昨日KINU洋画会の大塚先生の前の先生の遺作展の話が出た
KINU洋画会の物故会員の遺作展もやっていこうというのが
大塚先生の目論見なので
人は死んで10年もたてば忘れられるよ
だから10年経つ前に遺作展をやろうというのだ
で KINU洋画会は会場の一角に 一人づつ順番に
個展コーナーみたいなのを作るようになって
順番にやるんだが
20人以上会員が居て
全員やる前にどんどん死んじゃうなあ
という話になってさ
会長が 私に どうだい 小貫さんは
あと5年くらいは元気に絵をかけるかい?
というので 自信ないよ もう体中痛いから
もうダメ
と言いつつ
でもお絵描きは寝たきりになってもそれなりにやることがあって
いいよね
と言ったんだが
そうだよなあ みんな高齢者だからなあ
大塚先生の発想の個展コーナーだの
遺作展コーナーだの 追いつかないよなあ
KINU洋画会がお金持ちなら
倉庫を建てて ギャラリーを建てればいいのだがね
もちろんそんな費用は出ない
仲間が亡くなると
その家族は 絵も絵の道具もいらない
KINU洋画会の会員で何とかしてくれっているんだが
長生きすればするほど物故会員の絵もどっさり
自分の絵もどっさり
ちょっと
大変だな
絵が趣味というのも当人はいいが
はた迷惑な趣味だな
トボトボ