南国の遊び部屋

鹿児島の祭りや観光地についてゆるーく報告してますが、最近オタッキーな記事が大半だったりします。
遊び部屋ですから(笑)

エアメモinかのや2010(地上展示編)

2010-04-15 | 鹿児島の祭り・観光地
海上自衛隊鹿屋航空基地の航空ショー「エアメモ」は平成6年から行われ、今年の「エアーメモリアルinかのや2010」が16回目となるそうです。
H22年は去年より1ヶ月早く、4月11日の日曜日に開催されました。


2~5格納庫等でいろいろな展示や催し物が用意されています。


エプロンにはP-3C哨戒機をはじめ輸送機やヘリがズラリと並んでいます。


C-130H(愛称ハーキュリーズ:ヘラクレスの英語読み)
米国ロッキード社製輸送機。
1956年から運用開始され、今でも現役の戦術輸送機ベストセラー。
日本でも16機購入し、戦術輸送機として愛知県の小牧基地第1輸送航空隊第401飛行隊で運用。
2004年3月3日から2008年12月まで実施された航空自衛隊のイラク派遣において、輸送活動を施行。
2009年5月18日 - ソマリア沖の海賊対策のため、C-130を使用してジブチへの人員や器材の輸送を施行。
最高速度:約620km/h  航続距離:約4,000km

名古屋の小牧基地はシャチホコがトレードマークでしたが、2009年からペガサス(ノミ?とも)マークに変わったとか・・・

UP-3D多用機  用途:訓練支援機
全長 32.7m 全幅 30.4m 全高 10.3m
最大速力 365ノット(675km/h)
川崎重工業株式会社製造

近くにいたスタッフ。整備の方?
ワッペンが複数ついてます。

US-1A 救難飛行機
(幅×長×高)33.2×33.3×9.8m
最大速力 265Kt(ノット) 478km/h
新明和工業株式会社製造


YS-11T 輸送機
(幅×長×高)32.0×26.3×8.98m
速度 244Kt 454km/h
日本航空機製造株式会社



C-1 中型戦術輸送機
(幅×長×高)32.6×29.0×9.99m
川崎重工などによる国産のジェット輸送機
第2輸送航空隊・第402飛行隊入間基地(埼玉県狭山市)や、他に岐阜基地(飛行開発実験団)、美保基地(第3輸送航空隊 - 第403飛行隊 )にも配備。
任務は空挺作戦の支援や空中投下など、人員や装備の輸送を行なう。
航続距離の異常な短さによって(1970年代、社会党などの批判をかわすため、意図的にC-Xの航続距離を短縮)運用がしづらい事などから、2011年(平成23)度より退役が始まる予定。




U-4 多用途支援機
(幅×長×高)23.72×26.92×7.45m
最大速度 マッハ0.8(900km/h)
ガルフストリーム・エアロスペース社(米国)製造


TC-90 練習機
(幅×長×高)15.32×10.82×4.33m
速力 196Kt (400Km/h)
レイセオン・エアークラフト社製造


T-5 初等練習機
(幅×長×高)10.04×8.44×2.96m
最大速度 193Kt


唯一の戦闘機
新田原基地のケロヨンファントム

UH-60J 救難機
(幅×長×高)16.4×19.8×5.1m
最大速力 140Kt  240km/h(新幹線と同じ)


TH-135 ヘリコプター
(長×高)12.16×3.36m
最大速度 315km/h


MH-53E 掃海・輸送ヘリコプター
(幅×長×高)24.10×32.20×8.65m
最大速度 150Kt


OH-6D 練習機
(幅×長×高)8.05×9.30×2.73m
最大速度 129Kt
(愛称「カイユース」。機体形状から「フライングエッグ(空飛ぶ卵)」の別名も)


SH-60J 哨戒機
潜水艦捜索攻撃、救難人員物資輸送
(幅×長×高)16.4×19.8×5.2m
最大速度 149Kt


UH-60J
陸上自衛隊仕様でしょうか


AH-1S(愛称: コブラ)世界初の攻撃ヘリコプター
20mm機関砲やTOW対戦車ミサイル等を主武装とし、ベトナム戦争や湾岸戦争等の多くの戦闘に投入。
最大の特徴である幅99cmという非常にスリムな胴体と、搭乗員をタンデムに配置した事でによって、速度の大幅な増大と低視認性がもたらされた。
7機目から富士重工業(エンジンは川崎重工業)によってライセンス生産され、2000年(平成12年)12月14日までに89機生産。
目達原や帯広・八戸・木更津・明野・霞ヶ浦の駐屯地、陸上自衛隊航空隊・第1~5の対戦車ヘリコプター隊に配置。


OH-1(愛称:ニンジャ)は川崎重工業製造の純日本製双発ヘリコプターで、陸上自衛隊の観測ヘリコプター(偵察機)。
OH-1の開発チームは、独自のローターハブ構造が評価され、優秀なヘリコプター開発者に贈られるアメリカの権威的な「ハワード・ヒューズ賞」を、アメリカ以外のプロジェクトではじめて受賞。


CH-47JA(愛称:チヌーク:アメリカ州の先住民族のチヌーク族から命名)のコックピット見学が行われていました。
CH-47D(A型からC型までの既存の旧型機に大幅な改造を施した型)の日本向け仕様。エンジンは川崎重工業のライセンス生産したT55-K-712で4,336軸馬力まで出力が向上。

タンデムローター式の大型輸送用ヘリコプター
1965年からのベトナム戦争で大量に投入され、機体の優秀さを世界に証明。
日本ではCH-47Jを1986年(昭和61年)から陸上自衛隊と航空自衛隊が輸送機として採用。
日本国内では阪神・淡路大震災、新潟県中越地震などの大規模災害の他にスマトラ島大津波の緊急援助で派遣された実績。


CH-47Jのワッペンが販売されていました。
このCH-47Jで午後から実際に飛行展示が行われました。


第2格納庫:陸上自衛隊装備品コーナー
120mm迫撃砲RT 口径 120mm
重迫撃砲中隊が装備し、長射程化、対軽装甲弾の導入、装輸による機動性の向上等の特徴を有する。

第2格納庫:陸上自衛隊装備品コーナー
携帯地対空誘導弾(スティンガ)や84mm無反動砲など。




第3格納庫では音楽イベント館として、佐世保音楽隊や志布志ちりめん太鼓、若鷲太鼓、基地ラッパ隊の演奏が披露されました。


第4格納庫では「P-3Cなるほど館」
ミサイルや機雷を搭載したP-3Cを展示、車輪の出し入れやフラップの作動を展示


第5格納庫では海賊対処仕様SH-60K展示やパラシュートの展示、制服やフライトスーツを着て写真撮影など。


第4格納庫前では、8時35分からのオープニングセレモニーや12時30分から小月基地・航空学生によるドリル展示が披露されました。

時々小銃の空砲が放たれます!

一糸乱れぬ動き、隊形です

航空学生とは海上自衛隊と航空自衛隊のパイロット及び戦術航空士(海上自衛隊のみ)を養成するためのコースで、入隊先は「海上自衛隊航空学生 」が山口県下関市の海上自衛隊小月教育航空群小月教育航空隊で、「航空自衛隊航空学生 」が山口県防府市の航空自衛隊第12飛行教育団航空学生教育群 だそうです。


「エアーメモリアルinかのや」の旗のマーク


第1航空隊のマーク。
最新鋭の哨戒機P-3Cを装備する第一線の航空部隊。
平成20年3月には、第1航空隊と第7航空隊が統合され、新生第1航空隊として第11飛行隊と第12飛行隊の2個飛行隊編成となったとのこと。

鹿屋基地限定のワッペンやグッズが販売されていました。

第1整備補給隊のマーク。
第1航空群所属の航空機(P-3C)及び第211教育航空隊所属の航空機(SH-60J、OHー6D、OH-6DA)のエンジン、機体、電子機器、武器等の整備作業と航空機の部品や燃料及び事務用品等の補給を行う部隊です。

鹿屋航空分遣隊がH20年3月に新編されたとのこと。
鹿屋救難隊飛行隊が第22航空群(司令部:大村航空基地)隷下の第72航空隊に編成替えとなり、「鹿屋航空分遣隊」に改称。

「エアーメモリアルinかのや2010」限定切手の販売。

庁舎前広場では多数の模擬店が並んでました

航空学生さんも腹ごしらえのようです。

部隊マークのピンバッジなど、航空グッズ販売店もありました。


鹿屋基地史料館2階展示のゼロ戦
ここでは「基地と大隅~その真実~」という特別展示が行われていました。

史料館1階で、高校生以下対象スタンプラリーと紙飛行機作りが行われていました。




飛行機に興味なくても楽しめるイベントだと思います
毎年、少しずつ展示内容が変わるようですので楽しみです。




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