南国の遊び部屋

鹿児島の祭りや観光地についてゆるーく報告してますが、最近オタッキーな記事が大半だったりします。
遊び部屋ですから(笑)

中岳(ミヤマキリシマ)

2009-05-17 | 鹿児島の祭り・観光地
ミヤマキリシマが見ごろです」この魅力的な言葉に釣られて、えびの高原霧島連山も高千穂も区別があまりつかない私でしたが、5歳の次男を連れて、登山基地である標高970mの高千穂河原に行ってみました。ミヤマキリシマはどこで見れるのかな?と九州自然歩道の看板のある林道に進んでいくうちに、中岳登山道を登っていることが判ってきました。ミヤマキリシマが大分咲いている所まで来ましたが、もう少し進んでみようか?と欲が出たりして、5歳の大介もサンダル履きに半そで・半ズボンという、近所の散歩のような格好でありながら、やる気満々だったので、山道を進んでいきました。途中、山頂らしき場所が遠めに見え、そこに向かって登っていく人の小さな姿を見て、「あそこが山頂か?どうしようかなあ~。」と思いましたが、まあ、行けるところまで行ってみようと思い、大介も周りの人に「小さいのに元気だね~」とか、「サンダルだね~!!」とびっくりされたりしながら頑張っていました。途中からは少し強い勾配で岩々を登るなど、慎重に進むところもありましたが、無事に山頂にたどり着きました。


霧島神宮からさらに山手に車を走らせてきましたから既に標高970mです。

神社(昔ここが霧島神宮で噴火のため下に移動したとのこと)の方面が高千穂峰(1574m)登山への入り口のようです。
 
九州自然歩道」は九州全県(沖縄除く?)につながるようです(国立公園同士をつなぐなど)。でも自然歩道という響きから、お手軽さを感じちゃったのですが・・・

中岳登山道に入ったばかりで、まだ林道といった感じです。
 所々に豆知識の看板が
 
ミヤマキリシマが増えてきました。
 
向こうに見えるのは、おそらく高千穂峰や手前の御鉢でしょうか?

中岳まで、ようやく半分程度。本当はミヤマキリシマをお手軽に見て帰るつもりでしたが・・・。ここまで来たからには・・・・。
 
大介(5歳)も頑張ってますし・・

ミヤマキリシマのアップ。ところで、向こうに見えるのが中岳の頂上?まだ遠そうだけど・・・・。
 
登山のお約束?で、すれ違い時の気持ちよい挨拶があり、ちらほらと、すれ違いの方々と挨拶をしてきたのですが、(こんにちはー。頑張ってくださいねー。はーい。あら、僕ちゃん元気だね~。サンダルで頑張ってるね~)このようなかなりの集団の方々もいらっしゃいました。ここでレクレーションしてしばらくして帰られていたようです。
 
大介も休憩しながらストレッチ?してました。なんかまだいけそうです。
 
もうちょっと行ってみよう。
 
先程の集団の方々が小さくなってきました。
 
きれいな道がなくなり、岩が多くて歩くより登る感じになってきました。
 もう集団があまり見えません。

中岳頂上に着きました!! それにしても皆さん、それなりの登山の格好です。(当たり前ですが)
 
大介はこんな格好ですが(ある年配の方には、「お父さん、サンダルでは子供さんが可哀想ですよ。大人でもきついのに。」とたしなめられました。「はい、すみません(汗)。」

でも、サンダルで中岳まで登った(抱っこなし)5歳児としてギネスブックに載ったり・・・・駄目ですか、そうですか・・・
 
韓国岳まで8.7km。いや、もう無理ですから。帰ることも考えたくないくらいですから。
 
中岳頂上から見た高千穂峰&御鉢(たぶん)
 見晴らし抜群です!!

 下りるのは結構コワイです。

僕が大介より先に下りて下でいつでも手助けできるようにしました。
 
「さっきまであそこにいたんだね。」

帰り道では、さすがの大介も横っ腹が痛くなったりしましたが、着いたらアイス買ってあげるよ作戦で無事、抱っこなしで自力歩行完遂(かんすい「かんつい」は誤読とのこと、勉強になりました)しました。
 約束のアイス
 
高千穂河原ビジターセンターものぞいてみました。ただですから(笑)
 
霧島にちなんだ資料館、展示室です
 クイズもあります
 
霧島に野生の鹿がいるとのことです
 霧島連山などの模型です

一番お手軽な中岳に行っただけで、あれなんですが、目からうろこというか、世界が変わるというか、達成感が気持ち良いというか、冬山に命がけで登る人の気持ちがわからんでもないというか、全ての山を制覇したくなるというか、いい体験でした!! でも筋肉痛がしばらく残りそうです(汗)


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