今日はポーが大鴉を発表した日だそうだ
あるわびしい夜更け時 わたしはひそかに瞑想していた
忘却の彼方へと去っていった くさぐさのことどもを
かくてうつらうつらと眠りかけるや 突然音が聞こえてきた
なにかを叩いているような音 我が部屋のドアを叩く音
いったい何者なのだろう 我が部屋のドアを叩くのは
それだけで 後はなにも起こらなかった
という句で始まる
高校生のころ
英語が苦手な私(って中学からだけど)
コツコツ勉強なんてできない私に
本読むの好きだから本読めば?
と勧められて
ポーを読んだの思い出した
何読んだのだ?
忘却の彼方
下の話の題名が頭に浮かんだから
短編集読んだのかもしれない
そうだ
これはさ
言葉の意味がよくわからなくても
読むだけで音が鳴り響いて
体の中に入ってくるような文章なのよ
辞書を引くとかひかないなんて関係ないのだ
それですっかりポーにはまったの思い出した
勉強苦手な私の英語苦手意識が吹っ飛んだ
そういうやり方を示唆してくれた友達に感謝だよ