あられが降りました 「やまない雨はない」 見ましたか

今朝は　あられが降りました～
車に乗ると　パラパラ　プチプチ音がするの






こんなの　初めて見たような気がします
それとも　今まで気がつかないだけだったのかしら






土曜日　テレビで「やまない雨はない」を見ました


「あなたの傘になりたい」　そうプロポーズして結婚した
お天気おじさんの倉嶋さんと泰子さんの夫婦愛のラブストーリーです
夫婦愛にもいろいろあると思いますが
結婚して間もなく二人とも結核に罹ってしまったり
子宮外妊娠で　子供が出来なくなってしまった　泰子さんは
多くの人に天気予報を聞いてもらって　元気になってもらいたいというのが夢でした
夢を育てるのは　子供を育てるのと同じだ　という倉嶋さん
二人は一心同体の夫婦になっていきます

倉嶋さんが　喉頭がんになって
キャスターの仕事が危ぶまれた時も
泰子さんは献身的に支えて　倉嶋さんは仕事に復帰することができました
それなのに
今度は泰子さんが末期がんになって　余命を20日間と宣告されてしまいます

あまりにも　短いのこされた時間に
こんなことがあるのかしらと驚いてしまいました
自覚症状はなかったのでしょうか
倉嶋さんの介護で　自分のことは後回しになってしまったのかもしれません

20日間という限られた時間の中で　
自分がいなくなった後も　倉嶋さんが一人で生きていけるようにと
モルヒネも我慢して痛みに耐えて　
倉嶋さんとコミュニケーションとっていた泰子さん
涙が止まりませんでした
倉嶋さんが73歳で康子さんは68歳だったそうです
でも　一人になってしまった喪失感から
うつ病になってしまいます　
やまない雨もあるのだろうかと思わせるほどの　どしゃぶりのような人生です

立ち直ることができたのは
公園で時々みかけていた少女とその家族　そこで働いていた家政婦さんでした
女の子は高校生になっていて　心の病気も経験していたのでした

精神科に入院している倉嶋さんに
こんなところにいたら駄目になる　といった仕事仲間の方
倉嶋さんは
もう少しここにいたい　そう答えていました

うつを経験をしたことのある人々とのかかわりは
病気を癒してくれるような気がします　同病相哀れむというのとは違います
一番よくないのは
強じんな神経の持ち主と超健康な人とのかかわりかもしれません
理解してもらうのは　無理みたいだし
傍にいるだけで　傷ついてしまいそうです

夫婦を演じた　渡瀬恒彦さんと黒木瞳さん
友人（東ちづるさん）や　家政婦さん（八千草薫さん）の人柄が素晴らしかったです

何よりうれしいのは
倉嶋さんが86歳で　お元気だということです



またね


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