てんのうさまを見ないと
厄落としにならないから
見るんだと
おばさん
門まで出だしてきた。
椅子を持ってきたら
「けが人みたいだから
いらねえ」
って
奥に引っ込めたが
お神輿はなかなか来ない
で、結局
陰に隠れて座って待った。
心底
神様のご利益があると思ってるんだ
炊き出しのおにぎりいかが
と持ってきた人がいたから
夕飯済んでおなかいっぱいだからいらない
と
言ったら
叱られた
縁起物だから
食べなければいけないんだって
ミーハーな気分で
お祭り!
なんて喜んでるのではなく
特別
神様と仲のいい気分のようだ
子供が
引く山車
子供は
パラパラです
子供の神輿
大人の神輿
そうだわ
おみこしは
神様が乗ってるのよね
でも
私 神様と仲良かったことがないの
神様と仲良しってどういうのでしょう。神様は何でもは聞いて下さらないでしょう。
身近に神さまを感じないのです
信号機があったりして都会なのですね。
私の家に神輿がまわってくるときトラックに載せられてきます。
私のところは、田舎どころか山奥なのだと再認識しました。
西表島じゃないんだから
男鹿じんさんの家から
道を下ってくれば
やはり信号機はあるでしょう?
田んぼは
家のある集落より低地にまとってあります
よく里山というのは
ここらでは雑木林のことを言います
なにしろ
関東平野~~~~
おおむね
平地なのです
[E:heart]
花てぼ 様
畑に憧れがあるのね
お向かいの家は
広いお庭に広い前栽畑
その向こうにもう一軒家
その向こうに線路
日本一運賃が高いという噂の
常総線です
[E:heart]
ナツ 様
エプロン制服ね
それもサロンエプロン
私の母もサロンエプロンだった
母は叔母さんよりひとつ年上の江戸っ子だけれど
お姑さんは割烹着
それも
行事のときは白い割烹着
そういうものを買って来いと言われたときは
内心
マンガじゃないんだから
白い割烹着来た人見たことないし
売ってるかなあと思ったら
売ってた
割烹着
袖が汚れなくていいなあと
けっこう割烹着型の
エプロンをする私
絵の具だらけだけれど