ゆりぢるのお勝手ブログ

心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書き付けてゆきます。

お寺ブーム?

2015-09-14 21:10:00 | 日記
最近、TVで「ぶっ○ゃけ寺」なる番組がやっており、
お坊さんや、お寺が嫌いではないゆりぢるは
ついつい見てしまうのだが。

お坊さん、トレンドなのだろうか?

もともと大して興味などなかったのだが、
看護学校の1年の時に行事として
「座禅会」への参加が義務付けられており、
それを体験してから、お寺のなんか薄暗い感じと
それとは逆のキラッキラした感じ、
あと、お坊さんの規律正しい洗練された所作に
ズガーン!とやられてしまった。

だからと言って、普段から寺巡りをしたりしてるワケではないが、
「寺とか坊主の話なんてつまんねーよ」と
思ってる人がいたら
あーもったいない、という感じ。

お坊さん、説教が仕事なだけあって話が上手である。
人を惹きつける話し方、というのだろうか、
なんとなく聞き始めると、ついつい引き込まれてしまう。

難しい話を難しく話すことは誰にでも出来ると思うのだが、
難しい話をわかりやすく話すということは、
本当に内容を理解して、その相手に合わせた
言葉を選んで
何よりも「解ってもらおう」という気持ちで話さないと相手には伝わらない。

(これって、日ごろ病院で医師が患者さんに
病状だったり、手術の説明だったりを話す時にも通じることで、
難しい話を難しいままで話してくる医師は
大体禄なモンじゃないです)

おっと、話が逸れてしまった。
お寺の話である。

さて、お寺好きになったきっかけの座禅会、
Y市の中でもちょっと有名な大きな寺で執り行われた。

午前中は授業を受けて、午後から看護学生90人でLets go to the ○○寺。
その時は「めんどくせー」「かったりー」と文句タラタラ…

まずはお寺生活についてのオリエンテーション。
1)お寺の中でしゃべってはいけない場所があります。
それは、お堂の中、廊下、東司(トイレ)です。
2)お寺の中ではしゃべってはいけない時があります。
それは、座禅中、食事中、掃除中です。

→いつでもどこでもかい!

3)お寺の廊下のあちこちに仏様が祀ってあります。その前を通る時には仏様の方を向いて
合掌低頭(手を合わせてお辞儀)をして下さい。

他にも、座禅の作法はもちろんの事、歩く時の手の形だの、箸の持ち方、お椀の持ち方、
お経の本の持ち方…
んも~、作法だらけ。

警策(座禅中にバシッと叩かれるアレ)の受け方まで教えて下さった。
デモンストレーションでお坊さんにやってた警策は
ものすごい勢いで「バシッ!バシッ!!」と二発。
めんどくせーとか言ってた看護学生一同、
「なんで私達がこんな目に…」
言葉にならない言葉をお互いに交わしあう。

※言葉の読み方

東司(とうす)
合掌低頭(がっしょうていず)
警策(きょうさく)

もっと詳しく知りたい方は
「曹洞宗」で検索してみて下さい(笑)

いよいよ半日のお寺生活の始まり、始まり~。
続きは以下次号。

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