遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

昔の話

2008-09-18 08:04:57 | ブログ

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Chiyo

夕べの会話  青私  茶色武蔵  牡丹色おばさん

「今日白い花が一杯咲いていたの

あれ、おそば?」

「あれはこぼれた種が咲いたのだよ

本格的にはこれから」

「霜が降りなければ実が黒くならないんだよ」

「じゃあ新そばはそれからか」

「昔は山の畑でそばを作っていたんだよ」

「それを、おうちで粉にするの?石臼で!」

「そうそうなんでも、家で粉にしたんだよ」

「石臼があれば、合い米を粉に挽いてお団子が作れるね!」

合い米は屑米で、おばさんが食べる人もいないから捨てるというので

もったいないともらったのですが食べきれないのです。

石臼で黄な粉も小麦粉も挽いた話を聞いてうっとり。

「そば打って食いたいなあ」

「おい、30万円くれ!石臼買って来てやる」

と、武蔵が手を出すので

「お願いお小遣い30万円頂戴」

と、私も手を出す。

だめだめ

石臼

この痛い手で挽けるわけ無いじゃん。

M 昔は                            雨が降って                      畑仕事が出来ないときは                    粉をひいたり                   俵を編んだり                  筵を織ったり                   仕事が一杯あったんだよ

筵って何にするの?

稲をこうやってこうやって

(とうみとかいろいろな道具のことを言われたが

頭に入りきらない)

綺麗なもみにするとな

筵を庭一面に敷いてな

そこに広げるの

土の上に広げるわけに行かないだろう?

それでここに広げて

くしの歯みたいなものが擦れ合う大きな道具で

ざらざらざらざら

玄米にして

天日に3日ほど干すんだって。

「昔はな、機械なんかないから

みんな家で、手作業でやったんだよ」

聞いてる私は

当然知っててよいことを知らないので

何回も同じ話を聞いても

新たに

「へえそうなんだァ」

ということがあるので

結構いいコンビの

我が家の会話です。

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10 コメント

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[E:sun]昔の話をそうして丁寧に聞いて差し上げる ... (P)
2008-09-18 08:57:32
碾き臼は覚えてるよ^^上に穴があいてて そこから大豆を入れながら グルグルまわして粉にしてた 思えば懐かしいわ~^どっかに今でもあるのかな^~?[E:sun]
P さん (遊工房)
2008-09-18 09:09:41
納屋を探してみる?買えば30万!
これはおばさんだからで
「そんなことも知らないのか!
東京モンは!」
って馬鹿にされると
こっちもフン!ッてなっちゃう。
実際知らないことが多いからいいのよ
家にも、石臼あるよ、玄関の庭に置いて飾ってある... (ゆすらうめ)
2008-09-18 10:51:03
憧れるね、挽きたての黄粉、そば
武蔵さんに挽いてもらえばいいよ~
買わなくても、使わないで持ってる人いるかもね。
ゆすらうめ 様 (遊工房)
2008-09-18 11:14:10
そうそう
骨董市とかで
うまく手に入るかもね
私なんか60万70万だかの
プロジェクター
手に入らないと諦めていたら
トラブルシューターさんが
たったの1万円で
手に入れてくれたの
世の中
諦めない、が肝心ね
電気の小さなミルがありますよ。それなら1万円もあ... (kazuyoo60)
2008-09-18 13:23:12
そのお米は、出来ればガラス瓶に保管してください。口はガムテープで密閉です。ペットボトルでも良いですが。
莚、もちろん知っています。農作業では今も使われていると思いますよ。
http://www.rakuten.co.jp/jism/581724/
http://www.coneco.net/list_spec/01804064/37198.html
家庭用製粉機もありますが、高いですね。時間さえ承知なら、ミルでも良いですよ。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B3%E3%83%A2%E7%A4%BE-%E5%AE%B6%E5%BA%AD%E7%94%A8%E7%A9%80%E7%89%A9%E8%A3%BD%E7%B2%89%E6%A9%9F-HIKIKI-%E3%83%92%E3%82%AD%E3%82%AD-%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%B3/dp/B00148ZXWW
kazuyoo60 様 (遊工房)
2008-09-18 14:03:47
ミルありますあります
まずはそれでね
餅草がまた出ているので
秋の草もちはどうよ
なんて言ってるのです
今日は。 (橋本衛(tukinowa))
2008-09-18 14:51:45
私5歳位の時、蓆を編みましたよ。
細い藁縄を作り、1.5m程の縦縄吊りに30本ほど垂らして、蓆の長さまで横縄を編む。一枚2時間ほどだと思いますが長い時間格闘した記憶があります。
手織りの織機も構造が良く似ています。
蓆より細かいだけや!と思いました。
子供の頃の根気は何処へ行ったか?六十路の思い出です。
石臼が今30万円ですか?惜しい事をしました。私の実家に有りました。黄粉やはったいの粉を挽かされました。
実家を処分した時に胡散霧消しました。豪華な旅行が出来たのに残念です。[E:weep]
またご訪問させて頂きます。
橋本衛(tukinowa)様 (遊工房)
2008-09-18 15:29:33
皆様、豊かな思い出をお持ちで
うらやましいです
石臼は
ここの家にも片割れはあったのですが・・・
石臼、とうみ、懐かしいなあ。 (hisa)
2008-09-19 10:28:04
でも、このオジサンの住むド田舎でも、もう見かけないよ。
博物館にお蔵入り。
第一、スイッチ・ポンの時代に、ゴ~リゴ~リと石臼なんか
回してらんないよ。非効率。
まあ、見世物的にちょっとやってるかもしれんけどね。

とうみ、というのは、地方によって名前が違うかもだが、細い竹製の
ちりとり状のもの(結構大きい)で、平らな面が薄くて、ウチワの原理?
で穀物などのこまかい殻を比重と風圧を利用して吹き飛ばし、実と
より分けるもの、と思う。熟練を要する。
昔の人は、それらの道具をうまく使うんだよね。まさに芸術。
hisa 様 (遊工房)
2008-09-19 14:57:20
さすがあ
詳しいなあ
団扇みたいなのがトウミかあ
箱みたいな機械があって
それは窯小屋にとってある
訳がわからないから
今度資料館みたいなところへ行ってみよう

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