が微妙な感じのしかなくてすみません。

このあと、フラフラさまよい、なぜかオーステルリッツ駅まで行ってしまう(バカ?)
そのまま、セーヌ川沿いに歩き、サン・ルイ島あたりにたどり着いて、その辺からメトロに乗ってホテル最寄駅まで帰った。

【ホテル近くのFranprix】
この日もFranprixで買い出し。
パックに入ったフルーツを買うかどうか悩んでいたら、店員の背の高いイケメンのお兄さんに、「何かお困り?」って声かけられた。
(おそらく、ずっと悩んでいたので不審者と思われたんだと思う)
とりあえず、「うーん、このフルーツ、この値段でいいの?」って聞いたら、お兄さんは値札を見て、おや?って顔して、
「いや、違うね。ちょっと待って」
って、予想外の返事。
値札と違うんかい。確かに、1.5ユーロくらいって、ないわと思ったわ。
戻ってきたお兄さんは、「4ユーロぐらいだからレジで申告して」っていうフランス人らしい適当な返事。
でも、「メルシー」っていうと、すごいいい顔で「どういたしまして」って言われた。
フランス人って、初めは塩対応でも、最後はすっげえいい顔してくれるんだよね。
(はじめから機嫌のいい人もいるが)

でもって、この日の夕食は、Sushiロール、フルーツ、サラダ。米を欲するのが早すぎだろ。

Sushiロール、めちゃめちゃ謎だった……。
きゅうりとかじゃなくてメロンっぽいものが巻かれてた。瓜か?

次回は夢みたいな素敵な光景が広がるシャンティイを紹介!


ミードセミナーin東京

2018-04-07 22:32:37 | 東京
いろんなものが動き出してるんやらそうでないんやらわからないけどやたらバタバタしていてすみません。
私はいろんなものを捨てないといけないと思うんだよね……。

さて、だいぶ前になってしまいましたが、3/3ひなまつりに行われたコストマリー事務局さん主催(企画?)、京都の蜂蜜屋さんミール・ミィさん実演のミードセミナーに行ってきました!
ミードとは蜂蜜酒のことで、ビールよりも歴史が古い酒とのことです。
すげぇええええええ!!!
中世っぽいゲーム?とかによく登場するぽくって、中世っぽいんですが14000年前からあったとのことです。
すげぇええええええ!!!(2回目)
カエサルも愛飲してたとのことですが、マメルティーノといい、カエサルお前酒飲んでばっかやな。
アウグストゥスに謝れ(なにその理不尽な感じ)。

さて、今回のミードセミナー、4種類のミード、そのアレンジ+αを試飲した上に、スパイスバッグを作ってお持ち帰りできるといったお得なイベントでした。
しかも、マリアージュなども教えていただき、本当にありがたいイベントでした!

では早速、試飲したミードをご紹介~♪


まず、京都の城陽酒造が作った「蜜月」。綺麗な黄金色のお酒。
ハチミツというか、はちみつレモンというか、なんか特徴的なお味でした。
冷やや常温がお勧めとのこと。
マリアージュには、ガトーショコラ、ビターチョコなどのチョコレート系のお菓子、カレー、キャロットラペ、ブルーチーズ、生ハムなど塩気のあるものとマリアージュするのが美味しいとのこと。
※写真上は主催者さんがご用意くださったサンドイッチ。美味しかったです!


次は、インターミエルミード シュシェン。カナダのミードで、りんごと合わせているらしい。
確かにりんごというか、不思議な感じ……?
りんごミードは以前はブルターニュでも作られていたらしいが、今はやめてしまったみたいです。
(フランスの北西では、りんごのお酒、シードルやカルヴァドスを作っているので一時期はミードもやっていたって感じなのかな)
りんごにはシナモンということで、シナモンパウダーをさっと振りかけて飲むのもいいそうで、セミナーでやりましたけど確かに面白いかも。


三番目はピャストフスキ。ポーランドのアピス社のミード。
ここのミードがめっちゃ有名だそうです。知らなかった。
品名は、ポーランドのピャストフスキ王朝が由来だそうな。初めて聞いた。ポーランドの歴史をほとんど知らないからなぁ……。
東欧はあまり興味がないからか、未だにポーランドとかチェコとかハンガリーとかのあの辺がごっちゃになる。あかん。
ルイ15世の王妃のマリー・レグザンスカが「元」ポーランド王女ってことくらいしか知らん……。
このピャストフスキは、水1Lに対し、蜂蜜は420g使われているそう。でも、これであっさりタイプなんですって。すげーな。
スパイスを加えて温めて飲むのがオススメとのことで、実際飲んでみましたがこれは風邪の時とかに体があったまっていいんじゃないでしょうか。
ハム、サラミ、チーズなどと一緒に楽しむのもオススメとのことです。


そして、トリは同じくアピス社のヤドヴィカ。
由来はポーランド女王の名前。
こちらは、水1Lに対し、使われている蜂蜜はなんと710g!
超濃厚で、蜂蜜なのか酒なのかわからん(笑)
蜂蜜大好きな方にはこちらが一番おすすめかも。ジュースみたいに甘くて美味しいです。でも、アルコール度数16%もあるからジュースみたいに飲んじゃダメだよ!
ストレート、ロックがおすすめ。あと、バニラアイスにかける。私なら朝ごはんの食パンに塗る(やめなさい)。
お湯割もおすすめだそうです。シナモン、カルダモン、しょうがなどを入れても美味しくいただけるとか。

この4種類で、私が一番好きなのはヤドヴィカですね!
お高いけれど常備したいですね~。
私の月収が40万になったら常備しよう(いつなるのよそれ)。
次は、蜜月が良かったな。
見た目も綺麗で情緒があるし、蜂蜜酒というよりは、変わった風味のお酒って感じでとても良いです。
最近、家でひとりで飲むお酒は「ジュースみたいに」アテがなくても飲めるものを探してます。
甘いとか、ごくごく飲めるとか、そういうのではなく、単品で飲んでも美味しい!みたいな。
意外にあるんですよ。
お前、散々マリアージュとか言ってたやろ?!って感じなのですが、マリアージュはマリアージュで深い世界でいいのです。ちなみに、人と一緒に飲むときは美味しければなんでもいいです。
で、ヤドヴィカも蜜月も、アテがなくても飲める、と。

ですので、こちらのお得なポーランドミード飲み比べ3点セットをお買い上げ♪♪
家にどんどん酒がたまっています……。
あまり晩酌しないので。


最後に、ホットミード用のスパイスバッグを作りました。
こんな感じ。

ミードって本当に美味しいですね!
お酒の楽しみが増えました。
コストマリー事務局さん、ミール・ミィさん、本当にありがとうございました!

ちなみに、このあと、一緒に参加したお友達と一緒に立ち飲み居酒屋へ行きましたとさ。
どんだけ飲むねん!