恋心という名前のバラのお話

このバラの名前は恋心　ハイブリット・ティです　
ローズピンクの色がなんとも素敵


３年位前になります
私の運転で　バラ大好きの友達と　たくさんのイングリッシュローズを植えているガーデンに行きました
ほとんどＨ・Ｔが主流の私達には　かなりのショックでした
エヴリン　　スイート・ジュリエット　　ジェーン・オースチン
どれもこれも　微妙な色合いと綿菓子のようなふわふわした花びら
ほんとうに　素敵でした

帰りの車の中で黙りこくってしまった彼女
彼女の心境　よ～く理解できました
でも　私は花ならなんでも好きだから・・・

そして　彼女の家に着いて

この花もこの花もみ～んな要らない！　庭のバラを見てそういったのです
その中に　恋心もありました
しっとりした上質の絹を思わせる大輪の花びらと深いローズ色

こんないいバラ　要らないなんて　そんなこというと　枯れちゃうよ　と私


そして先日
我が家の恋心を見て　あれ 枯れちゃったの と彼女

あの時　私が言ったこと覚えてる？
あなた　要らないなんて言ったからじゃないの


我が家の　恋心とは　色も形も　雲泥の差があった完璧なバラだったのに・・・
私は　あの時の恋心があまりにもステキだったので　あの後　処分品を1000円で買ったのです
色はまあまあだけど　形がイマイチ

花っていうか　植物にも心があるってことかしら



夕食の時
夫に　この話をしました

ぐれてやる～！！　　バラがそういったんだよ　と夫

あまりにも　ピッタリだと思ったので　笑い転げてしまいました