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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

焼け野原のなかから

2017-08-13 13:42:52 | 日記
 お盆。TV番組のタイトルに「お盆の意味を知らない人が多い」とあった。核家族になると、仏壇に何かを供えるとかお線香をあげるというような日常がないのだろう。お彼岸もお盆もわからないかもしれない。それだけでなく、戦争も知らない世代が多くなった。昨夜のNHKで「本土空襲・全記録」という番組をやっていた。66都市2000回の空襲。祖母からは子供のころによく話を聞いていたが、映像で見ると自分の想像以上のすさまじさだった。

 今、住んでいる平塚市も空襲で焼け野原になった という。その影響で道がきれいに整備された街になっている。その当時の写真は以前は市役所にあった記憶があるが、新しい支庁なってからはない。私の子供のころは、戦争の足跡はほとんど見ることがなかったが、上野や銀座に行くと、手や足の無い傷痍軍人といわれる人たちがいたのを覚えている。近くの華族の大きな家に防空壕のあとがあった。それが戦争を知る足跡だった。

 シニアサッカーで70歳以上の方たちを接することが多い。75歳以上の人と75歳以下の世代とは、感じが違う。年齢だけでなく世代の違いなのか?としばらく疑問に思っていた。

75歳以上の人たちは、疎開で生まれたところとは違うと土地で、幼いときを過ごしていることが多かった。名古屋の人が東京の都下にいたりで、聞いていて心が痛んだ。

 ある時、質問をしてみた。「すべてがそうではないですが、なんで75歳以上の人たちは、思いやりがあるというのか、なにか75歳以下の人と違うんですよね。何なんででしょうか?」と。「そりゃ、焼け野原をしっているか、どうかだよ」という答えだった。昨夜の焼け野原の映像。あの焼け野原を幼い日に目の当たりにしたら。改めて、深い感銘を覚えた。

 

 
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 あのころ

2017-08-11 22:01:16 | 日記
 静かに雨の降るよる。身体がほっと一息。

懐かしい青春の歌がTVから流れていた。あのころ、あなたは何をしていたのだろうか?夢に向って一心に学んでいたのだろうか?私は外れた道をどうしようかともがいていたのだろうか。

 あなたの織り成す模様は美しく、私の織り成す模様はぐちゃぐちゃで。それでも、人生は不思議な縁があるのですね。

 
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終の棲家

2017-08-10 22:53:35 | 日記
 夕方から雨になった。相変わらず蒸し暑い。一度、エアコンを入れたら、他の部屋へ行くと肌がべとべとしていられない。蒸し暑さには閉口である。

 久しぶりに親友と長電話をする。もう、40年以上の付き合いになるだろうか。彼女は、私の身におきたことをほとんど知っている。二人だけの話は、実に危険で口外できないことも多かった。彼女は山が見えるところに住んでいるから、私が海の見えるところにいれば、年をとったら、行き来するといいね などと話していた。最近は少ない年金の話、白髪染めの話、老後の住まいの話、それでも最後は、女を捨てるのはよそうね となる。

 32歳のときに、着物を教えるのにいいようにと和室の広いマンションを買った。すぐ33歳の厄年が来て、入院、退職、人の借金の肩代わり、踏んだり蹴ったりの年がきて、マンションは人に貸した。そして、仕方なく手放した。結婚しても、夫は長男で家は彼がもらうようになっていたが、二人ともそういうことには興味が無かった。離婚してからは、実家へも帰らず、ひとりがんばって暮らしていた。

 そんな人間が「家をほしいと思う」というと、親友でもさすがに疑問詞がついた。いや、借りている部屋で死にたくないのね、不動産屋さんにも大家さんにも迷惑じゃない が私の意見だ。身寄りも無ければ、病院や施設で亡くなるほうが確率は高いだろうに・・・。何で今頃、そんな馬鹿なことを思うのだろうか。子育てもして働きぬいた親友が言った。「きっとさ、お日様の匂いのする洗濯物をたたんだりすると、家がほしくなるのかもね」と。

 
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洗濯ものをたたむ

2017-08-08 21:53:45 | 日記
 台風一過の青空。いくらか湿度も低い。それでも高温注意報通り気温は30度を越えている。熱中症になってはと冷房をきかせて、のんびりしている。昼寝など罪悪のように思ったいたが、今年の夏は、昼食を食べるとお昼寝になってしまう。

 暑いと洗濯物が増える。一人暮らしでも、タオルやらTシャツやらが増えている。これに2人、3人と家族が増えたら、まして部活の男の子二人もいたら。大型の洗濯機が必要だし、乾燥機も必要だ。仕事をしていたら、毎日洗濯に追われそうだ。TVで見たが、コインランドリーの利用者が増えているという。大型の洗濯機があるコインランドリーで洗濯、乾燥するほうが家事が効率よい という。たしかにそうだ と思う。まだ、利用者は少ないのだろうが、洗濯物を朝、預けて夕方までにたたんでまでおいてもらえるというコインランドリーがあるという。忙しいと洗濯をたたんだり、しまったりするのも時間がおしいときがあった。アイロンがけは、日曜日にまとめてが多かった。でも、家族の洗濯物をたたむというのは、そこになにか愛情を感じることがあるような気がする。衣類に対する愛情と着る人への愛情のように思う。アイロンがけもそうだろう。

 忙しい中で、そんなことをしていたのはパワーがあったのかもしれないが、いま、時間があって洗濯や洗い物をしていると、家事とは家族への愛情の確認なのではとしみじみ思う。食器への愛情もそうだ。食器洗い機ではわからないかもしれない。

 仕事を辞めて、収入が減った。そのことで欲もなくなった。大事なものは、ものへもひとにもあいなのだと 思う。「足るを知る」のだろう。

 
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熱中症未満

2017-08-07 21:53:34 | 日記
 朝から室温は29度、湿度も90%近い。TVのニュースは台風の報道が続く。「どこへ行くの?」という感じの迷走台風だ。大きな被害がでない といいと思う。風雨がひどくならないうちに買い物に出かけた。蒸し暑さが身体を襲ってくる。

 午後は、パソコンに向って細かい作業が続いた。どうも電気代をけちってしまい、冷えると冷房を切ってしまう。ほぼ作業が終わって、ソファーで一休み。印刷したものを校正しようと起き上がると、めまいが襲ってきた。これは熱中症の症状だろうか。あわてて冷房を入れて、水分補給。静かにソファーで休んだ。寝不足が続いていたのか、すやすやと寝てしまったらしい。目が覚めると、外はざぁーざぁーの雨。さすがに心細い。そろそろと起き上がってベランダの植木を避難させた。

 どうも熱中症の初期だったらしい。怖いと思った。年をとると、暑さにも鈍くなるというが、昨年より暑さに強くなったのではなく、鈍くなったのだ・・・!母に毎日注意していたのに。

 ○○未満という表現。子供たちに以上・以内はその数を含むけど、未満は含まないのよ

と教えていたのを思い出した。熱中症未満だったのか。今週はきちんとスケジュールを立てて生活しようと思っていた。予定は完了したけど、もう無理とけちはやめようと思った。

「未満」に感謝!

 
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