てんもく日記

ヒゲ親父が独特の感性で記録する日記。このブログがずっと未来に残るなら、子孫に体験と思いを伝えたい。

ブラオイラ#324(歴史異空間の若狭小浜編)

2019年06月01日 22時02分04秒 | 【ヒゲ親父】ブラオイラ
若狭の小浜はまるで京都の勝手口です。

日本海の小さな町は若狭の国小浜、
小浜は都であった京都と切っても切れない関係。

オイラのこの町の印象は、歴史深く、なんとなくミステリアスで、ちょっと不気味な印象を持つ町でした。


これまでも通過はあるけど、一度じっくりと散策したいと思っていました。
今日はそんな小浜へブラオイラ

朝早くにGO!
今日も暑くなるぞ~

手前に見えてきた陸橋は旧北国街道(わかる人はわかる

さぁて着きました。若狭の国小浜です。

小浜と言えば海ですね

人魚の浜にあるマーメイドテラスです。

小浜に伝わる伝説にこの人魚が深い関わりがあるのです。


釣りをしている方が多いですね。


今日の海は穏やかですねぇ。


今回はカミさんは来れなかったけど、
代わりに相棒の「いっぱち」号を連れてきました。

いっぱち?・・・一円パチンコでゲットしたから

では町をぶらつきます。



小浜で水揚げされた魚、特に多くの鯖(さば)が京都に運ばれたので、
その街道を鯖街道といわれます。

その起点がこのアーケード商店街、


まさにここです。

ここより京都へ鯖を運んだのでしょう。

町を走ってみよう。


この町は寺が多いですね。

階段を登って

ここはあの浅井三姉妹の次女お初の菩提寺です。(茶々、初、江でそれぞれ豊臣秀吉、京極高次、徳川秀忠の妻)

常高寺です。

前に線路あるんかい!


次行こ、次


大きな鳥居が出てきた。


そして今回オイラが来たかった場所の一つ。


空印寺にある八百比丘尼入定洞。

ここか・・・、

ここでひとつお話を、
若狭国のとある漁村の庄屋の家で、浜で拾ったという人魚の肉が振舞われた。村人たちは人魚の肉を食べれば永遠の命と若さが手に入ることは知っていたが、不気味なためこっそり話し合って食べた振りをして懐に入れ、帰り道に捨ててしまった。だが一人だけ話を聞いていなかった者がおり、それが八百比丘尼の父だった。
家に持ち帰った八百比丘尼の父は人魚の肉をこっそり隠して置いたのだが、それを娘が見つけ盗み食いしてしまったため、娘は十代の美しさを保ったまま何百年も生きることになった。
娘は結婚しても必ず夫に先立たれてしまい、そのうち父も年老いて死んでしまった。終いには村の人々に疎まれて尼となり、諸国を周って貧しい人々を助けたが最後には世を儚んで岩窟に消えたという。小浜市の「空印寺」にはこの比丘尼が入定したという洞窟が残されている。


ここにその洞窟があるのだ。


あれである。


海岸の人魚の像があったあの場所に説明板があり、
その昔、ジュゴンがこのあたりの浜に迷い込んだことから八百比丘尼伝承が伝わったのではと書いてあった。
あと想像するに、相当見た目の若い尼さんが、人から避けるように住んでいたりしたことから
いろいろ噂がたったりとかしたのかな・・、
いずれにしても、何かあったからこういう伝承が残るわけで・・・
オイラは大変興味ある話だなと昔から思っていました。



翼のテラス


あそこか・・・



駆逐艦榎慰霊碑。

米軍機の機雷に触雷し、駆逐艦榎(えのき)がこの前の海にて沈没する。
碑の左右にある二本の木は榎である。

そしてこの上にある展望台に向う。


ここだ。


上がってみると、


眺めがいいね。


この展望台、もうお分りの方もおられるでしょう。
(それについてはまた別記事にて・・・)


この下にある真珠浜が綺麗ですね。


下りてみよう。


きれいな浜。



小濱神社(小浜城址)へ


酒井忠勝が小浜藩主でした。





懐かしい「江」か


あっ石垣がある!


かっこいい!


そろそろ昼時だ、



若狭フィッシャーマンズ・ワーフ


ここから遊覧船も出てます。


食事はやっぱり

鯖(さば)ですよね、鯖膳1400円弱。
旨し

ここに置いてあったパンフ「若狭おばま路マップ」をゲットして見てみると、
興味ある場所がいっぱいあった。

まずは円照寺。モリアオガエル興味あるぞ

さっそく向おう!


もうすぐだ。

到着!


カエルは見れなかったけど、いいお寺でした。


この辺りの風景はいいんだよねぇ。

あの山を越えて京都へいくのか。

そして・・・・!

!!!
国宝三重塔とある

明通寺、こっこれは行かねば

到着
ドドドド
(はやる気持ち)


きたきたー


なんとも、


この明通寺、三重塔だけでなくこの本堂も国宝なのだ。


中に入り、お坊さんのお話を聞く。


そしてあれが国宝三重塔


かっこよすぎるでしょ。


ここ・・・


凄すぎます。

国宝が本堂と三重塔。
他に国指定重要文化財が4つあります。

さすがに格式が違います。


ちなみに北陸三県の国宝建造物はこの明通寺と富山の瑞龍寺です。
残念ながら石川県にはありません


いいもの拝見させていただきました。




最後に向ったのが、

鯖街道にある熊川宿です。


最初にお勉強。


知識習得を、

無料です

フムフム

京都につながる道は3つほどあったんだね。

鯖を京都に運ぶ、
小浜はまるで、京都の勝手口だ。

では熊川街道を相棒「いっぱち」と共に


いいね。


熊川番所。


おぉ!


横に流れる水がいいですね。


旧街道を走れて気持よかった~!


小浜は、伝説もあり、寺社も多く、歴史もあって興味深い町でした。
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コメント (2)
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