遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

大観展に行って来た

2008-03-03 19:01:28 | ブログ

20080303105411_2 うっかり、六本木で降りちゃった。六本木は変わってしまったよ。この方向天才怪しくなった。学生のときはアルバイトで通った道なのにわからない。でも、クローバーとアマンドを見つけてホッ。私の地図はお菓子屋さんで出来てるのよ。

大観の絵巻物が見たかったけれど

最終日で大変な混雑

覗き込み覗き込み見てきた

疲れた。

朦朧体の墨の絵が良かった。

墨の階調

こういう階調なのね大観は。

階調の美しさでは

ゴヤのようなシャープなドレミファソラシドが好きなのだけれど

大観は水蒸気の多い日本人のドレミファソラシド

そういう質感を味わった

水蒸気の多い階調でも

等伯のはシャープだ。

おかしかったのは海の絵

海を見てきて

海を描きたいものだから

この大家に向って文句たらたら。

(波の線がうるさいよ

とか

波立つときのリズムが違うだろう)とか

虚心に見せてくれるものを見れない。

変なの。

別のときに見ればまた別のものが見えるのよね。

おとといの若林奮、とか八木一夫とか、ピカソとか

見ると興奮してしまう。

それはなんだろう。

見せてくれるものにひどく反応してしまうんだよね。

こういうのってなんだろうね。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
一級の作品をご覧になると、芸術魂が反応するので... (kazuyoo60)
2008-03-03 21:43:40
同じものを見ても--、感動は一定ではないのは分かっていましたが。
kazuyoo60様 (遊工房)
2008-03-03 22:02:47
芸術魂なんて高級なものではなく
海月魂
大観は海の外にいるのですもの

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