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『まれ』、元治さんロスによる元治さんロスのための厳選元治さん7選。

2015-09-26 22:09:56 | 朝ドラ

『まれ』が9月26日の放送で終了。

『感想』についてはこちらの記事【朝ドラ「まれ」のいいとこ4つと、つまらない理由3つ。】に総括したので、もう言いません。
来週にはあまちゃんが最終週だし、あさが来るのでもう言いません。

(「まれ」についてアレコレ言うとエネルギー消費するし)


というわけで、私利私欲に走り、ひたすら元治さんを集めてみることにしました。
まれロスにはならずとも、元治さんロスにはなりそうなので。


ちなみに一応、元治さんとは。




 夜逃げして能登にやってきた津村一家が宿を借りることになった桶作家。
 その桶作家の家主・桶作元治。

 代々塩作りをしている塩田の職人。
 妻の文と二人暮らし。
 普段は炎天下での厳しい力仕事を寡黙にこなしていますが、稀代の祭り男。
 祭りとなると先頭に立って曳山を動かし、誰も止められなくなるほど。
 一緒に住むことになった希たち家族と、やがて本当の家族のようになっていく。


そんなこんなが公式の設定なんですが、この田中みん(サンズイに民)さんが演じる元治さんがもう素敵ったらありゃしない。
後半は元治さん目当てで視聴していたようなものです。

というわけで。
私の独断と偏見による厳選元治さん7選をご紹介。




関連リンク

朝ドラ「まれ」のいいとこ4つと、つまらない理由3つ。

『まれ』21週、まれ界では能登半島大地震はなかったらしい。

『まれ』19週、伝統文化の後継者問題、桶作夫婦の見上げる空。




【元治さんロスによる元治さんロスのための、厳選元治さん7選】


1.元治さんと弥太郎さん。

そんな元治さん、19週の『潮時じゃがいもガレット』で大きくクローズアップされました。

『まれ』19週、伝統文化の後継者問題、桶作夫婦の見上げる空。
 (個人的にここが神週。こういうのを見たかった)

 

塩の味が落ちたことに気が付く元治さん。
台詞はないこのシーン。
厳しい職人の『目』で語る。


 

「潮時っちゅうことか」「ほうや」


相談したのは恋敵でもある弥太郎さん/かおるさん(中村敦夫)。
作るものは違えど、職人としてわかちあえる弥太郎(当時)と酒を飲みかわす。

本当に守るべきものは、人生か背負った文化か、あるいは家族か。

弥太郎も元治さんも背負った文化と一緒に人生歩んできた。

きっと眼を開く元治さん。涙がこぼれそう。
でも弥太郎さんのほうが切なそうな顔してる。


でも2人は絶対に泣かない。



「支えられとるがはここじゃねえがけ」

田中さんと中村さんの演技に圧倒されたこのシーン。




2.元治さんの塩田

 

 

「うまいと思てもろてる間にやめるのがものづくりや。気付かれてしもうてからでは遅えげ。駄目にせんうちに手を引くがも職人の仕事や」

「塩づくりっちゅうがや一日一日が自然との真剣勝負や。おてんとさんの気まぐれで全部やり直しにもなる」

優しく厳しさを語る元治さん。
職人としての生き様、自然と共に生きていくということ。

……まれはこの元治さんの背中を見て、何がどうしてああなったのか。元治さんの「自然と共に生きる」というのはもう少し生かせなかったのか。

 

 

  

水しぶきと青い空と鍛え上げられた大腿に思わず息が止まります。


いつだったかドキュメンタリーで見たことある塩田の風景。
誰にでも演じることができる役ではないでしょう。
田中さんだからこそ、この風景が似合ってるのかなって思う。





3.元治さんと文さん

 


『引退記念』と称して、桶作家では宴会状態でした。
世界中の祭りを見る、と明るい未来を語る元治さん。
にっこり笑う文さん。

それでもどこか寂しさが漂う。
多分それは二人だけの秘密。
長年寄り添った夫婦が見つめる故郷の風景。

「今年で最後やね」

田中裕子さんの短いセリフ。
田中みんさんに至ってはセリフもほとんどない。
それでも圧倒的な存在感とリアリティ。
風景に溶け込んでいて魅入ってしまう。


実際の能登でもこうやって「潮時」を迎えてる塩田は少なくないんだろうなあ。




4.お祭り元治さん

  

「これからは第二の人生や」
「まずは…リオのカーニバルや」


ダンサーでもある田中さんの真骨頂の演技。(いや酔っぱらいなんだけど)


スピンオフで元治さんリオに行こうぜ(そういうこと言わない)





5.闇堕ち元治さん。



文さんと弥太郎さんが横浜へ行ってる最中の元治さん。

暗っ!!暗っ!!

ところでスピンオフ、若元治、若文、若弥太郎でどうですか(だからそういうこと言わない)




6.女子会元治さん。

 

一子とまれたちの女子会にしれーっと入っている元治さん。
違和感が仕事をしないww




7.子育て元治さん

 

みのりと一徹の間に子どもが生まれ、構いたい(構ってほしい)元治さん。

ベロベロバー。





ところで、上記の元治さんを演じていらっしゃる田中みんさん。



本職は俳優ではなくダンサー、あるいは舞踏家です。
(田中さんの公式HP[Min Tanaka |Rin Ishihara ★Dance★ Official Web Site★]より)

 

 

いつだったかの「あさイチ」プレミアムトークでゲストでいらしたことがあって、そのときダンス動画を拝見しましたが。

……よ、よくわからないけど、とにかく色っぽい…!!

公式HPも拝見しました。
身体気象言語とかハイレベル過ぎてよくわかないけど、なんかすごい。

とにかくよくわからないくらい舞踏を語られる田中さんは、やはり俳優ではなくて舞踏家なんだなと。



それにしてもお若い。
ウィキ先生によると、1945年3月10日生まれの70歳だそうで。
(ついでに身長180cm、70kg)

後期高齢者の概念が覆りそうです。

「世間のいう年齢には興味がないな。俺には俺の歳がある。」

かっけーです、田中さん。




俳優として出演されたのは「たそがれ清兵衛」が一番最初。
山田洋二監督が初めて手掛けた時代劇で、ご存知の方もだいぶ多い日本を代表するような有名作品です。
公開は2002年。

田中さんの俳優デビューは2002年ということになりますね。
「まれ」で妻の文さん役を演じた田中裕子さんのデビューは、もっとも知られているところで「おしん」の1983年。
(ちなみに主演の土屋さんは2007年)

なんか意外です。何がって言われてもあれなんだけど



こちらが「たそがれ清兵衛」出演。
話題になったそうです。


他にも多くご出演されていますが、私自身が知っているのだけでも。



映画「るろうに剣心」京都大火編。



むむっ、そういえばたおちゃんとここで共演してるか。



ドラマだと




「外事警察」




「龍馬伝」


その他いろいろあります。
最近の民放だと「リスクの神様」で鴨居の大将、もとい堤真一さんと「地下鉄に乗って」以来の共演。


(観たかったけど途中でやむをえなく離脱しました)


詳しくはこのへんをご参照ください。
『まれ』『リスクの神様』の田中泯ドラマ・映画10選






そんなこんなで『まれ』も終わり。
まああれこれありましたが……

テレビ越しとはいえ、田中みんさんというかっけーお方に出会えたことには大きな感謝をしたいところです。


田中さんの益々のご活躍を待っています。


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