今日は水彩画教室の日で
大塚先生の所属する水彩連盟展をみなで見に行った。
水溶性の絵の具で描いた洋画ということらしい。
私には油絵も日本画も水彩も材料が違うだけのような気がする。
巨木、壁と戸口のマチュエールに惹かれている人が多いのねという感じがした。
公募展の絵というのは、大きくて、全体としては緻密に描いてあるものが入選しやすいのだそうで
だから新しい人の絵が陳腐になってしまうのが心配だと先生はおっしゃる。
描いてる人は陳腐だなんて思って描いているんじゃないだろうに。
いろいろ見ている間に
ある女性の画家の話が出て
結婚してお姑さんと折り合いが悪くて
離婚した。絵なんか描くんじゃないといわれて
別れてから絵を描いてもいいよという人と再婚したって。
自分のことを自分じゃない人に決められるのは
耐えられないよなと思う。
現実生活に押しつぶされて絵をかけないというのとは違うものね。
帰りに
モディリアニ展も見てきた。 モジリアニ好きなのよ。ジュラール・フィリップも好きだし。
色が、色の階調が圧倒的にきれい。
絵の中にその人が繰り広げる世界があって
それをずっと見ていたい
そういう絵が私にとっては好きな絵なのです。
それで私のお姑さんは
田舎に行くことがないように心配してくれていたのだと思いますが
時代は確実に変わってきています