遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

被爆国の国民として恥ずかしい

2012-08-06 07:42:53 | 原発

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第二次大戦で二度の被爆をした国民として

世界から核兵器廃絶のための先進的な国民である使命があるだろう

でも 今の日本は

そういう使命とは全く逆の役割を果たしているのではないか

国民も子供も守らない国って

なんだよ

今日は八月六日だ

この日や 八月九日が 何の日か

今は 知らない人はいないと思うけれど

子供たちは知っているだろうか

10月21日は国際反戦デーだって 

私も忘れていた この日学徒動員壮行会が開かれた日だ

私のもう亡くなった古い友人は 学徒動員で戦地に送られ

向学心に燃えていた若者だったのに

勉強する機会を戦争に奪われた恨みから

無口でおとなしく 集合写真を撮るときは

シャッター押される瞬間にしゃがんで隠れちゃうような

そういう人だったのに 心ひそかに

反戦の闘士だったのでびっくりしたことがあった

確かめたら10.21 WIKIには 奇しくも

この日は学徒動員の・・・って書かれている

違うだろう

だからこの日が国際反戦デーになったんだよ

歴史から学んだはずの貴重な

風化させてはいけない経験が

今に生かされないようではいけない

久子さんの空襲と防空壕の話

お上の言うとおり
教条的に 空襲時防空壕に逃げ込んだら

蒸し焼きになると判断して

防空壕に入らず生き延びたとおっしゃる

お上というものが 本気で国民を守るために正しい情報を与えないのは

今もそっくりだ

生き延びるには 乏しい頭でも 精一杯知恵を働かせないといけない

あたしは もうだんだんぼけてきて よぼよぼしているし

先も見えているけどさ

若い人は 賢く育ってほしい

あほな話もよく出るけれど

でも素敵に逞しい若者もいる

信じて期待したい

上の絵は 山本節子さんという小学校1年で被爆した少女が

若くして亡くなったけれど

中一の時作文を書いて遺してくれて

今に伝えるお話を遺してくれている

それを電気紙芝居にした

一画面です

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