「風の絵師」以来
自分はお隣の国の絵を知らないなあと気になってた
しかし 日本人の絵師は中国や朝鮮の絵画を勉強してきたのだと分かった
右の絵は
上が昔は
北宋の
李公麟という人の絵だと言われたそうだが
実際はもっと後の時代の朝鮮のものらしい
↓が若冲の絵だ
現代の感覚だと
なんだ パクリか?
となるけれど
そもそも昔は絵のお勉強って
お手本をそっくりまねして描くのよね
驚くほどのことではない
宗達の犬の絵にそっくりの
犬の朝鮮の絵もあった
上の絵は
京都正伝寺にあるそうだ
正伝寺と言われても
私は山楽の水墨画しか思い浮かばないが
上の絵があるんだ
見に行きたい
若冲は見たんだな
この虎の絵
そっくりそのまんま
でも
表情はやはり 若冲だ
相国寺の坊さんが
若冲に中国の絵やら朝鮮の絵やら
見せて勉強させてあげたんだって
相国寺の美術館には
若冲の絵がどっさりある
印象に残ってるのはブドウの絵だが
そのオリジナルは朝鮮の絵だそうだ
そういう関係だったのか
ところで仰天するような楽しい虎の絵があるよ
19世紀朝鮮だ
朝鮮の民画という項にあった
民画って日本の絵も含め
それらの価値や美を見出して
世に広めたのは
柳宗悦氏だ
右の絵は
芹沢銈介美術館にあるそうだ
柳宗悦・芹沢銈介ともに
民芸運動のリーダーだ
(私 若者時代民芸協会関係のお店で
働いて
仕入部長さんの後をくっついて
いろいろ教わったのに
朝鮮の絵画と 日本の関係 考えたことがなかった
ああ 損した)
民画は 民芸館に行くといろいろ見られるかも
今度行こう!
で
↓見て!!!! これ朝鮮の文字絵
わい!
芹沢銈介氏の型染めのヒント
ここかあ!
→
芹沢銈介氏の文字絵の
風呂敷