遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

温泉

2010-09-21 20:50:00 | ただの記事

Img051温泉では

暇なので

しょっちゅう観察している

温泉の壁は暗い灰色で

味気ない

白いタイルにして

線で描いた入浴ヌードが

書いてあったらいいのに

と思う

でも

女風呂と

男風呂が交代するから

男風呂に

ヌードの絵があったら

女の人は

嫌な気持ちがするかもしれない

うちのおばさんは

洗い場から立ち上がると

執念のようにタオルを絞る

なかなか面白いポーズなんだがImg052

 

老若男女(男は子供だけだが)

いろいろいて面白い

 

高齢者は

骨盤が

前傾ではなくなる

こう

腹が前に出るポーズ

腰に悪いんだが

しょうがないのか

 

うちのおばさんもそうだ

私もそうかな

背骨が緩むと

骨盤が前傾にならない

 

このお尻から腹にかけて

集中的に眺めていると

けっこう

いろいろな形をしているので面白い

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わからないこと続出

2010-09-21 10:51:30 | ただの記事

パワーポイントで

音声にリンクを貼ったとき

同じCD同じフォルダーにに入っているなら

当然リンクされると思うのに

いちいち安全性について警告が出る

パソコンに入っているときはすんなりリンクするのに

なんで?

 

私はデスクトップの時はスピーカーをつけて

ノートの時はヘッドフォンを使ってた

音声が微弱だと 久子さんからもナツさんからも来て

ヘッドフォンを外したら

最大音量にしても小さすぎる

 

なんで? 

大体  デスクトップのモニターから音を出す方法もわからない

 

スピーカーの絵があったな

あれか?

ああわからこっちゃ

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できたよ

2010-09-20 22:09:23 | 朗読
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エルザの眼 ルイ・アラゴン  大島博光訳

2010-09-20 14:40:41 | ただの記事

おまえの眼の深いこと 身をかがめて飲もうとして

おれは見た すべての太陽がきらめき映り

絶望したものたちがみな そこに身投げするのを

おまえの眼の深いこと おれは気も遠くなる

 

飛ぶ鳥たちの影で  暗くかげる青い海

ふと晴れ間がのぞけば おまえの眼の色も変わる

夏は雲をちぎって 天使たちの仕事着に仕立てる

麦畑の上の空ほどに 青いものはない

 

青空にかかる悲しみの影は 風も吹き払えぬ

涙のひかるとき おまえの眼は空よりもきらめき

雨上がりの澄んだ空さえ おまえの眼をねたむ

砕けたグラスのかけらほどに青いものはない

 

おお「七つの苦悩」をになう母の 濡れた眼ざしよ

七つの剣が 七つの色のプリズムを刺し貫いた

涙のなかに射す陽の光は さらに胸かきむしるばかり

悲しみに射抜かれた瞳は 喪にふしていやましに青い

 

お前の眼は 不幸の中に二つの突破口をひらく

そこから「三人の博士」たちの奇跡が起こるのだ

あのとき かれら三人は心躍らせて 見たのだ

まぐさ桶にひっかかった マリアのマントを

  

「五月」の月を 言葉で歌い 嘆くには

一人の詩人の口で こと足りた

だが千万の星たちには 一つの空では足りぬのだ

かれらには お前の眼や同じ秘密が必要だった

 

美しい絵本に見とれた子供が ぱっちりと

見開いた大きな眼も おまえの眼には及ばぬ

人を煙にまくように おまえが大きな眼をひらくときは

まるで にわか雨に濡れて咲いた 野の花ようだ 

 

昆虫たちが激しい恋を遂げる あのラヴァンドの

花の中には ひらめく稲妻もかくしてあるのか

おれは流れ星の網に つかまったのだ

八月のさなかに 海で死んだ水夫のように

 

おれは このラジウムをウランからとりだした

この禁断の火で おれは手の指を焼いたのだ

何度となく 見失ってはまた見つけ出した楽園よ

おまえの眼はおれのペルー  ゴルコンド おれのインドだ

 

とある夕べ 世界は暗礁に乗り上げて砕けた

難破者たちは 暗礁に火を放って燃え上がらせた

だがおれは見た 海の上にかがやく

エルザの眼を   エルザの眼を   エルザの眼を

私は詩なんぞというものはよくわからないのですが

(ああ  詩を朗読できるようになりたい)

アラゴンの詩は  読んでいると

愛に縁のない私の胸も 愛と連帯の思いでいっぱいになってしまいます

不思議です

ここにある言葉をイメージするだけで

私も エルザの瞳に身を投げてしまいそう

 

20世紀初頭の人たちって

ほんとうに すごい世界を繰り広げて 自由奔放

その人たちの苦悩も 怒りも みなアラゴンの詩で 宝石になってしまう

 

21世紀初頭に人生の終わりを生き

まあ

間もなく死んじゃうんだけれど

こういう先人たちの切り開いた自由の世界を

泳いでいきたい

Swiming1_2

 

 

 

 

ところで  但馬の国のヒダリマキガヤ 電気紙芝居が終了しました

これからファイルを某所に送ります

マイクロソフトのサービスでファイルをWEB上に保存しました

お友達とそのフォルダーは共有できるのです

電気紙芝居で見たい方 コメントください  メールアドレスを入れてコメントくだされば

お友達登録ができます

CDでほしい人は 送りますよ 住所を教えてね

 

あとね  新しいパワーポイントはそれをビデオにもできた

後でホームページにアップします

では

これからおでかけでやんす

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ルイ・アラゴン

2010-09-20 09:46:13 | ただの記事
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お年寄りのみなさんありがとう

2010-09-20 05:32:47 | ただの記事

私の母が亡くなって

家にお年寄りがいなかったとき

家の工事をしてくれるかたが

認知症になって家にはおいていけないおばあちゃまを

連れて仕事に来ました

 

娘は そのおばあちゃまにお茶を出しておしゃべりのお相手をして

涙ぐみました

「いいなあ  おばあちゃんがいる風景!」

 

子供たちは

武蔵の母  私の母と

おばあちゃんがいる風景の中で育ったのです

 

どこかの国のことわざに

♪家に年寄りがいなかったら どこかに行って一人借りてくるといい♪

というのがあるそうです

 

我が家は母たちがなくなっても おばさんに出会い

お年寄りに恵まれている家です

そういう家には

確かに

かけがえのない幸せがあります

 

ありがとう

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コラージュ

2010-09-19 19:16:15 | 絵画

Img_9800 お友達は

ホームセンターで

袋詰めいくら

という

木のきれっぱしを

手に入れてきました

円を切り取ったカスです

並べかたをいろいろ考えて

写真にとって どうしよう?と 考案中

これは面白いかも

形の特質から 水平垂直を意識して    破調を作ろうとしたりしています

 

Img_9804この方は

円を使って

構成中 

水平垂直

って  基本形かもしれない

 

 

 

Img_9805Yさんのは

構図の骨は

水平 

そこにダイナミックに

動きを作ろうとしている

 

Img_9808

こちらは中心を意識して

それをちょっとずらし

配置を考慮中

 

 

 

 

Img_9806のところにきて

大塚先生は

大橋さんは

混沌派だとおっしゃる 

先生は

きっちり構図を考えてから

取り組まれるのでね

私はぐちゃぐちゃ

やるたちだから

それはそれでいい

とおっしゃるが

私のも単純よ

構図の骨は

水平です

 

この作品は

家人に馬鹿にされどうし

今朝出がけに  武蔵に なんじゃこれ?

と馬鹿にされ

おばさんと二人で馬鹿にした

うるへ~~

これが課題なの!

と言っても

二人して

ね~~  馬鹿みたい  という風情で  二人の気が合ってる

くそ!

 

KINU洋画会のお友達も楽しそうに この課題に取り組み

よいのではないですか?

 

でも

自然発生的に取り組むと

これって

水平とか

垂直とか

円とか

今そういうのはないけれど螺旋とか

構図が 単細胞だ

もう一回 コラージュの課題 自分の扱えない構図を探して

剽窃 やってみようと思う

KURAGA さんのコラージュを見に行ってきたが

この方も構図の基本は

水平だ

そう考えると

セザンヌ 気になるし

どうして 分析的キュビズムから パピエコレに行ったのか  秘密を探らねば

   

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訂正

2010-09-19 17:40:12 | ただの記事

下の本はピカソの死後書かれたものだった

裁判になったのは

これより前に書かれた本だった

すんません

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下世話な話

2010-09-19 09:49:37 | ただの記事

フランソワーズ・ジローの書いているところによると

ピカソは

すごく凶暴 横暴な奴だ

親近感がわく

でも

こちらの知的レベルが低いのでよく理解しているとは思えないが

 

ともかく頑健な健康の持ち主だったピカソは

家人の病気は 存在を認めない

 

これって

私には親しい感覚だ

私の父がそうだった

母は自分の病気を養うのに手練手管

怒りを誘わないように工夫して 医者にもろくにかかれなかった

 

そういうお父さんって

いるんだ!

 

ジローの手練手管も 母を思い出してしまった

 

私は母の腎臓病が悪化した時

父の凶暴横暴に殺されると思って

自我の確立のために家出中だったが

食事療法の担当者になる!

家出を取りやめたんだった

うちのお父さんて  ピカソだったのね

 

すごく嫉妬深くて その嫉妬具合がもうおかしい

父はただの飲んだくれだったけれど

本当に親しい感覚だ

 

そういう父に育てられたから

私の中にもそういう  凶暴 横暴なところは  実はある

 

だからピカソが好きだったのかと思った

 

フランソワーズ・ジローの賢さにはびっくりだけれど

 

だから↓の本も  その前の本も出版を妨害するためにピカソは裁判を起こす

マティスとピカソ―芸術家の友情

そして裁判にはピカソが負けるの

ああ

おかしい

若い文才のあるジローに惚れたのが運のつき

というわけだ

ハハハ

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宗教

2010-09-19 07:01:22 | ただの記事

マチスのヴァンスのロザリオ礼拝堂のステンドグラスImg045

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

見に行きたいなあ

行けないだろうなあ

 

この仕事をマチスが引き受けたとき ピカソは なんだいお祈りをするのかい

というような言い方をして

苦々しい顔をしたみたいだ

 

私はヨーロッパの人は

キリスト教が生活に染みついているんだと思った

 

ピカソは共産党員だったし 宗教は麻薬だと思っていたかもしれないが

マチスも 「お祈りをするわけじゃない」という反応だったのにびっくり

宗教をめぐる政治的な背景を

芸術家たちは 進歩的な立場をとり

この仕事を引き受けるのはいかがなものか

という非難

 

そういうやり取りがあった

 

フランコ政権は宗教を利用して人民を抑圧し

ピカソはそれを激しく憎んでいたからでもあり

マチスは不可知論者だったそうで

ルオーのような敬虔な信者ならともかく

芸術界の長老 影響力の大きいマチスとしては

おかしいじゃないかというところだった

一方

ドミニコ修道会の神父さんは

芸術家を引き付けることで

それなりのもくろみもあったようだ

 

そんな背景があって作られたステンドグラス

ますます見たい

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