妄想ジャンキー。202x

あたし好きなもんは好きだし、強引に諦める術も知らない

『真田丸』17話『再会』、狂気渦巻く豊臣、涙こぼれる徳川、迷走する真田。

2016-05-02 20:58:31 | 大河
2016年大河『真田丸』17話「再会」のネタバレ感想のようなものまとめ 



出オチするタイプの笑顔。


※旭姫と大政所の再会に泣きそうになった。




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■先週までの真田丸


恒例の、副音声で振り返る先週の真田丸。
大坂城の狂いっぷりが見せられた16話。

まずは井戸のシーンから。

「憂鬱そうな顔で廊下を行く信繁。庭の井戸に目が留まる。
近づく信繁。井戸を覗き込む。想像を巡らせる信繁。秀吉の冷たい目が蘇る」


そして清正がやってきて……

「秀吉を見る清正。信繁の胸ぐらをつかむ清正。体を交わし清正の腕をねじる。
 ねじりかえし、信繁を持ち上げ井戸に向かっていく」


副音声さん淡々としてるから、清正のシリアルキラーっぷりが余計に演出されて怖い怖い。


続いて、ラストのシーン。

「廊下を走る信繁。迷路のような廊下を進む信繁。
 向こうの廊下に茶々が微笑んでいる。茶々の笑みに立ちすくむ信繁」


茶々様の音声解説は一貫して『向こうの廊下で微笑む』と。
怖えよ、ホラーかよ……歩く残穢怖えよ…



■情弱・真田


徳川が真田討伐をする、と信尹おじさんから知らせが届きました。


「いよいよ来るぞ、徳川が攻めてくる」

窮地になれば窮地になるほど、何かが昂ってしまうパッパ。


「戦支度じゃ」
「かしこまりました」


何かどこか楽しんでいそうな雰囲気の真田の面々。
そんなパッパ、出浦さん、NIKEらに、ツッコミたくて仕方なさそうな信幸。


うーん、信幸が今日もいい味出してる。

「それにしても大坂の源次郎は何をしておるのか。なぜこのような大事を知らせてこない?」

とぼやく信幸。

信尹おじさんから、徳川についての情報は届く。
でも信繁から、秀吉についての情報が届かない。
それを不審がる信幸。

その理由は、先週信繁が怒られたとおり、三成が完全に情報統制をかけているなのですが……
情報弱者の立場になってしまった真田(信繁含む)の立場がここで強調されます。


……ところで、おじさんはわりと自由なの?泳がされてるの?それともダブルスパイなの?



■ゴールデンブラック大坂城



狂 気 た ち こ め る 大 坂 城 。

どこのラスボスの居城だよ!!!!

一転描かれる城内。
華やかさを極めています。



何よこのピカピカの瓢箪は。
さっきの暗雲と比べてなんなのよ。
やっぱりゴールデンブラックだよ大坂城。



■秀吉の笑顔


帰ってきた秀吉と三成に、徳川の真田討伐について尋ねる信繁。


「まことでございますか」
「まことだよ」


小日向さんの目元はそのまま、片方の口角を歪めるっていう笑い方ぁ。


信繁が聞いてるのに答えないぃぃぃ。


信繁としては食い下がるわけにもいかず、さらに声をかけるのですが。


「うるさい!」

笑顔で怒られるのってめちゃくちゃ怖い。



■こっちのおっさんたちの笑顔


そのころ。浜松城には、秀吉の書状を持った片桐勝元が到着していました。


「真田事一向上洛の命に応じず表裏比興の者にて候。家康自身相働かれ、真田首はねられるべき旨仰せつけられ候」

 

賤ヶ岳七本槍の片桐殿に会えてニッコリの忠勝殿が素敵。
忠勝殿に「光栄です!」と言われて、まんざらでもなさそうな片桐殿の笑顔も素敵。


平八郎の安定感パネエ。



■変な虫になるなよ


出雲阿国らの舞の見物に信繁を誘う秀吉。
信繁としてはそれどころではないのだけれど、その席で『真田討伐はさせない』という真相を知ります。
(というより真田はただの『コマ』のひとつであったというわけなんだけど)


信繁がホッとしたのもつかの間。

「わしの留守の間に会うたそうだな。茶々が申しておった」
と突然秀吉が言い出して、心臓止まりそうな源次郎ぉぉ。
茶々はまた何も悪気はなく言ったんだろうな。
それともあれかな、先に手を打っておくことで権三ルートを回避なのかな。


 
「怒ってはおらぬ」
「そう怯えるな」


源次郎の顔を見ずに、源次郎に表情を見せずに言う秀吉。
観ている側はどちらの表情も見せられているから、秀吉の威圧感・源次郎の不安感がより高まる画。

っとに出雲阿国どころじゃねえよ(褒めてる

 
「おまえは利口な男だ。権三とは違う。変な虫がつかぬようそばで見張っていてほしい。頼んだぞ」

ほんの少し、「頼んだぞ」のところで表情が変わる。
おまえ自身が変な虫になるなよ、殺されるなよ、と。



■昌幸はまだ気づいていない


上杉には「今後真田に肩入れをするな」と命じ、家康に対しては真田討伐を認めた秀吉。
昌幸に怒り心頭であることは確かなのだけれど、それよりも家康が上洛命令に従わないことのほうを避けたい。

そこでいったん家康に対真田の戦を許可し、同時に上杉を抑えることで徳川へ恩を売り、上洛させる。
徳川が上洛したとすれば、全国の諸大名に「家康でさえも臣従した」と知らしめることになる。


……という状況なのですが。


「あの家康が振り回されておるわ、ハハハ」
「もっともっと真田の値打ちを高めるのじゃ」
「焦らすだけ焦らす。どうせ下につくのならところん値を釣り上げてやる」

だめだパッパ、全然気づいてない……

「それが真田安房守のやり方よ」

今はそうじゃない……



■熱の花


真田は、秀吉に評価されてるわけではなく、ただ秀吉が徳川を手中におさめるために利用されてるコマに過ぎない。
その現実に昌幸は気づいていない。
信繁もまだ明確には気づいていない。

気付いているのは信幸だけ。
(もしかしたら信尹も)


そんなお兄ちゃんの胃壁の細胞破壊マックス。
また寿命縮んだ(なお享年は93歳)


居室に戻り、鏡に向かってるこうちゃん相手に、思わず話が漏れてしまうのですが……



お兄ちゃん、大丈夫。
お兄ちゃんには、こうちゃんがいる。


こうちゃんは鏡越しに信幸兄ちゃんの苦しそうな表情を見ていたのでしょう。
だからせめて今だけは忘れてくれって。

 

でも『熱の花』って、口唇ヘルペスのこと。
こうちゃん……抵抗力が低下してるんでしょうか……
先週小松姫も出てきたし……

うわあああ、ネタ要員にしていたこうちゃんがああ……。
交霊儀式とかホーンテッドマンションとか言っててごめんねええ!!!





■この人だけは嘘をついていない


さて大坂城。
上洛しない家康に対し、人質を出すことにした秀吉なのですが。
家康相手の人質になりそうなのは、大政所であるなか。
秀次が「物見遊山くらいの気分でいくのはどうか」とフォローするも寧は大反対。
でも肝心の大政所は…


「寧殿。まあええ。ありがとう」
「私はよう藤吉郎のおかげでこんな贅沢をさせてもらってる」
「この年になって藤吉郎の役に立つなら私うれしいよ。喜んで行かせてもらうなん」


息子・秀吉の役に立ちたい、嫁の気持ちがありがたい、秀次の言葉もありがたい。
なかさんには、全方位への感謝が同等にあるんだなあ……

演じる山田昌さんの、素朴なネイティブ名古屋弁。
山田さんご自身の雰囲気もあるんでしょう、この人だけは嘘はついていないと思わせてくれる純粋なかかさま。


「さすがはおふくろ様だぎゃ~」

抱きつく秀吉は、今の秀吉ではなく、狂気にまみれる前の藤吉郎・サルだったころの様。

『とり―昌幸』と同じような、母子愛の描写なのだけれど。

どす黒い大坂城の中でここだけは清らかというか。
緊張の糸が張り詰める大坂城で、涙腺が緩みそう。

ここんとこ「秀吉怖い」「茶々怖い」「大坂城怖い」ってずっと言ってるんだけども。
秀吉も、茶々も、大坂城に来るまでにいろんなことがあって。
彼らは時代に飲み込まれた結果、『狂気』になってしまったんだよなあ。
怖いのはその人たちではなく、時代なんだよなあって。




■ほぼサイレントの清水ミチコ


実は秀吉から家康への人質には、なかさんの前に妹の旭も送られていました。
当然、上洛へ重い腰をあげざるをえない家康。

で、その旭姫。


「5か月前に家康の正室に迎えられた秀吉の実妹・旭姫。このとき44歳」

ちょwww
ナレーションの破壊力ひどいwww



仲睦まじかった夫と無理矢理離縁させられて徳川に送られた経緯を考えたら、
ブスーッとなるのは仕方ないのですが。
清水ミチコがサイレント、ということは……









ほらやっぱりコントになるじゃないかwww


これは誰がひどいの?
有働さん?三谷さん?
いや、そもそも「清水ミチコでいこう!」って起用したDやPひどい(いいぞもっとやれ)



そんなコント状態の徳川家ですが。
前述の大政所と旭姫が岡崎城で『再会』することに。



泣きながら抱き合う親子の様子を見て、涙ぐんでいるような家康。
これが戦国を制する天下人の懐なんだなあって。




■ちゃんと返してくださいね


そんな暖かい雰囲気は一転。
少し前後するのですが、大政所が徳川へ向かうという一報をきりちゃんが伝えに来ました。



きりちゃん辛辣なこと言ってるけど清涼剤。
きりちゃんが大坂にいてくれてよかった。

そんなときやってきたのが茶々様。
珍しく機転を利かした信繁が「きりとは良い仲だ」と茶々様に嘘をつくのですが。
まあきりちゃん調子に乗っちゃうよね。


きりちゃんのド満面の笑み。


チラっと見てきりちゃんのマネをする茶々様。
目 が 笑 っ て な い 。



gkbrしかけていたところにやってきました石田殿。
源次郎を貸してくれと茶々様に言うのですが。


「貸してあげてもいいけど、ちゃんと返してくださいね」

源次郎の絶望しきった顔パネエ。


これ、「ちゃんと生きた状態で返してくださいね」とかじゃないよね?…ね?
普通に普通の意味だよね…?





茶々様でいえばもう一つ。


茄子を丸ごと引っこ抜く。

茄子って花ごとに実をつけるんですが。
寧様が育てた茄子を根絶やしにするっていう。

マジ茶々様ぁ……



■秀吉の子飼いたちは学園ドラマ


三成のところにドスドスドスドスやってきた。
加藤清正&福島正則。
大政所が家康のもとへ人質に向かったことについて、三成を責める清正。

あれっ、先週シリアルキラーだった清正さん。
これはもしかして……

体育館の裏でタバコ吸ったり、夜に校舎の窓ガラス割ったり盗んだバイクで走りだしたりしちゃうけれど、
100円玉で買える自動販売機の温もりと自由を求め続ける昭和のヤンキー??


 

清正「そんなに家康が恐ろしいのか。そんなに奴の顔色が気になるか」
三成「(…近い)」
正則「(…近い)」
吉継「(…近い)」
信繁「(…近い)」



昨日餃子食ったの誰だよ状態。



「お前のやり方はここがねえんだよ。冷てえんだよ!」

とびかかろうとする清正。
清正を抑えているのが、(先週井戸に落とされそうになった)源次郎。

なんだこれは。
部長会議に飛び交う怒号に戸惑う新入社員かな。


 
「お前にはな情ってもんがねえんだよ!」
「お前、泣いてるのか」


泣いてるのかって煽ってるような石田殿もなんだか泣きそう。
『泣いてどうにかなるんだったら、俺も泣くし怒るし!でもどうにもなんないんだし!』と言いたげな表情がまた。



ところでこの回の直前、三成役の山本さんのインタビューがありました。
「人を不快にさせるために、相手の目を見ないようにしている(大谷さん以外)」という話。


「こっち見ろ!」って清正が怒声を上げているのに、みようともしない。
信繁が「見たほうがいい」って言っているのに、全然みようともしない。


徹底して人を不快にさせる三成にパチパチ。




■『再会』


ところで、17話のタイトル『再会』。
出雲阿国のところで気になる人がいました。

 
(呼吸法の指導中……)

そして阿国さんに声かけて「もしかしたら知り合いかもしれないんです」と話してる矢先に……



お松さん!!!
小山田殿が全国各地の真田丸関係のイベントでお待ちですぞ!!!

ベタでいい。
ベタベッタの少女漫画展開でいいから、「あらこの匂い袋は何かしら」って。



■リハをしておこう


他人の空似?記憶喪失??
松とよく似た藤という女性のことを父たちに伝えるべきか悩む信繁。

そこにやってきました秀吉さん。



家康が大坂城に来る。
今は秀長の屋敷にいるけれど、明日自分に会いにくる。

自信がない、と秀吉。
秀吉は元は農民の出で、名門である徳川にはどうしても委縮してしまう。
そんな切ない理由を偲ばせながら、リハをしたいという秀吉さん。


 
てか誰か源次郎の話聞いてやれよwww



■うわあああああ


で、源次郎は仲介役をすることになったのですが。
第一次上田合戦のことや父・昌幸の話で懐かしむ2人。



不敵に微笑む家康と、どこか余裕ぶっこいてる信繁。
その理由はこれ。



源次郎の横でやたら咳払いしてる従者が……


「ええいもうめんどくさい!わしじゃ!」
「うわああああああああああ」


いきなりの秀吉登場に家康悲鳴www
どっちもどっちだよwww


……あれだけ怖かった秀吉をすっかりコント要員にしてしまうっていう、家康……


秀吉は、家康に『明日のリハーサルをしよう』と。
そこで台本を仕込んでいくのですが……


「殿…芝居がどんどん難しくなっております」

メタ発言やめてwww



そこで信繁、阿国のところでチラ見していた丹田の腹式呼吸を提案。
丹田のくだり伏線だったのかよwww




■真田昌幸の次男坊


その後、三成と廊下で。

「お主のような薄っぺらい小僧が、上杉に気に入られ、徳川に取り入り、殿下の心をあっという間につかんでしまった」
「何者なのだ?おぬしは」

と尋ねられる源次郎。
(てか三成も思いっきり心つかまれてんだろうな。三成言わないだけなんだろうな)


「真田昌幸の次男坊です」

真田源次郎信繁ではなく、真田昌幸の次男坊。
ここで源次郎の口から三成に向けての言葉として出るとは。

グッときた。

源次郎にしてみれば、自身の矜持としての真田昌幸の次男坊
けれど秀吉や三成からすれば、『たかが真田』の次男坊。
観ている側からすれば、「源次郎に誇りに思われていること」が昌幸たちに残された希望。


……辛いな。



しっかし、ウイルスバスター三成
毎回毎回、手紙管理。


「ちなみにおぬしの兄からの文も預かっておる。兄弟揃いも揃って」

多分気のせいだとは思うのですが。
「ヤマコー三成だからこそお手紙ネタ連発なのかな」と思ったら、三谷脚本えげつない。




■ハイレベルな演じ合い


さて渾身の八百長芝居、本番スタート。

 

内野さんが演じる家康は棒役者。
リハを重ねたうえで受け答える小日向さん演じる秀吉。

爆笑コントから一転して、ハイレベルで贅沢な演じあい。


観ている方が騙されているような気分に陥る。


さらにこの状況を知るはずのない真田の中で、最も冷静な視点を持っている、
いわば視聴者に近い視点を持っている兄・信幸のモノローグ。



「我らはどうすればよいのだ。教えてくれ、源次郎!」

真田のシーンからはじまって、動き出す徳川&豊臣。
それを見ている信繁の姿と信幸の言葉で締める。

これから何かが大きく動き出す。
そんなことを思わずにはいられない引きでした。




■真田の狭さ、残酷なほどに




「こりゃ秀吉が滅びる日も近いぞ」


そう見抜いていた昌幸の読みは確かに当たっています、が。

「上洛はまだしない」


完全にタイミングをとり間違えている。

それだけではなくまだ勘違いをしている。
真田はただのコマだった。
徳川を釣るための餌だった。
昌幸は「秀吉が真田の価値を認めた」と思い込んでいるけれど、その勘違いに信幸は気づいてる



ここまで本能寺の変など、『真田親子が視ていないものはほとんど描かない』という方針が一貫されていましたが。
それが今になって効いているなあ、と思います。


信繁は大坂で秀吉の元、視界・視野をどんどん広げていく。
いっぽう昌幸らは信濃の地で、情報を待つしかない状態。

主人公が世界を広げていく一方で、残酷に浮かび上がる真田の『狭さ』。






■次回は上洛するってよ


次回、上洛。


 

景勝様を思い出させるパッパの立ち姿。
神シーン多いような予感がして今から既にwktk。





長文お読みいただきありがとうございました。
次週もどうぞよしなに。


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3 コメント

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Unknown (mm)
2016-05-02 22:37:48
「あさが来た」でこちらのブログを見つけ、以来ハマってます。今は「真田丸」の感想、楽しみにしています。

>昌幸は「秀吉が真田の価値を認めた」と思い込んでいるけれど、その勘違いに信幸は気づいてる。

私は、信幸はまだ気づいてないと思っています。彼もそれほど経験値はないと思うのです。ただ彼は、「いったん決めたらずっと臣従するのが筋だ」と思ってるので、父とは意見が違う。(とはいえ、昌幸も信玄公の時代は一筋に臣従してます。その体験に基づいて信幸を育てたので、あんなにまっすぐな嫡男ができたような気もします。)ただ、昌幸は信玄公亡きあと、信玄公に匹敵すると思える大名がいなかったので、信幸のようにストレートに臣従すれば良いという意見にはならないのだと思います。私は信幸は慧眼だとは思ってなくて(少なくとも今の時点では)、時代が彼のセンスに追いついてくるという感じだと思っています。

真田の視野が狭いのは仕方ないよなと思います。パレスチナに住んでる当事者だもの。信繫はたまたまニューヨーク国連本部(大坂)に連れて来られたので、パレスチナ問題が大国間の思惑で左右されてたことに気づくことになったんだと思います。
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Unknown (ゆずず@書いた人)
2016-05-07 15:05:48
mmさん>
コメントありがとうございます。
そうですね、昌幸にとって臣従すべきは唯一信玄公なんですよね。
現代の国際情勢とよく似てますね。
こちらは中学生+@程度の日本史の知識だもので、大変勉強になります。
返信する
Unknown (Unknown)
2016-05-17 20:36:35
史実だとおよそ、遅れて独立勢力になった昌幸にコネがなくて(国衆に外交権はなかったので)秀吉に取り付いでもらえる相手がいなかっただけで自力で秀吉との謁見にこぎ着けてるんですよね

上杉は真田を下につけておきたかったら豊田に取り次ぐつもりはさらさらなかったし


このへん信繁が主人公なんで真田丸では昌幸を小さくかいてますね
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