とりさんから届いた箱にはいろいろ入ってました
この本もです
このケヤキは伐採されるところ
みんなの願いで
移植されることになって
空を飛んだのです
そのお話
移植された後 このケヤキは病気になりました
・・・
そもそも
私がとりさんのブログを読むようになったのは
わが田舎のケヤキの運命とかかわりがあるのです
わが田舎の庭にあったケヤキは
邪魔だと言われ
葉が落ちて迷惑だと言われ
台風が来て倒れてきたらどうしてくれるんだと言われ
追い詰められて
切ることになったのです
わがケヤキも
それは大きくて 遠くからも見えて
目印の木でしたが・・・
で
いよいよ切ることになったのですが
そう簡単に切れる代物ではなく
この木も分断されて 空を飛びました
わが家が立ってるところにいた檜も切られて分断されて
空を飛びました
それで
職人さんに 空師という言葉を教わり
検索の結果 とりさんのブログを読んで目を見張った
というわけです
これが切られる前の 我が家のケヤキ
細い木に見えるのは
描くものの腕がへぼだから
背丈に比べると こういうプロポーションだもん
と
まだ見かけにこだわってましたね
家と比べてみて
大きな木と
お分かりいただけるでしょうか
この木は
結局
おばさんの家になりました
伯父さんは
ケヤキは
切ったり
枝を払ったりしてはいけない
生まれたまま
そのまま
生やしておかないと
材としては使えなくなると 戒めたそうです
木が切られたとき
それをどうやって修復するのか
そこから黴菌が入っていくのか
それは
木を土に還す営みなのか
なんでも 人間の視点でものを考えるけれど
人間より長い時を生きる大木から
教わるものは大きいですね
それでも
何かしたいと思い
ヒダリマキガヤ
蒔いて 芽が出るのを
夢見ちゃうのです