てんもく日記

ヒゲ親父が独特の感性で記録する日記。このブログがずっと未来に残るなら、子孫に体験と思いを伝えたい。

ブラオイラ#254(升形の惣構土居周辺編)

2018年03月24日 20時17分44秒 | 【ヒゲ親父】ブラオイラ
変なタイトルだが
数日前の北國新聞に、金沢城惣構の升形復元工事完成間近の記事を読み、
近く行きたいと思っていた。

では行くかい!


兼六園からこちらへ来ました。


おや?

極楽橋跡とある。

金沢城内にも極楽橋はあるけれど、
こちらは藩政期に東別院と西別院の間にあったとされる橋のことです。

そして、
出ました!


金石街道(旧宮越往還)沿いにあり


おぉ!

升形の土居である。

オイラは案内板を読み込むのだ


ほうほう


こういう形だったんだ。

升形で土居と堀と橋まであったんだね。


それを復元したんだね。

こういう復元は大事です。


いずれ惣構をぐるりと周るブラオイラをやりたいです。


さてこの周辺をブラつくかね。


この付近もお寺が多いんだよね。

金沢のお寺が集まっている場所と言えば卯辰山山麓寺院群、小立野寺院群、寺町寺院群の三か所が思いつくが、
この場所も東西の別院をはじめ、多くの寺院があります。

さっそく、

西福寺です。

中にこういう石柱があった。

へぇここに泉丘高校の前身である金沢一中があったんだ。
ちなみに泉丘高校は石川県では一番かしこい高校です。


南に向おう


ここ昔、視力回復センターなる場所ではなかったかなぁ・・・

オイラ小学生の頃、視力を回復させるがためにここまで自転車で通ってなんかしてたなぁ。

どんな治療法かというと、
なぜか老眼鏡をかけて
室内の一点を凝視する(当然ボヤ~としてほとんど見れない)
眼が疲れちゃうので目を閉じてしばらく休める、
それからまた老眼鏡をかけて・・・
それを三回ほど繰り返すんだ。
最後に先生から診察してもらい点眼液をさしてもらう。
(これを週一くらいで通っていたのだ・・・結局、視力回復したんだっけかなぁ?)


玉川図書館。ここには興味深い施設が併設されている。

赤レンガのいい造りです。


近世史料館です。


おっ今日はこういう企画を展示してるのか

加賀藩と京都。


おっ金沢城下図ですね。


あの升形土居はここですね。


史料館内は撮影NGでした。

資料ゲット


この場所をあとに鞍月用水沿いを歩く。


こういうのがあると全読みしてしまう。


ここには旧道の雰囲気があるね。





専光寺です。


へぇ~ここも千代尼にゆかりがあるのか。


大きい寺ですよ。


日航ホテルと全日空ホテル






・・・・!


別院通りに入ってきました。


たしかここには・・・


出ました駅前シネマ金沢唯一のピンク映画館です。

昔からありました。
中学生の頃にこの前を自転車で通る際はニヤニヤしたもんです

今の金沢では信じがたくよく残っているなぁと逆に感心します。
しかも付近は別院を中心に寺院が集まる厳粛な場所だし

それにしてもいったい誰が入るんだろう?
ネット社会の今日この頃この映画館の価値って何なんだろうと、
どうでもいいことを考えながらこの場をあとにした。


すごいお酒のお店だね。


象眼町

めずらしい名前だね。

東西の別院を見ていこう。


京都には、東本願寺と西本願寺がありますが、
金沢にも、東別院と西別院があります。

まずは西別院へ到着。


大きなお寺です。


すごいですね。


次に東別院。


工事中でした。残念


その前にある表参道は、

かって横安江町アーケード街でしたね。

野性の証明でもロケがあった場所。
オートバイ集団が走るシーンでした。

さてそろそろ帰るか


今日は気持ちい青空の下、たくさん歩きました。


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ブラオイラ#253(深緑と梅の兼六園編)

2018年03月24日 14時40分49秒 | 【ヒゲ親父】ブラオイラ
今日は気持ちいい晴天。

そうだ兼六園の梅、まだ見てなかったな。

ということで行ってまいりました。

いつものお気に入りのルートで。

鈴木大拙館の美術の小径から向います。


いつ来てもここは落ち着くなぁ。

本多の森を登ります。





北陸新幹線の色モデルとなった群青の間を見たくて一度入りたいんだけど

入館料800円は高過ぎる

成巽閣(せいそんかく)の群青の間と北陸新幹線


(拝借

だからオイラはその横にある石川県立伝統産業工芸館へ

無料さ

石川県は加賀藩時代から伝統産業が大変盛んで、
なんと36業種もあります。
全国的に有名なのは、加賀友禅、輪島塗、九谷焼、金沢箔(金箔)ですね。


ちなみに36業種とは・・・
加賀友禅、牛首紬、加賀繍(ぬい)、能登上布、金沢和傘、手捺染型彫刻(てなっせんかたちょうこく)、
九谷焼、輪島塗、山中漆器、金沢漆器、珠洲(すず)焼、大樋(おおひ)焼、茶の湯釜、金沢箔、和紙、桐工芸、
檜細工、加賀象嵌(ぞうがん)、金沢表具、竹細工、鶴来打刃物、金沢仏壇、七尾仏壇、美川仏壇、七尾和ろうそく
加賀毛針、加賀竿、郷土玩具、琴、三弦、太鼓、銅鑼、加賀獅子頭、加賀提灯、加賀水引細工、能登花火
です。

では、


これは加賀竿か、


こちらは金沢和傘



ずっと続いていってほしいものです。


では兼六園に入ります。


日本三名園の一つで
(オイラは圧倒的に兼六園が一番だと思っているんだが
兼六の意味は、広々としていれば(宏大)静かな奥深さはなく(幽邃)、人工的であれば(人力)古びた趣は少なくなる(蒼古)。また池や曲水や滝が多ければ(水泉)、遠くは眺められない(眺望)。
つまりそれぞれ相反する六つの景観(六勝)を兼ね備えているのはあり得ない。

辰巳用水の引込口。


今日は観光客が多い。

明治記念之標、蛇、蛙、蛞蝓(ナメクジ)の三すくみの石で有名です。

いいですねぇ。


これが水泉のすばらしさだね。


根上松


雁行橋


唐崎松


霞ヶ池と蓬莱島


卯辰山を望む眺望


結婚式で写真撮りかな


水の音がいいです。


かつてはここから、


石棺を通って金沢城に水を送っていました。


虹橋とことじ灯篭

兼六園のシンボル。

桂の木


歴史があるんです。


幽邃に


人力に

日本最古の噴水

蒼古に


この池の縁を、


親不知と呼びます。

旧北国街道やんけ。

宏大


そして梅林


きれいでした。


今の時期は、
葉と苔の深緑が映える兼六園でした。
桜が咲いたらまた来るよ。
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