遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

泉 鏡花

2009-03-21 06:15:09 | ブログ

白状すると

「湯島の白梅」とか「婦系図」とか

題名だけは知っていたけれど

内容は知らなかった

ケア施設の皆さんと歌を歌うと

♪ 湯島の白梅 ♪って好んで歌われる。

高齢者の方はみんな知っているお話なのね。

 

私って

若い!

 

夕べ入れた台本の最後に出てくる大事な人って

お話の中では真砂町の先生ということになっている。

 

このお話って

泉鏡花の結婚と尾崎紅葉をめぐる話が素材なのね!

検索したら

そんなの常識かア

 

泉鏡花は芸者と一緒になって

師匠の尾崎紅葉とトラブルになっている。

 

私は泉鏡花のお話を殆ど知らずにいたけれど

「外科室」というのを朗読コンサートで読んだことがある

(凄い冒険!)

考えてみると

あれも身分違いの悲恋の話。

 

高齢者たちが若い頃は

そういう悲恋が沢山あって

心に響いたに違いない。

 

出自が東京の庶民である私には

身分意識がかけらもなかったが

武蔵と結婚して見ると

姑の話にはけっこう沢山身分にまつわる話が出てきて

内心

(時代錯誤じゃん!)と思ったが

田舎に来て見ると

武蔵のおじいちゃんが

身分にこだわって縁組をするので

困ったことが起きた話を聞くにつけ

世間一般では

身分違いの悲恋というのは熱中される話だったのね。

 

それを方言を使って

笑い飛ばす話にする趣向というのも

また深いかも

 

Ki090226

昨日温泉に出かける直前に

テレビに

志の輔そっくりの狂言師が出ていて

思わず見ていたら

ハハ

志の輔だった。

志の輔 落語  in  Parco  とかいうの

面白!

狂言という表現形式を使って

笑い飛ばす時代風刺

もっと見たかったが

スイッチを切って

温泉へ!

でした

残念

コメント (7)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 東北弁で湯島の白梅 | トップ | 明日から一人旅 ♪ »

7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
私も知らないよ。 (hisa)
2009-03-21 10:04:15
「湯島の白梅」って、どんな梅干かな。
「婦系図」って、女性の指圧のツボかな、と思ったりしたもんだ。
ストーリーなんて、全然わからん。
知らないってことは、若いのかい?
ほんじゃあ、私も若いのかい?
hisa 様 (遊工房)
2009-03-21 10:43:58
あったりまえよう
70代なっか洟垂れだい!
山形もいいかもしれないけど 「茨城の方が~~お... (P)
2009-03-21 11:12:15
山形もいいかもしれないけど 「茨城の方が~~おもしろいんじゃねげ?」[E:parking](笑)
お若いです。はい。 (kazuyoo60)
2009-03-21 11:53:58
全部を知らなくても、分かれろ切れろ!のくだりだけは知ってます。パロディーも時々ありますし。
綺麗な蜂の巣模様です。志の輔さん、楽しかったでしょう。
[E:parking]様 (遊工房)
2009-03-21 13:55:59
茨城弁も難しい
考えてみると
私から見ると
おばさんも武蔵も
茨城弁に聞こえるけれど
東京暮らしが長かったから
茨城弁が下手になってるのよ
ダー様もよね
[E:heart]
志の輔さんの番組ご覧になったのですか?
この場面がさわりなのですね
hisaさんや遊さんが若いのなら私も若い内に入りま... (ナツ)
2009-03-21 16:10:15
身分意識の強い悲恋物語は(高齢者の若い頃?私も入るのね)ありました。
経験者の一人でございます。それ程昔ではないけれど戦後15年経ったころでも身分意識は田舎では強かったのです。
「湯島の白梅」から失恋話になってしまいましたが、今も宝物を持っているのです。
見せますね・・・
ナツ 様 (遊工房)
2009-03-21 16:15:22
そうそう
ここは若者クラブです
宝物
楽しみにしております

コメントを投稿

ブログ」カテゴリの最新記事