ゆりぢるのお勝手ブログ

心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書き付けてゆきます。

乗り物酔い

2015-06-04 18:51:38 | 日記
子供の頃からやたらと乗り物酔いしやすく、大人になった今でも雨の日にたまにバスで通勤した時にちょっとメール確認で下を向いた拍子に気持ち悪くなってしまったりする。

とにかく、乗り物に乗ったら目線は顎より下にやってはいけない。一瞬で酔える自信がある。

特に酔ったのが子供の時の実家の車だ。乗って3分ぐらいで毎回酔っていた。
風邪を引いて医者にかかるのに、着いた時にはローゲーがプラスされており、よく母親が看護婦さんに「車に酔っただけです」と説明していた。

そんなに酔っぱらいなのに、子供の頃にはよく車で旅行に連れていかれ(こちらとしては連れてってもらってるありがたみは全くない)、
毎度毎度ウンザリした顔が写真に残されている。
そして母が毎回言うのだ。「もう!こんなに酔ってばっかりなら旅行なんて連れてこない!」と。
私だって行きたくない。行きたいなんて言ったことは一度もない。

酔い止めを飲んでもそれすら吐き出し、旅行の間中ローゲーの世話をしなければならないのに、何故毎回、しかも箱根の山道とか行くのか。何故磯臭い海沿いを走るのか。

カーフェリー乗り場に行くまでに既に酔い、船で酔い、行った先で更に酔い、一日中、11回も吐きまくり、あぜ道で寝転がってしまう中学生女子を旅行に連れて行くメリットがどこにあるというのだ。

それを推してまで旅行に行きたかったのか、母よ…

それなのに、学校の遠足などの観光バスでは酔ったことがない。よっぽど自家用車に車酔い装置でも付いていたのか、友達の前で醜態をさらすわけにはいかないというプライドが成すワザだったのかは分からない。

看護学生の時に、車椅子に乗って友達にあちこち押してもらって走り回って遊んでいたら、車椅子に酔った。
おちおち患者にもなっていられない。

長男がタクシーにちょっとハネられて救急車に乗ったとき、子供の心配と同時に「私、酔うんじゃね?」と一抹の不安が頭をよぎった。恥ずかしすぎる…付き添いの母が救急隊の手を煩わせる訳にはいかない。

なんだか、エチケット袋を準備したくなるような話ですみませんでした。

こんな体質じゃあ宇宙では戦えない。

(自宅のトイレタンクの上。)

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