~夢

私語りメモ

まっくらやみのまっくろ

2017-09-28 20:00:00 | 絵本(幼低中高)


まっくらやみのまっくろ
ミロコマチコ
小学館
幼児~小学校中学年向け(4分)


タイトルと表紙のインパクトで 手に取った絵本

生命 大地 自然 沸き上がる力 ・・・
こんなイメージが 絵本全体を貫く

まっくろとは 何だろう?
その問の答えを 私自身 得られたのかどうか わからない

画の力 その言葉の力
子ども達が 手にとって欲しい
とは 思うけど
読み聞かせとしては・・・

むしろ その世界観を
大きなスクリーンで映して
音楽や 照明などで 演出したい
と 思う絵本

絵本をそのまま 伝えるという 意味では
かなり 離れてしまうけど・・・ 

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ぼくんちのねこまたフーじぃ

2017-09-24 20:00:00 | 絵本(幼低中高)


ぼくんちのねこまたフーじぃ
作 上野与志
絵 青山友美
ひさかたチャイルド
幼児~小学校高学年向け(6分)


おい おい おい
本当に それで いいのか?

い、いいとも

 ねこは ながいきしすぎると
 ねこまたという ようかいに なるそうだ。

ながねん ぼくんちに かわれている ねこのフー
本人談によると ねこまた に なったそうだ
そのしょうこに しっぽが ふたまたに わかれている

ということで ねこまた フーじぃの 大活躍の ものがたり

なんだけど・・・

この ものがたり どこに 行き着くんだろう?

と 思っていたら・・・

本当に それで いいのか?
まるで ドラ○もん と のび○くん じゃないか

ユーモラスな表情の 三頭身キャラの世界
ときどき(というか かなり)つっこみを いれながら
楽しみながら 読める絵本

低学年なら うけること 間違いなし
中~高学年なら 肩の力を抜きたいときに いいかな

本当に それで いいのか?
って 思ったけど
猫を飼ってはいないけど
フーじぃが いてくれたら・・・と
切に思ってしまった 私です




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ペペットのえかきさん

2017-09-21 20:00:00 | 絵本(幼低)


ペペットのえかきさん
リンダ・ラヴィン・ロディング 文
クレア・フレッチャー 絵
なかがわちひろ 訳
絵本塾出版
幼児~小学校低学年向け(6分)


芸術の都 パリ
それも 1920年代の

ジョゼットは パリのラッフェルトどおり 9ばんちに すむ 女の子
うさぎ の ぬいぐるみの ペペットと いつも いっしょ 

ジョゼットの いえには かぞくのえが かけてあって
ペペットの えも かいてもらおうと
いちばん じょうずな えかきさん さがしに
モンマルトルの ひろばに でかけます

いろいろな えかきさんに であって・・・

という訳で なんとなく ストーリーが 読めてしまうけど

絵って 何?
芸術って 何?

読み終えると 気づく
絵本の仕掛け と まるめがねさんの ことばの意味

絵って こういうものだよ
芸術って こういうものだよ

ずっと 語りかけている

芸術の秋
パリの雰囲気とともに
芸術好きの 子どもに 語りたい 絵本


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パリのエマ

2017-09-17 20:00:00 | 絵本(幼低中)


パリのエマ
クレール・フロッサール 文・絵
クリストフ・ユルバン 写真
木坂 涼 訳
福音館書店
幼児~小学校中学年向け(10分)


パリ どこへ行く? 何をする?

いとこのアメリの家をさがす すずめのエマ
エマといっしょに パリのまちの中を 行く

エマは すごい
ことばが つうじなくても
道行くひと(?)に さけられても 
めげない!
勉強しながら アメリの家を めざす

ある きっかけで
ことばのわかる しろねこエドワールに出会って・・・

『エマのたび』の 続編
パリに知人がいたら 
こんなところに 行くんだろうな
こんなこと するんだろうな

そんな 思い
ちょっと 観光客目線とは 違うパリ

読み聞かせも いいけど
読んだ後 地図を 開いて
もう一度 絵本の中のパリを 歩く

パリに 行きたいな 
 

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エマのたび

2017-09-14 20:00:00 | 絵本(幼低中)


エマのたび
クレール・フロッサール 文・絵
エティエンヌ・フロッサール 写真
木坂 涼 訳
福音館書店
幼児~小学校中学年向け(10分)


かわいい子には たびを させよ

って いうけれど
なかなか すずめのエマの おとうさんとおかあさん のようには いきません

エマは ニューヨークの セントラルパークに
おとうさんと おかあさんと いっしょに すんでいて
いままで セントラルパークの外に 出たことがない

はじめての たび で
うみを わたって しんせきのいる パリへ

わたしだったら 絶対 止めるだろうな・・・

いつかは こどもは すだって いくもの
エマを ぎゅっとだきしめて 送り出した おとうさんと おかあさん

ということで エマの ニューヨーク から パリに着くまでの
わくわく どきどきの たびが はじまるのだけど・・・

すっかり 親目線で読み始めてしまった 私は
エマが 約束の手紙を 書くまでの 時間の長さに
おとうさんとおかあさんの 心配顔を 想像してしまった

なんてのは 私の話

きっと 読み聞かせでは 子ども達は
エマの 出会いと 冒険に
ニューヨークの実写 と かわいい動物たちの絵の融合に
本の中に 入り込んで
エマといっしょに たびを するのだろう

楽しい 絵本です

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