遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

ケヤキの話

2011-02-17 14:34:56 | ただの記事

とりさんから届いた箱にはいろいろ入ってました

この本もです

Img413

このケヤキは伐採されるところ

みんなの願いで

移植されることになって

空を飛んだのです

 

そのお話

 

移植された後 このケヤキは病気になりました

 

・・・

そもそも

私がとりさんのブログを読むようになったのは

わが田舎のケヤキの運命とかかわりがあるのです

わが田舎の庭にあったケヤキは

邪魔だと言われ

葉が落ちて迷惑だと言われ

台風が来て倒れてきたらどうしてくれるんだと言われ

追い詰められて

切ることになったのです

 

わがケヤキも

それは大きくて 遠くからも見えて

目印の木でしたが・・・

 

いよいよ切ることになったのですが

そう簡単に切れる代物ではなく

この木も分断されて  空を飛びました

わが家が立ってるところにいた檜も切られて分断されて

空を飛びました

 

それで

職人さんに 空師という言葉を教わり

検索の結果 とりさんのブログを読んで目を見張った

というわけです

Keyaki

 

これが切られる前の 我が家のケヤキ

細い木に見えるのは

描くものの腕がへぼだから

背丈に比べると こういうプロポーションだもん

まだ見かけにこだわってましたね

Omimai  

家と比べてみて

大きな木と

お分かりいただけるでしょうか

 

この木は

結局

おばさんの家になりました

 

伯父さんは

ケヤキは

切ったり

枝を払ったりしてはいけない

生まれたまま

そのまま

生やしておかないと

材としては使えなくなると 戒めたそうです

木が切られたとき

それをどうやって修復するのか

そこから黴菌が入っていくのか

それは

木を土に還す営みなのか

 

なんでも  人間の視点でものを考えるけれど

人間より長い時を生きる大木から

教わるものは大きいですね

Hakkonn_r  

それでも

何かしたいと思い

 

ヒダリマキガヤ 

蒔いて 芽が出るのを

夢見ちゃうのです

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