南国の遊び部屋

鹿児島の祭りや観光地についてゆるーく報告してますが、最近オタッキーな記事が大半だったりします。
遊び部屋ですから(笑)

真栄里大綱引き

2009-09-29 | 沖縄の祭り・観光地
沖縄県糸満市真栄里では毎年旧暦8月16日に300年余りにわたり、真栄里大綱引きを行なっています。
真栄里の住民が西(イリ)と東(アガリ)にわかれ、豊作と子孫繁栄を願って綱引きをしますが、真剣勝負でここの地区以外の者は綱を引けません。
2009年は10月4日(日)に開催されますが、平日だろうと旧暦で行う行事で、今年の日曜日開催は絶好の見物のチャンスなので、まだ未見の方はこの機会にどうでしょうか!?



2007年9月26日開催の様子です

海側からやや離れた山手の地区です

糸満市市街地から離れたのどかな雰囲気です

祭りの数時間前、子供たちがほら貝を吹き、ドラを鳴らしてまわります。
平日ですが、子供たちは学校を休み、大人達も仕事を休んでます♡
(てことはお前もかいー!とつっこまれそう(汗))

屋根瓦にシーサー見っけ

まだ大綱は公民館でとぐろを巻いていました

祭り会場のメーミチ広場、まだ人はまばら

午前11時すぎにメーミチ広場に大綱をかついでの東(アガリ)の登場 

自分達の綱の長さを棒尺で確認中

西(イリ)も登場



お互いの綱の長さを確認し合います

東(アガリ)の棒旗

棒術を行いつつ前進

西(イリ)も同様です

猿が獅子を懲らしめる様子

気合を高めていきます

中央まで到達しました

行列が始まりました

ミルクさまも行列に参加

私は上側からずっと見ていました。

このような棒をもった集団は沖縄の他の地区ではあまり見かけません

旗頭ガーエー(戦い)が始まりました

棒をもった集団のガーエーは珍しいです
間に入ってやりすぎないようにする人達もいます

再度、棒術や獅子舞あり

西(イリ)の猿や獅子

大綱の登場です。こちらは東(アガリ)側
かついだ綱の上にシタクが乗っています

西(イリ)側。
どちらが雄綱で、どちらが雌綱でしょうか

東西合わせて108メートルの大綱になります

シタクを乗せたまま、綱を合体させます

カヌチ棒が差し込まれると同時に引き合いが始まりました

真栄里地区出身者しか綱を引くことは許されていません



綱引きの後に肉弾戦が
おばさんたちが相手をあおっているように見えますが(汗)          

このような肉弾戦も沖縄では珍しいです

20~30分の間にわたり西、東それぞれで、どんどん交代しつつ棒術を若い衆を中心に披露していきます

綱引きの最後としてかついで帰っていきます。


13時前で綱引き関連の行事が一旦修了となり、私もひきあげましたが、夕方(16時)からは同広場で道ジュネーや青年会エイサーなどが行なわれることになっていました。
真栄里は海から離れた山手の素朴な農村地区ですが、伝統的な大綱引き行事の格式やエネルギーには感動しました。
               

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