遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

ものの見方考え方

2014-04-21 20:06:04 | 絵画

絵は作るもんだの話から

多分わたしは大塚先生が意図したことと違う方向に行っているのかもしれない

昨日はデュフィ方式が早いかも

と思ってやってみたらそういう問題ではなかった

家に帰って武蔵に見せたら

思った通りの反応で

へ! 不満そうな顔!綿密に描かないと気に入らないんだろう!?

と馬鹿にしたように言ったら

大慌てで

いや

そんなことない

といって 頭を柔らかくして見てやらないと

と思ったみたいで

うん わかった なんて嘘言ってた

密度とか上手にとか っていう視点は多分とっても日本的なのだと思う

この間から 朝鮮の民族芸能のお面の魅力を考えているのだ

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最初のころは

なんでこうもワンパター―ンナお面?

と思って見たり

だいたいいろいろな表現がやたらパターン化されたものが多いなと思ってたのだが

逆に

日本のものってやたら緻密に緻密にという方向にって

これまた なんかなあ

とも思った

一生懸命作りましたよとか

緻密に精進しましたよとか

私が批判する

アリバイ証明みたいな

物事への取り組み方というのが

これまた日本的かもしれない

今度のお絵かき教室も

学習センターには子供を育てる視点が欠けていると言いながら

私だって 率直なところ

先生の指導を受けたらよい作品ができましたね

という結果  みたいなものに縛られるぞ

前に美術教育研究会のいろいろな会派でも

ある会派は 教師の指導力誇示みたいな取り組みで子供の発達という視点が抜けてる

という批判があったりしたが

そういう圧力

見せびらかし心理みたいなものって

考えてみれば

あちこちにあるなあ と思った

明日は打ち合わせだ

姿勢を正さないと

そういう風に流される

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